【ワシントン共同】英科学誌ネイチャーは、米国の科学者を対象にした調査で、回答した約1600人の75%が欧州やカナダなどへの出国を検討しているとの結果を公表した。トランプ政権が政府支出削減策の一環として、研究費や科学者を含む連邦職員の削減を強引に進めていることが背景にある。若手ほど割合が高く、将来に不安を抱く実態が明らかになった。

【ワシントン共同】英科学誌ネイチャーは、米国の科学者を対象にした調査で、回答した約1600人の75%が欧州やカナダなどへの出国を検討しているとの結果を公表した。トランプ政権が政府支出削減策の一環として、研究費や科学者を含む連邦職員の削減を強引に進めていることが背景にある。若手ほど割合が高く、将来に不安を抱く実態が明らかになった。
もしこの事件が起きなければ、西洋が世界を牛耳ることもなかったかもしれない。世界中で侵略を重ね、各地に植民地をもち、科学技術を発展させ、今も世界をリードし続ける存在にはなれなかったかもしれない。この事件が西洋を目覚めさせ、世界最強の地域に変貌させることになった。それが十字軍。 十字軍が起きる前、西洋は世界でもとびきり技術が遅れていた地域だった。というと、不思議に思われる人もいるかもしれない。西洋は古代ギリシャ・古代ローマ帝国の時代から、世界最先端地域だったはずではないか、と。ところが中世ヨーロッパは、一時、石器時代にまで技術が後退していたといわれる(※技術を残した地域もある)。 確かに古代ローマ帝国が健在だった頃は、世界最先端地域だった。ところが4世紀にゲルマン人の大移動が起きて、帝国が崩壊すると、あれよあれよと文明も技術も失われてしまった。「連鎖倒産」が起きたからだ。 ゲルマン人達はローマ
デンマークのシルケボー近くの泥炭地で発見されたトーロンマンの穏やかな死に顔の裏には、約2000年前の暴力的な死因が隠されている。同じ泥炭地の中で保存されていた革紐は、彼が絞殺されてから湿地に投げ込まれたことを示唆している。(ROBERT CLARK/NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 1640年にドイツのホルシュタイン地方で初めて発見されて以来、まるで生きているかのようなヨーロッパの「湿地遺体」は人々を魅了し続けてきた。アイルランド、英国、ドイツ、オランダ、ポーランド、スカンジナビア、バルト三国から、これまでに約2000体を超える湿地遺体が発見されている。だが、2023年1月10日付けで考古学の学術誌「Antiquity」に発表された画期的な論文は、この数字は控えめで、実際の数ははるかに多いかもしれないと推定している。 湿地遺体は私たちに、遠い過去と
イエスの磔刑(たっけい)を命じたローマ総督ポンテオ・ピラトが手を洗う様子が描かれた14世紀初頭の絵画。中世の人々は不潔だったというのは、よくある誤解だ。実際には、彼らは頻繁に入浴し、ここに描かれているような手洗いの儀式を行っていた。(PHOTOGRAPH BY DEAGOSTINI, GETTY IMAGES) それは革新、哲学、そして伝説的な芸術作品の時代だった。中世ヨーロッパ(およそ西暦500〜1500年)の真実を知れば、驚く人も多いのではないだろうか。 ルネサンスとそれに続く啓蒙思想が登場する前の時期は、一般にヨーロッパの「暗黒時代」だと認識されている。後進的で、汚らしい身なりをしていて、原始的な技術しか持たず、ひどい迷信に囚われていた残酷な人々の時代、というわけだ。 しかし、実際の「暗黒時代」は、そうした認識とは程遠い世界だった。この記事では、中世についてのよくある誤解を4つ紹介す
Rootport🔥 @rootport 「カラスが賢すぎるエピソード」で好きなのは、ヨーロッパでは「煙草の吸い殻を入れるとエサの出るマシン」を使ってカラスにゴミ拾いさせる実験がたびたび行われていること。ヒトにポイ捨てしないことを覚えさせるよりも、カラスにゴミ拾いを覚えさせるほうが早いらしい。 2023-01-19 19:13:46 Rootport🔥 @rootport 「カラスが吸い殻を誤飲したら可哀想!」 「カラスは賢いから誤飲しないんだよ、たぶん」 「絶対にしないと言える?」 「そりゃまあ、万物の霊長たる人類でも『高層ビルの屋上で片足立ちしてセルフィーを撮る』とか『密室でスプレー缶に穴を開ける』みたいな自殺行為をする個体はいるわけで…」 2023-01-19 19:17:53
「中世ヨーロッパ」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。「疫病と飢饉」、「魔女狩り」、「異端審問」……。代表的なものを挙げたが、いずれにせよ、西ローマ帝国が滅んだ5世紀末からの約1000年間に明るく進歩的な印象を抱く人は少ないだろう。 だが著者は、そうしたネガティブなイメージはここ200年ほどの間に私たちに植え付けられた誤解だと説く。本書には、中世に関する11の「フィクション」が登場する。多くの人は、どれも一度は耳にしたことがあるはずだ。 中世の人々は地球が平らだと思っていた。風呂にも入らず、暮らしは不潔で腐った肉も平気で食べた。教会は科学を敵視し、今では誰も疑うことのない説も教会の権威によって迫害され続けた。何の罪もない女性たちが何万人も魔女として火あぶりにされた。 これらの説は、文化上構築された「中世」にすぎず、前世紀までに歴史学の専門家によって否定されている。だが、今でも大きな顔をして
