■Wired Visionの7月9日のエントリーに「『英語式語順は、自然な思考の順番に反する』研究結果」という紹介文がある。これはPNASに載ったGoldin-Meadowの研究を紹介したものだが、実際はタイトルほどの内容ではないようである。簡単に言うと、「SVO型の言語を話す人であっても、身ぶり手ぶりでコミュニケーションを取るよう求めると、主語、目的語、動詞の順番で意志を伝えた」ということであって、Goldin-Meadowは、だから「SVO型言語を話す人は、思考を人間の直観にやや反する言語パターンに変えるので、認識面でわずかなストレスを常に感じているのかもしれない」と言っているだけだ。New Scienceの紹介記事はもっとすごくて、Charades reveals a universal sentence structureというタイトルだ。これはおだやかではない。記事の後半に行くと