那覇空港第2滑走路=2020年3月 17日午前、那覇市の那覇空港を管理する大阪航空局那覇空港事務所に、管制から「自衛隊機が滑走路に誤侵入した」との報告が入った。 事務所によると、航空自衛隊所属のF15戦闘機が管制からの離陸許可が出ていないにもかかわらず、那覇空港の滑走路に進入した可能性があるという。この影響で、旅客機が着陸を取りやめたという。 現在、事務所が事実の詳細を確認しているが、国土交通省によると、重大インシデントには該当しないとみられるという。【琉球新報電子版】
11月20日、東京大学大学院の特任准教授で「AI開発会社」社長の男性が、ツイッターにて「私の会社は中国人は採用しません」などと差別発言をして批判が多く集りました。(現在、投稿は削除済み) 過去には、「AIが差別的な言葉を学習し、差別マシーンになる」というトラブルも発生し、「AIと差別」の危険性については度々指摘されていました。 そうした中で、AI開発会社の社長が差別発言です。あらためて私たち一人一人が「AIと差別」の構造、あるいは差別そのものについて考える必要が出てきています。 東大や取引先も批判声明 東京大学大学院の特任准教授の大澤昇平氏は11月20日、ツイッター上に「私の会社は中国人は採用しません」「そもそも中国人って時点で面接に呼びません。書類で落とします。」と投稿を重ねて、批判が集りました。 イラスト・小谷茶(こたにてぃー) しばらく挑発的な投稿を重ねた大澤氏でしたが、東京大学や関
【中部・那覇】しまくとぅば創作郷土劇「琉球ぬ座盛上人2018移民編」が2日、那覇市のぶんかテンブス館で開かれる。しまくとぅばの継承などに取り組む沖縄ハンズオン(北谷町)の子どもたちが中心になってつくる「沖縄ハンズオンユース倶楽部」のメンバーらが出演する。出演者らは7月26日、沖縄市の福祉文化プラザで稽古に励んだ。 稽古に励む沖縄ハンズオンユース倶楽部のメンバーら=7月26日、沖縄市の福祉文化プラザ 同劇は、琉球王国時代から現代までの沖縄の歴史や文化をしまくとぅばで演じる。ハワイの県系2世で米陸軍の通訳兵として沖縄戦で従軍した比嘉武二郎さんの体験や、家族の旅立ちを見送る沖縄民謡「だんじゅかりゆし」を題材に、ウチナーンチュのアイデンティティーを描いた。三線や太鼓などの楽器演奏も子どもたちが中心となって担う。 赤嶺龍風さん(21)は「教科書では学べない沖縄移民の歴史をひもときながら、海外のウチナ
車両6台の衝突事故が発生、北向け車線が通行止めとなった沖縄自動車道=2017年12月1日午前10時半ごろ、沖縄市知花 昨年12月1日に沖縄自動車道を走行中の米海兵隊曹長の男性が、意識不明の重体となった人身事故で、産経新聞が「曹長は日本人運転手を救出した後に事故に遭った」という内容の記事を掲載し、救出を報じない沖縄メディアを「報道機関を名乗る資格はない」などと批判した。しかし、米海兵隊は29日までに「(曹長は)救助行為はしていない」と本紙取材に回答し、県警も「救助の事実は確認されていない」としている。産経記事の内容は米軍から否定された格好だ。県警交通機動隊によると、産経新聞は事故後一度も同隊に取材していないという。産経新聞は事実確認が不十分なまま、誤った情報に基づいて沖縄メディアを批判した可能性が高い。産経新聞の高木桂一那覇支局長は「当時のしかるべき取材で得た情報に基づいて書いた」と答えた。
佐川急便をよそおったメールを送り、偽アプリを取り込むように指示をするスパムが広がっています。 これを受けて佐川急便は、注意喚起のお知らせを出しています。 佐川急便を装った迷惑メールにご注意ください また、警視庁サイバーセキュリティ対策本部もTwitterにて注意を呼びかけています。 【サイバー犯罪対策課】 ウイルスをダウンロードさせるメールが拡散中。件名は「[佐川急便] 請求内容確定のご案内」。 佐川急便の名前で「荷物が届きましたが、不在のため持ち帰りました。こちらより確認ください」とメッセージを送り、佐川急便の偽サイトに誘導し、さらに佐川急便の偽アプリを取り込ませる手口です。 偽アプリを取り込むと、スマートフォンが乗っ取られ、中のデータが抜き取られるというものです。 今回は佐川急便をよそおっていますが、今後違う企業をよそおうスパムが登場することが予想されるため、「仕組み」そのものを知って
