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ブックマーク / bitecho.me (31)

  • アニッシュ・カプーアが反トランプ作品を発表、追随呼びかける

    現代アーティストのアニッシュ・カプーアは、アメリカのドナルド・トランプ大統領によるイラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンからの移民排斥政策に反対するため、《I Like America and America Doesn't Like Me》と題した作品を発表した。  2015年にはアイ・ウェイウェイとともに、欧州各国の難民政策を批判するパフォーマンスをロンドンで行ったカプーア。作は、ヨーゼフ・ボイス(1921〜1986)が74年の初渡米の際に発表した《I Like America and America Likes Me》(私はアメリカが好き、アメリカは私が好き)のポスターを引用したもの。同作でボイスは、ニューヨークのルネ・ブロック画廊で5日間をコヨーテと過ごした以外、アメリカの街や人々を一切見ずに帰国するというパフォーマンスを行った。 ヨーゼフ・ボイス《 I L

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  • 樂家450年の名碗が集結!「茶碗の中の宇宙」が京都・東京で

    ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で約19万人を動員、約450年の歴史を持つ日の伝統的な陶芸「樂焼」の名碗が揃う大規模な展覧会「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が京都と東京の国立近代美術館で開催される。樂家初代長次郎や阿弥光悦の作品など、重要文化財が一挙に公開される。  「樂焼」とは、安土桃山時代に樂家初代長次郎によって始まり、轆轤(ろくろ)や型を使用せず、手とへらだけで成形された陶器。その技法は「手捏(てづく)ね」と呼ばれ、わずかな歪みや厚みを特徴とし、侘び茶の思想を強く反映した造形から、多くの茶人に愛用されてきた。 展では、初代長次郎や江戸時代の奇才・阿弥光悦の作品など、重要文化財がかつてない規模で勢揃いする。今回メインとなる初代長次郎《黒樂茶碗 銘 大黒》(16世紀)は、千利休の侘び茶の真髄を表し、長次郎

    樂家450年の名碗が集結!「茶碗の中の宇宙」が京都・東京で
  • 世界初! アートと文化専用のドメイン「.ART」誕生

    世界初の、アート界向けに開発されたドメイン「.ART」が誕生、世界各国の美術館や財団が先駆けて導入することがわかった。 「.ART」を先駆けて導入するのは、ポンピドゥー・センター、バイエラー財団、カルティエ財団現代美術館、グッゲンハイム美術館、ハウザー&ワース・ロンドン、ロサンジェルス・カウンティ美術館、イタリア国立21世紀美術館、テート・ギャラリーなど。既存のウェブサイトを「.ART」に完全に移行ないしは統合したり、アーティストやコレクションから独自のコンテンツを紹介する新しい専用ウェブサイトを立ち上げたりする。 「.ART」の創設者、ウルビ・カシモフは「われわれの使命は、世界のアート界の文化的遺産を保存することである。われわれは、世界中の尊敬されている多数の組織がアート界とインターネットとの関係を変革し、そのブランド遺産をオンライン上で保護することを支援するという『.ART』のビジョン

    世界初! アートと文化専用のドメイン「.ART」誕生
    laislanopira
    laislanopira 2016/11/29
    .museumはどうなった
  • 日本初! 奇想の画家・アルチンボルド展、17年夏開催へ

    2017年6月より、「アルチンボルド展」が東京・上野の国立西洋美術館で開催されることが発表された。アルチンボルドに焦点を当てた展覧会は日では初となる。  ジュゼッペ・アルチンボルドは、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家。マニエリスムを代表する画家のひとりだが、なによりも果物や野菜、魚や書物といったモチーフの数々を組み合わせた、寓意的な肖像画の数々によって広く知られており、その作品はルーヴル美術館やウィーン美術史美術館などにも所蔵されている。 展は、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点を中心に、アルチンボルドのイメージ世界の生成の秘密に迫り、またその継承者たちへの影響もたどるもの。詳細は今後明らかにされる。 アルチンボルド展 会期:2017年6月20日~9月24日 会場:国立西洋美術館 住所:東京都台東区上野

