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マンガ家・崗田屋愉一さんと国芳イズムを語る【前編】
現在、東京都内2つの美術館で、江戸時代後期の浮世絵師・歌川国芳(1798〜1861)の作品を中心にした二つ... 現在、東京都内2つの美術館で、江戸時代後期の浮世絵師・歌川国芳(1798〜1861)の作品を中心にした二つの展覧会が開催されています。練馬区美術館の「国芳イズム−歌川国芳とその経脈」(4月10日まで)と、Bunkamura ザ・ミュージアムの「俺たちの国芳 わたしの国貞」(6月5日まで)です。国芳一門を描いたマンガ『ひらひら〜国芳一門浮世譚〜』(太田出版)と、若き日の国芳を描くマンガ『大江戸国芳よしづくし』(『週刊漫画ゴラク』連載中)の作者である崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)さんとともに展覧会を巡り、歌川国芳という絵師の魅力を探りました。 「おいらに描けねえもんは無いよ。この世のもんも、あの世のもんも、見たことのねえもんだってな」──武者絵から戯画まで驚異的な画域の幅広さ ──今日は2つの展覧会を巡って、100件を超える国芳作品を鑑賞することができました。練馬区美術館の展示作品は、コレクターであ
2016/04/07 リンク