カフェでスマホにくぎ付けの人を見かけるのは、珍しいことではない。 だがトロントで数年前から人気の“ある種”のカフェでは、そのような客を見ることはめったにいない。そのかわり、客たちは、楽しげに言葉を交わし合いながら、時に大爆笑し、そしてしきりにサイコロを振る。 トロントでは近年、「ボードゲーム・カフェ」がアツい人気を集めているのだ。 街の主だった通りには必ずと言っていいほど、昔ながらの「人生ゲーム」から、テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』をテーマにした最新のゲームまで、さまざまなボードゲームをとりそろえたカフェがある。 こうしたカフェが近年あまりにも増えたことから、トロントを代表する情報サイトが「ボードゲーム・カフェ、ベスト20」を発表したくらいだ。 米「ニューヨーク・タイムズ」紙によれば、このブームの火付け役となったのはフランス生まれのカナダ人のベン・カスタニ。 彼は幼いころパリで訪
![カナダのカフェがアツい! 3時間待ちの人気店で客を夢中にさせるものとは……](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4caee8d3517cdfb67ab8daad306fa4c4bce0f587/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcourrier.jp%2Fmedia%2F2016%2F03%2F09010119%2Fsnakes.jpg)