    日本初! 奇想の画家・アルチンボルド展、17年夏開催へ
  • チームラボが挑む《円相》、東博「禅展」で世界先行公開

    東京国立博物館で開催中の特別展「禅-心をかたちに-」の後期展示が11月8日より始まり、関連企画として禅をテーマにした映像作品を公開しているチームラボが、来年1月にロンドンで発表予定の新作《円相 無限相》を世界先行公開した。 「円相」は禅における書画のひとつで、円形の丸を一筆で描いたもの。これまで仙厓や白隠をはじめ、現代では村上隆が作品として発表したことでも知られている。 作ではその「円相」をモチーフにした円や無限大が、空間に書を書く「空書」によって永遠と書かれ続けており、墨跡の深さや速さ、力強さなどが新たな解釈で、空間に立体的に再構築されている。今回は、その円や無限大をメビウスの帯のように180度ひねって書いており、表と裏の区別がない。 「20代半ば、毎週末のように京都の禅寺に通っていた時期がある」という チームラボ代表の猪子寿之は、作について「もともと『円相』自体、空間に杖で描いてい

    チームラボが挑む《円相》、東博「禅展」で世界先行公開
  • 世界の美術市場、2016年上半期は中国がシェアトップに

    美術品価格と美術品索引で世界をリードするデータバンク「 Artprice 」は 2016 年上半期の世界美術品市場報告を発表。米英が数字を下げるなか、中国が世界シェアトップとなった。  Artpriceによると16 年上半期、世界では 25 万 2000 点を超える美術品が売買され、計 65 億 3000 万ドル(約6606.6億円)の売上高(手数料を含む)が生み出された。なかでも顕著だったのが中国の台頭だ。アメリカやイギリスが低調の中、中国市場は昨年比 18% の伸びを見せており、約 23 億 1759 万ドル(約2344.7億円)で世界シェア第1位となる 35.5% を占めた。 Artprice の創業者兼 CEO 、ティエリ・エールマンは今期、中国が世界最大のマーケットに躍り出たことについて「中国の全体的な景気は何期にもわたって低迷していることから、売上高が 5 億 7000 万ドル

    世界の美術市場、2016年上半期は中国がシェアトップに
  • 舞台は上海の新ランドマーク! 陸家嘴アートプロジェクトが始動

    現在再開発が進行中の、中国・上海の陸家嘴(りくかすい)金融中心地区を舞台に、新たなパブリックアートプロジェクトがスタートする。ディレクターを務めるのは北川フラム。「時空を旅する船」というテーマのもと、設置作品の国際公募も行われる。  1860年代より造船会社の修理場として活用されてきた歴史をもつ、上海の陸家嘴金融中心地区。現在はオフィス街でもあり、商業と文化のまちとして発展してきたこの地域では、目下再開発が進行中だ。BENOY、KPF、隈研吾、OMAなどの建築家および設計事務所の協力のもと、25万平方メートルにおよぶ広大な街区は、オフィス、商業施設、アートセンター、住宅地、ホテルなどが整備された「陸家嘴ハーバーシティ」となるという。 この新しい都市で大規模なパブリックアートプロジェクト「陸家嘴アートプロジェクト」がスタートする。「大地の芸術祭 越後有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術

    舞台は上海の新ランドマーク! 陸家嘴アートプロジェクトが始動
  • アートドバイ 中東のアート新興市場に注がれる熱視線

    ドバイと聞けば、超高層ビルが建ち並びオイルマネーで潤う砂漠のオアシスが思い浮かぶだろう。アラブ首長国連邦(UAE)のひとつ、ドバイ首国は中東屈指の世界都市として、急激な経済発展とともにその名を馳せてきた。原油の輸出や金融市場などで頭角を現してきた傍ら、アートの新興市場としてドバイが今、活気を帯びてきている。2016年3月16日から3日間にわたって開催されたアートフェア「アートドバイ」の現地レポートとともに、ドバイのアート事情を紹介する。 ドバイ、世界を結ぶアート貿易中継地 夏には50℃を超えることもあるアラビア半島の大都市、ドバイ。ヤシの葉の木漏れ日からそんな夏の訪れを感じさせる日差しのなか、2016年3月16日〜19日にアートドバイが開催されました。今回で10回目を迎えたアートドバイへの今年の来場者は2万7000人を超え、中東地域のアートフェアとしては最大の規模を誇ります。 アートドバイ

