座標: 北緯24度8分0.96秒 東経120度36分35.17秒 / 北緯24.1336000度 東経120.6097694度 作者の黄永阜 壁画アート制作過程の彩虹眷村の様子(2009年当時) ランタンでライトアップされた彩虹眷村 彩虹眷村(さいこうけんそん)とは、台湾の台中市にある芸術公園。彩虹村、彩虹芸術公園、あるいはレインボー・ビレッジとも呼ばれる。 彩虹眷村は、もともとは国共内戦で行き場をなくした大陸出身の兵士とその家族のために、1960年頃に作られた集住地域(眷村)の一つであった。2000年前後に、地域一帯は再開発のため取り壊される計画がたてられたが、最後まで居住していた香港出身の中華民国国軍の退役軍人、黄永阜が2008年のある日、村内の壁や地面一面に絵を描き始め、その壁画がアートとして注目を集めて保存運動がおこり、彩虹芸術公園として眷村一帯が保存されることになった[1]。