長く謎とされてきたヨーロッパウナギの産卵場所として、大西洋の海底山脈付近と推定されるとした研究結果を海洋研究開発機構などの国際研究チームが公表し、今後、資源管理に役立つ可能性があるとして注目されています。 ヨーロッパに生息するヨーロッパウナギは、国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定され、北大西洋のサルガッソー海で産卵していると考えられていましたが、調査で卵や成熟したウナギは発見されず、産卵場所の特定はできていませんでした。 海洋研究開発機構やフランスの研究機関などはニホンウナギの産卵場所が太平洋の海底山脈の周辺で、水温と塩分が急激に変化する海域であることに注目して、大西洋でも同じようなところを探しました。 すると、大西洋中央海嶺という海底山脈の付近で、水温と塩分が急激に変化する海域が存在することを発見しました。 その海域は、サルガッソー海から東へ数百キロほど離れていて、海流データを使ったシ
LH2 @LH2NHI えええ、ヨーロッパのガリレオ全地球測位システムに大規模障害? GSAT0201・GSAT0202衛星はテスト中、それ以外の24機すべての衛星が「SERVICE OUTAGE」「NOT USABLE」… twitter.com/LaunchStuff/st… 2019-07-14 21:14:32 LaunchStuff @LaunchStuff And now, a quick look at the European GNSS, Galileo. That has a price tag of ~10 billion euros. ..... UHHHHH........ ....... ℹ:gsc-europa.eu/system-status/… pic.twitter.com/3aAmz0Rv1L 2019-07-14 20:57:28
2018年のノルウェー漁業は絶好調で、最高の一年でした。今年も勢いは続いており、2019年の1月の輸出金額は昨年比で13%も増えています。 https://www.undercurrentnews.com/2019/02/06/norway-kicks-off-2019-with-new-record-month/ とはいえ、全てが順調というわけではありません。今日は、「ノルウェーサバが獲りすぎで国際認証停止」というニュースについて解説をします。 資源管理の優等生とされてきたノルウェーサバに待ったの声がかかった。持続的に利用されている水産資源を評価する海洋管理協議会(MSC)は1月31日付で、ノルウェーを含む北東大西洋8カ国にまたがる4つのサバ漁業に対し、認証を一時停止すると発表した。資源量に対し、漁獲量が過剰で“獲りすぎ”と判断したため。日本のスーパーが扱うサバのうち7割がノルウェー産と
中世ラテン世界の宇宙観、すなわち当時の自然科学に関する認識を知る手がかりとして『天球について』という本があります。この本は、長い間自然科学を学ぶ学生の教科書として親しまれてきました。三村先生は、膨大なアラビア語の文献を調査して、この本の真の著者を発見しました。 Mimura, Taro. The Arabic Original of (ps.) Māshā’allāh’s Liber de orbe: its date and authorship. The British Journal for the History of Science. 2015, vol.48, no.2, p.321-352. 中世ラテン世界にアリストテレス自然学とそれに基づく宇宙観を伝えた最初期のラテン語作品として、中東地域を支配したアッバース朝(750-1258)の宮廷占星術師マーシャーアッラーフ(800年
この画像を大きなサイズで見る 錬金術とはただの金属を金(貴金属)に変える試みのことだ。また永遠の命をもたらす「賢者の石」の作成も目的の1つであった。 古代ギリシアのアリストテレスらは、万物は火、気、水、土の四大元素から構成されていると考えた。だとすれば金属を黄金に変成することも可能だと考えた。 これに成功した者は誰一人としていないが、錬金術師の試行錯誤で、硫酸・硝酸・塩酸などの化学薬品が発見され、現代化学へといたる扉を開くことになった。古代から中世に存在する錬金術師はある意味科学の先駆者のようなものだ。 ハリーポッターでおなじみの伝説の錬金術師、ニコラ・フラメルをはじめ、著名な錬金術師はほとんど男性であるが、時代を先取りし、傑出した業績を残した女性の錬金術師も数多く存在する。 ここでは、歴史上忘れられた存在ではあるが、錬金術および科学に深い関心を持ち、情熱を傾けた10人の女性を見ていくこと