    アートドバイ 中東のアート新興市場に注がれる熱視線
  • マンガ家・崗田屋愉一さんと国芳イズムを語る【前編】

    現在、東京都内2つの美術館で、江戸時代後期の浮世絵師・歌川国芳(1798〜1861)の作品を中心にした二つの展覧会が開催されています。練馬区美術館の「国芳イズム−歌川国芳とその経脈」(4月10日まで)と、Bunkamura ザ・ミュージアムの「俺たちの国芳 わたしの国貞」(6月5日まで)です。国芳一門を描いたマンガ『ひらひら〜国芳一門浮世譚〜』(太田出版)と、若き日の国芳を描くマンガ『大江戸国芳よしづくし』(『週刊漫画ゴラク』連載中)の作者である崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)さんとともに展覧会を巡り、歌川国芳という絵師の魅力を探りました。 「おいらに描けねえもんは無いよ。この世のもんも、あの世のもんも、見たことのねえもんだってな」──武者絵から戯画まで驚異的な画域の幅広さ ──今日は2つの展覧会を巡って、100件を超える国芳作品を鑑賞することができました。練馬区美術館の展示作品は、コレクターであ

    マンガ家・崗田屋愉一さんと国芳イズムを語る【前編】
  • 「私」と身体を問う。義足のアーティスト・片山真理が個展開催

    現代美術や音楽、執筆など、幅広い分野で活躍しているアーティスト・片山真理。彼女は先天的な足の病気をもって生まれ、両足を切断して義足で生活している。成長するにつれて次々と交換され、押し入れに溜まっていく義足と、鏡の中の義足をつけた自分自身の姿。それらは「私であって私でないもの」だった。2014年の「片山真理展 You're mine」(TRAUMARIS)以来となる、彼女の2度目の個展が、3331 Arts Chiyoda(東京・秋葉原)にて開催される。  「片山は9歳のとき、両足を切断することを自らの意志で決めた」と、室井尚(哲学者、横浜国立大学教授)は展の寄稿で述べている。子どもの頃にはいじめを受け、学校に行かないことも多かった片山に転機が訪れたのは、高校1年生のときだ。スタイリスト・島田辰哉のファッションモデルを務めたのである。この出会いをきっかけに、義足に絵を描くようになると同時に

    「私」と身体を問う。義足のアーティスト・片山真理が個展開催
  • 上海アートの新天地-喬空間

    上海のコンテンポラリー・アートが、今アツい! シーンを盛り上げているのは、続々とできる新しい美術館、アートスペース、そしてギャラリーなど。新しく開かれた重要なスペースを「上海アートの新天地」として紹介します。国際的なアートコレクターの喬志兵(Qiao Zhi Bing)さんがオープンした「喬空間」について、喬志兵さんご人に話をうかがいました。 上海アートシーンを盛り上げている西岸とは!? 上海の徐匯区西南地域に、長さ約22キロ、面積およそ9.4平方キロに及ぶ文化地区、「上海西岸」ができました。その「西岸文化走廊」区域には、美術館、アートスペース、ギャラリーが密集しています。たとえば、2012年にできた龍美術館(西岸館)、余徳輝美術館、西岸文化芸術師範区、西岸芸術センター、西岸美術館、油罐芸術公園、參美術館などです。この区域では、新しいアートスペースが続々とオープンしていて、上海のアートシ

  • 半世紀の時を経て。具体の今井祝雄「白のイヴェント×映像」

    1966年11月11日〜16日、銀座松屋で開かれた「空間から環境へ」展は、当時アートシーンのキーワードとなっていた「環境」というテーマのもと、美術、音楽、デザイン、建築などさまざまなジャンルがクロスオーバーする歴史的な展覧会となった。この展覧会に弱冠20歳の若さで参加したのが、具体美術協会の会員のひとりでもあった今井祝雄(いまい・のりお)だ。今井の同展出品作《白のイヴェント×映像》が、このたびYumiko Chiba Associates(東京・新宿)にて、新たな改変を加えて再現される。  具体美術協会は吉原治良の主宰のもと、関西を拠点に1954年に結成され、パフォーマンスアートやインスタレーションなど、現代美術の先駆となるような、実験的な作品を発表した前衛芸術集団(72年に解散)。当時から海外でも注目されたその活動は、「GUTAI」の名で知られ、今また国際的に再評価の気運が高まっている。