42年前、それは何の前触れもなくやってきた。封書の差出人に「怪人21面相」とある。手紙を取り出すと破れた地図の一片がひらりと落ちた。「私は君たちのクリスマスプレゼントを盗んだ大泥棒、怪人21面相。地図の一部を持った子どもたちが、25日に君の家に集まる。プレゼントを取り戻せるチャンスはその時しかないゾ」 私は動揺を抑え、この一大事を妹弟に説明した。4歳と6歳の彼らはあんぐりと口を開けながら話を聞いていたが、事の重大さが分かると、放り投げていた自分たちの手紙をわしづかみに、母の元へ飛んで行った。母は、驚いた表情でかわるがわる私たちを見て、ならばその大切な紙切れをなくさないようにと言った。 クリスマスの日、紙切れを手に従妹(いとこ)や友達が次々に我が家にやってきた。15名ほどの子供探偵団の結成だ。まずは全員のピースをあわせて地図を完成する。そこには森、ガケ、滝、氷山の絵に「魔法の音の箱は正直者の
女性の活躍推進が注目される中、沖縄県女性就業・労働相談センターは「女性が働き続けられる職場づくり支援プログラム」を本年度実施した。妊娠から職場復帰後までの切れ目ない支援を掲げ、「モデルケース」に選ばれた企業や事業所計9社の取り組みは他へのヒントにもなりそうだ。(大城周子) プログラムの流れは▽50項目の質問に経営者・管理職と従業員の双方が回答▽回答を基に診断表を作成、課題を洗い出す▽社会保険労務士ら専門家のサポートを受けて計画を策定・実施-となる。仕事と子育てなど家庭生活を両立するための制度が不十分、情報の周知や問題共有ができていないなど、それぞれの課題に対して6月から11月まで実効性のある対策を進めた。 参加したのは前田産業(前田産業ホテルズ)、社会医療法人かりゆし会、アンカー商事、冒険王、社会福祉法人さくら会さくら保育園、沖縄子育て良品、レキオスソフト、うえざと木工、下地診療所の9企業
キリン福祉財団の助成先に選ばれた沖縄ハンズオンユース倶楽部の比嘉七星さん(中央)と関係者=14日、北谷町のちゃたんニライセンター 【北谷】キリン福祉財団による「キリン・子ども『力』応援事業」の贈呈式が14日、北谷町のちゃたんニライセンターで開かれた。沖縄県内からは、地域住民との交流活動をしている「沖縄ハンズオンユース倶楽部」が選ばれ、15万円が助成された。全国から55団体の応募があった。 財団は2008年から子どもたちが主体となって計画し、実施する活動に対して助成している。 沖縄ハンズオンユース倶楽部は沖縄市と浦添市、北谷町で、約50人が活動している。地域の清掃やあいさつ活動を通じ地域の高齢者や子どもが事件や事故に巻き込まれないためのパトロールを実施しており、助成金は今後、防犯マップ作成に活用される。 ユース倶楽部の比嘉七星さん(17)=コザ高3年=は「期待をプラスにして頑張りたい。同じ若
格安航空会社(LCC)のバニラ・エアを利用した車椅子の男性が今月5日、奄美空港(鹿児島県奄美市)で搭乗する際、「階段昇降をできない人は搭乗できない」と説明され、階段式のタラップを腕の力だけで、はうようにして上らされていたことが分かった。同社は男性に謝罪し、奄美空港で車椅子利用者が搭乗できる設備を整える。 大阪府豊中市の木島英登さん(44)で、高校時代にラグビーの練習中に背骨が折れて下半身不随となった。国内外のバリアフリー事例をホームページなどで紹介する「バリアフリー研究所」の代表。今月3〜5日、知人と奄美大島を旅行した。 木島さんによると、3日に関西国際空港での搭乗時、「奄美空港ではタラップを上り下りできない人は乗れない」と説明された。「同行者の手伝いで乗降する」と話して搭乗し、奄美空港では知人が木島さんを車椅子ごと担いで降りたという。 5日に奄美から関空行き航空機に搭乗する際、応対した空
