制御不能になっていると見られる中国の宇宙ステーションの実験機は、日本時間の1日夜から2日中に大気圏に再突入する見通しで、燃え残った破片が地球に落下するおそれがあるとして、世界各地の宇宙機関や団体が、監視を続けています。 中国で有人宇宙飛行プロジェクトを進める機関によりますと、天宮1号は、1日午前の時点では平均高度167.6キロの軌道にあるとしたうえで、2日に大気圏に再突入する見通しだとしています。 また、ESA=ヨーロッパ宇宙機関は、日本時間の1日夜から2日中に、大気圏に再突入する見通しだとし、天宮1号を監視しているアメリカの団体は、日本時間の2日午前4時から午後6時の間に再突入するとしています。 「天宮1号」は、全長およそ10メートル、重さ8.5トンで、大きさは大型バス並みです。ESAによりますと、再突入の際、ほとんどは燃え尽きますが、燃え残った破片が地球に落下する可能性があるということ
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