    半世紀の時を経て。具体の今井祝雄「白のイヴェント×映像」
  • 74歳で描き始めた「戦争画」から見えてくるもの

    戦争画というと、東京国立近代美術館が所蔵する藤田嗣治の《アッツ島玉砕》など、大画面に戦いの様子が描かれた絵画を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。そうした絵から一見ほど遠い「戦争画」があります。 一見メルヘンな「戦争画」 美術手帖2015年8月号「絵描きと戦争」特集でも紹介した3人の画家、宮三郎、向井潤吉、久永強。彼らと、写真家・師岡宏次の作品が見られる展覧会が、現在世田谷美術館分館の宮三郎記念美術館で開催されています。 展覧会出品作より、久永強の《お化け茸》を見てください。 久永強 お化け茸 部分図 森のなかにオレンジ色のキノコ、リス、キツツキのような鳥が描かれています。童話の一場面のようですが、絵には次のように久永の言葉が添えられています。 (前略)空腹の絶頂にある捕虜たちには蚊の大群も何のその、茸を探しに森の奥へと歩み入る。運がよければ直径三十センチもあろうかという「お化け

    74歳で描き始めた「戦争画」から見えてくるもの
  • 野球を描いて6年目! ながさわたかひろの『プロ野球画報』

    「プロ野球選手」を自称し、6年間にわたり東京ヤクルトスワローズの試合を描き続けてきた美術家・ながさわたかひろ。2016年1月23日、2015年シーズンの全試合を描いたイラストをまとめた『プロ野球画報 2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』(雷鳥社)が出版されます。同日まで、eitoeiko(東京・神楽坂)にて収録作品の展覧会も開催中。ながさわのコメントと、会場の様子をレポートします。  ながさわたかひろは、プロ野球の試合をイラストで描き続ける美術家。「夢は(絵を描く)選手として球団入りすること」と公言し、2010年から6年にわたって東京ヤクルトスワローズの試合を描いてきました。2010年に《プロ野球画報》で第13回岡太郎現代芸術賞特別賞を受賞したり、テレビやラジオにも多数出演したりしています。 『プロ野球画報 2015 東京ヤクルトスワローズ全試合』とながさわたかひろ。活動の中で、自身

    野球を描いて6年目! ながさわたかひろの『プロ野球画報』
  • 世紀の美術品を奪還せよ! 美術専門部隊のプロジェクト全貌

    ナチスの略奪美術品を救出せよ 映画『ミケランジェロ・プロジェクト』 ロバート・M・エドゼルの『ナチ略奪美術品を救え──特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』(高儀進監修、白水社、2010年)に基づく映画である。 第二次世界大戦の後半、1943年にアメリカで「The Monuments, Fine Arts and Archives」(MFAA)という組織が発足する。ナチスの略奪美術品の救出を試みるこの組織の中心人物であったジョー ジ・スタウトによれば、ナチスによる美術品の破壊や略奪に対する懸念が高まる一方で、実は連合国側の援護射撃や空爆がヨーロッパの貴重な建造物や文化財を破壊する可能性に、遅まきながら政府の首脳陣が気付いたからだという。 『ミケランジェロ・プロジェクト』より © 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights

    世紀の美術品を奪還せよ! 美術専門部隊のプロジェクト全貌
  • 年末年始におうちで観たい! アートな映画8選

    観たかったけれど、映画館に行くタイミングを逃してしまった作品の数々。年末年始を使って、気になっていた映画をお家で観てみませんか。ゆったりと好きな映画を観て過ごす、至福のひととき。ミニシアター系の作品や近くの劇場での上映がなかった映画のDVDも要チェック。さあ、"おうちシアター"タイムのはじまりです。 あなたと美術館との関わり方を変える! 『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』 『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』 © 2014 Gallery Film LLC and Ideale Audience.All Rights Reserved. 「名作の宝庫」英国の国立美術館「ナショナル・ギャラリー」は、年間500万人以上が来館する、市民に愛されている美術館です。ふだんは見ることのない美術館の日常に迫るこのドキュメンタリー映画に登場するのは、ナショナル・ギャラリーで実際に活躍するスタッフたち