ヘリパッドの建設作業とこれに反対する市民らの取材をしていた本紙記者らは、座り込みの排除の現場にカメラのレンズを向けている際、機動隊員に両腕を抱えられて強制的に移動させられ、車両と隊員らで囲われた道路脇のスペースに閉じ込められ、この間も続いていた排除の現場を取材することはできなかった。 午前10時25分、県道70号の高江橋で機動隊による強制排除が始まった。開始直後、機動隊員の1人は本紙記者に「プレスの方ですよね」と確認すると、その場から動かすことはしなかったが、対応は隊員によって違った。 市民が排除される様子を撮影していると、何の確認もないまま、後ろから羽交い締めにされた。2人の機動隊員に両腕をつかまれた記者は「やめてください」と声を出したが「移動してください」とさらに背中を押された。約40メートルほど移動させられた際、近くにいた小口幸人弁護士が「新報の記者だぞ」と大きな声で指摘。このタイミ
【名護】沖縄防衛局は米軍普天間飛行場の移設作業で名護市辺野古に設置した同局名護防衛事務所について、職員の増員と事務所の移転新設を検討し、地元と調整を進めていることが16日までに分かった。地元や防衛省関係者が明らかにした。事務所新設に向けて既に区内に用地を確保しており、早ければ本年度中にも着工予定という。 地元企業への建設業務のあっせん事業などを行うキャンプ・シュワブ・サポート(CSS)によると、移転先は辺野古区内の区有地。CSSが区から土地を借りて建物を発注し、防衛局が建物と土地の賃貸料を支払う方向で調整を進めている。 現在の名護防衛事務所は8人体制だが、防衛省関係者によると今後約50人ほどに増やす予定。 CSSによると、防衛局は2~3年前、現事務所が将来の職員増で手狭になるとして、移転する意向を示していた。さらに防衛局は2014年7月、新事務所の着工時期を15年8月中とする要望をCSSに
エンタメ “永遠の17歳”になってみてわかったこと 「つらい。」2015年4月16日 Tweet “永遠の17歳”井上喜久子さん(オフィスアネモネ提供) 「おいくつですか?」 と聞かれて、とっさに返答に詰まることが増えた。別に答えるのが嫌なわけではない。女性に年齢を尋ねるなんて失礼よ、とか気取ったことを言うつもりもない。ただ答えようにもぱっと年齢が出てこなくなってしまっただけなのです。つらい。30、あれ31になったんだっけ? えーっと今は2015年で誕生日まだ来てないから…とか計算してるうちに妙な間が空いて、質問した方が「あれ、聞いちゃいけなかったのかな」みたいな感じでおろおろしだして気まずい空気が漂ったりする。つらい。かといって「いくつに見えます?」みたいな逆質問ではぐらかすのもこっ恥ずかしいし、気を使ってやけに若い数字を出されたりした日にはそれこそ目も当てられない。というか、こっ
ことし初水揚げされたスク=8日午前9時半ごろ、南城市の奥武島 【南城】旧暦6月1日にあたる8日、南城市の奥武島近海でスク(アイゴの稚魚)の収穫があった。体長約3~4センチの銀色に輝くスクの収穫に島は沸いた。 スクの収穫は旧暦6月1日と7月1日の前後数日間しか行われず、漁民や島民からは「海からのボーナス」とも呼ばれるほど貴重なものとなっている。 午前9時半ごろ、最初の船が漁から戻り、約15キロのスクを持ち帰ってきた。奥武漁港ではスクが次々と水揚げされると、島の女性らは仕分け作業に追われていた。 【琉球新報電子版】 英文へ→Summer bonus from the sea for Ojima Islanders
社会 「慰霊祭利用された」 遺族会、署名を拒否 尖閣上陸2012年8月21日 Tweet 「慰霊祭を利用して上陸したとしか思えない」と語る慶田城用武尖閣列島戦時遭難者遺族会会長=20日、石垣市内の自宅 【石垣】尖閣列島戦時遭難者遺族会の慶田城用武会長(69)は20日、琉球新報の取材に応じ「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の山谷えり子会長(自民党参院議員)から洋上慰霊祭を目的とした上陸許可申請に署名を求められ、拒否したことを明かした。慶田城会長は「遺族会の気持ちを踏みにじり、慰霊祭を利用して上陸したとしか思えない」と話し、議連の洋上慰霊祭や地方議員らの魚釣島上陸を厳しく批判した。 慶田城会長によると、約10日前に領土議連の山谷会長から電話があり、政府に提出する上陸許可申請への署名を求められた。慶田城会長は「領土を守るという議連の考えと、み霊を慰めるとの遺族会の考えに違いがある」と、
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