我々はなぜ芸術に心惹かれるのだろうか。人間の心が脳の活動から生まれているのは間違いないが、芸術作品を鑑賞する時、我々の脳の中では何が起きているのだろうか。 本書の表紙にもなっているクリムト(1862-1918年)の『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』の背景に溶け込んでいる人物の輪郭が分かるのはなぜか。ココシュ(1886-1980年)やシーレ(1890-1918年)の肖像画を観ると激しい情動的な反応が起きるのはなぜか。『モナ・リザ』の微笑みが神秘的に見えるのはなぜか。フェルメールの『音楽の稽古』で楽器を弾いている女性が誰に関心を持っているか分かるのは一体なぜなのか。 21世紀の科学における最大の課題のひとつが、人の心を生物学的に解明することである。そして、この難問を解く手掛かりが見えてきたのは、心の科学である認知心理学が、脳の科学である神経科学と融合した20世紀後半以降のことである。
世に渋い趣味は数あれど、極めつきの渋いやつとなると、「掃苔」ではないだろうか。「掃苔」は「そうたい」と読む。苔を掃除する。つまりは墓参りのことである。 何を隠そうぼくも掃苔愛好者だ。特にお気に入りは青山墓地で、これからの新緑の季節は特に気持ちがいい。職場のホワイトボードに「打ち合わせ 青山」などと書いて外出しているときは、ほぼ例外なく仕事をサボって青山墓地を散歩しているなんてことは、絶対に会社には知られてはならない秘密である。 だが、本書の著者に「墓参りがご趣味ですか?」などと訊くと、きっと怒られてしまうだろう。物理学者の著者にとって、世界を変えた物理学者の墓を訪ねることは、偉大なる先人の魂を少しでも身近に感じるための神聖な行為なのだ。 著者の墓参りは、観光ついでにちょっと立ち寄るなんて生易しいものではない。それはまず入念な下調べからスタートする。というのも、ヨーロッパの墓地はとてつもなく
欧州の「全脳シミュレーション計画」が広げた大風呂敷と、その誤算 ~スパコンによる再現はやはり不可能なのか 人間の脳の全容を解明し、それをスパコン上で再現(シミュレート)しようとする欧州の「ヒューマン・ブレイン・プロジェクト」が暗礁に乗り上げている。 ●"Why the Human Brain Project Went Wrong--and How to Fix It" SCIENTIFIC AMERICAN, Sep 15, 2015 この巨大プロジェクトの目的は「認知症」など神経疾患の治療法をはじめ、強力なAI(人工知能)や、脳型プロセッサーを搭載した次世代ロボットなど超先端技術を開発することだ。 しかし総額12億ユーロ(約1,800億円)もの巨額予算を受けながら、ヒューマン・ブレイン・プロジェクトは「その開始から2年が経っても、ほとんど何の成果もあげていない」として厳しい批判に晒されて
ハンガリー ハンガリー人宇宙人説(ハンガリーじんうちゅうじんせつ)とは、ハンガリー人は地球以外の星(特に火星)から来た宇宙人であるというジョーク。 はるか昔、異星人たちは宇宙船に乗って地球を訪れ、現在のハンガリー領に着陸した。しかし当時、ヨーロッパに住んでいた諸部族は野蛮であったため、自分たちが他の星から来たよそ者だということが知られると、殺害される恐れがあった。そのため彼らは自らの出自を隠し、地球人としてふるまい、地球人そっくりに生活するようになった[1][2]。 この説が生まれたのは、第二次世界大戦中のロスアラモスだと考えられている[3]。当時は、エドワード・テラー、ユージン・ウィグナー、レオ・シラード、ジョン・フォン・ノイマンといった、ハンガリー生まれの優秀な科学者が多数存在した[4](上記4名は、ブダペストの同じ街区の生まれである[5])。そのため、彼らの人並み外れた知能から、ブダ
ESA=ヨーロッパ宇宙機関の小型探査機が着陸に成功したすい星は、その表面が氷点下170度の硬い氷で作られていることが分かり、地球上の水や生命の始まりを解明するうえでの手がかりになるのか注目されます。 ESAが2004年に打ち上げた無人のすい星探査機「ロゼッタ」は、すい星の表面で探査を行う小型探査機「フィラエ」を放ち、「フィラエ」は今月12日、世界で初めてとなるすい星への着陸に成功しました。 ESAとともに探査機の制御や科学的な分析を行っているドイツ航空宇宙センターは18日、「フィラエ」の電源が切れる前に集めたデータを分析した結果、すい星の表面が氷点下170度の極めて硬い氷で作られていることが分かったと発表しました。 また、氷は厚さ10センチから20センチほどのほこりのようなものでおおわれていて、ほこりの一部は氷の中に混ざり込んでいるとみられるということです。 すい星の表面からは、有機物が検
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