    年末年始におうちで観たい! アートな映画8選
  • 年末年始に読みたい! 西洋美術の見方が深まる「究極の古典」

    断片的な情報の洪水の中で暮らしている私たちですが、せめて年末年始くらいは落ち着いて、普段なかなか読めないにじっくり挑戦するのもよいのでは? とくに、後世の美術や文学などに多くの影響を与えた「古典」を読んでみると、今まで見えていなかったこと、知らずに通り過ぎてきたことに、がぜん興味がわいてくるかも知れません。魅惑の読書体験、あなたも始めてみませんか?  西洋文明の二大源泉として、「ギリシア・ローマ文化」と「キリスト教文化」が長らく2トップとして君臨していたのは確かでしょう。せっかく展覧会に行ったのに、この2つの文化的な背景を知らなかったせいで、「いまひとつピンとこなかった...」という経験をした人は少なくないはずです。世の中には、たくさんの解説やムックもあり、とてもわかりやすくまとめてくれていますが、どうせならおおもとの「古典」にチャレンジしてみませんか? お薦めその1:ギリシア・ロ

    年末年始に読みたい! 西洋美術の見方が深まる「究極の古典」
  • 編集部セレクト! 2015年、もう一度読みたい記事10選

    2015年もあと数時間となりました。アート・シーンにも様々な動きがあった、この1年。bitecho編集部では、今年を振り返って、改めて読みたい10の記事をセレクト! 2015年に話題となったトピックについての記事と、編集部オススメの記事・多くの人に読まれた記事に分けてダイジェストでご紹介します。年の瀬は、アートの話題とともにこの1年を振り返ってみては? もう一度読みたい記事10選 一覧 【2015年のアート界を振り返る】 ・ 大山エンリコイサムが読み解く、「ディズマランド」の批評性 ・ 騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは ・ 会田寅次郎、初インタビュー!(付き添い:会田誠)【前編/後編】 ・ 藤田嗣治全所蔵作品展が提起した、日の美術館の可能性 ・ 美術作品を残すということ 計測する作家・毛利悠子インタビュー 【人気の記事・編集部イチオシの記事】 ・ ミヤギフト

    編集部セレクト! 2015年、もう一度読みたい記事10選
  • 「セゾン」の精神を継ぐギャラリーが、原宿神宮前にオープン!

    セゾン現代美術館(軽井沢)の活動の一環として、2015年12月1日、東京都渋谷区の神宮前に「SEZON ART GALLERY」がオープンしました。アトリエとしても機能するギャラリー(地上1階)、深夜2時まで営業するカフェ・ダイニングバー(地下1階)、ライブパフォーマンスや映像上映も可能なギャラリー(地下2階)の、3つのスペースからなる新たなアートスペースです。  1970~80年代、西武セゾングループを牽引した堤清二を中心に、文化の一時代を築き上げた「セゾン文化」。とくにアートでは、75年に西武池袋店内に開館し、国内外の20世紀美術を意欲的に紹介した西武美術館(後にセゾン美術館に改称)や、同館に隣接した美術専門書店アール・ヴィヴァンの存在が、この頃の日のアートシーンにおいて重要な役割を果たした。セゾングループの解散や99年のセゾン美術館閉館後は、軽井沢のセゾン現代美術館を中心にその活

    「セゾン」の精神を継ぐギャラリーが、原宿神宮前にオープン!
  • 近藤聡乃が浮世絵師に! 若手職人たちの挑戦【インタビュー編】

    印象派の画家たちの時代から現在にいたるまで、世界が認める日のアート、浮世絵。江戸時代、葛飾北斎や歌川広重といった浮世絵師が、多くの名作を手掛けてきました。この浮世絵制作の仕事に、アーティストでありマンガ家の近藤聡乃が現代の職人たちとともに挑みました。今回、ニューヨーク在住の近藤の一時帰国に合わせ、木版画の工房兼版元・アダチ版画研究所(東京都新宿区)にて、お話をうかがいました。 ──さっそくですが、最初にこの浮世絵(木版画)の原画制作の依頼の話がきたとき、どう思いましたか? また、原画制作にあたって意識した点などありますか? このお話をいただいた頃、ニューヨークのMoMAでゴーギャンの展示を観ました。そのなかにゴーギャンがタヒチ滞在中に制作した版画作品『ノアノア(Noa Noa)』(1901年初版)とその版木が展示されていたんです。それでちょうど木版画に対する関心が高まっていたタイミングで

    近藤聡乃が浮世絵師に! 若手職人たちの挑戦【インタビュー編】