安倍政権は歴史を語るべきではない: Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜を読みました。 う〜ん、なんだかな〜。というのが第一印象です。 話の大きなつくりとしては同感なのです。歴史問題に関し、中国や韓国は、自分のためにそれをカードとして使う誘因があり、したがって、どんなに理と意を尽くしても、彼らがそれを使わなくなることは、ない。それが無理筋だとわかっていても使うでしょう。だから、第三者である他の国が、その歴史カードを無効なものだと思ってくれるようにしなければならない。 その大筋の論理構成は、私も正しいと思っています。 でも、そのための手段について、単なる沈黙・黙殺と、中国の威圧的な行動を待つだけでは、足りないんですよ、と私は考えます。歴史問題カードが無効であると第三者に考えてもらうためには、彼らに「歴史問題は一定のけりがついた話なのだ」と考えてもらう必要があります。終わってない話だから