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ブックマーク / naagita.hatenablog.com (5)

  • 『日本宗教史のキーワード――近代主義を超えて』(大谷栄一、菊地暁、永岡崇 編著)慶應義塾大学出版会に「テーラワーダ仏教」を寄稿 - ひじる日々

    仕事の報告です。 の新しい枕です。 『日宗教史のキーワード――近代主義を超えて』(大谷 栄一 編著、菊地 暁 編著、永岡 崇 編著)慶應義塾大学出版会 「テーラワーダ仏教」を寄稿しました。読んでね!https://t.co/506CvSORzf pic.twitter.com/o3hwnSfunt — nāgita #antifa (@naagita) August 23, 2018 書き出しはこんな感じです。 テーラワーダ仏教 佐藤哲朗 布教伝道の現場から 近現代の日で断続的に試みられてきたテーラワーダ仏教(上座仏教)受容の歴史は井上ウィマラ[井上 二〇一六]、藤晃[藤 二〇一六]、青野貴芳[青野 二〇一四]に詳しい。稿では、布教伝道にたずさわる当事者の視点から所見を述べたい。学生や研究者の皆さんが考えるヒントにしてもらえれば幸いである。筆者は二〇〇三年の春から宗教法人 日

    『日本宗教史のキーワード――近代主義を超えて』(大谷栄一、菊地暁、永岡崇 編著)慶應義塾大学出版会に「テーラワーダ仏教」を寄稿 - ひじる日々
  • 馬場紀寿氏、『初期仏教 ブッダの思想を辿る』岩波新書における「布施」トンデモ語源説を撤回 - ひじる日々

    去る9月13日のブログ記事にて、 naagita.hatenablog.com 馬場紀寿先生、ダーナの訳語である布施の「布」を「(衣の)布」のことだと断言してる。これ誤解じゃないのかな? と疑問を呈したTwitter書き込みを引用しました。 「布施」の件について辞書類を確認しましたが、「布(ぬの)をほどこす」という解釈は間違いで、「しき・ほどこす」が正しいようです。布施(ふし)は『莊子』など先秦時代(仏教伝来以前)漢籍でも使われて、後にダーナの訳語に用いられました。画像は、岩波仏教辞典、字通、佛教語大辞典の該当箇所。 pic.twitter.com/E7D5kVPEle — nāgita #antifa (@naagita) August 24, 2018 この件、御人にも直接メールしたものの返信がなく(その後、驚くようなリアクションにも遭いましたが、関係者にご迷惑がかかるので墓場までも

  • 『仏陀再誕』は成り立たない - ひじる日々

    これまでいくつかのエントリで、いわゆる『仏陀再誕』という言説について、検証してみました。結論から言えば、「仏陀は再誕しない」のです。どのように考えてもそれは「あり得ない」、上品に言うならば「成り立たない」話です。 2009-09-09 仏陀は再誕しない 2009-09-23 『仏陀再誕』はやっぱりあり得ない(「天上天下唯我独尊」の続き) 「仏陀(ブッダ)が再誕する」ということはありえない話です。 仏陀は地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・天(欲天+梵天)という輪廻の世界から「解脱(げだつ)」を果たした方です。 ですので、絶対に「再誕」などしません。この世界が何次元構造になっていようが、その一切から完全に解脱している(のりこえている)から仏陀なのです。 乗り越えていないならば、仏陀ではありません。 仏陀が「よっしゃ、またちょっくら生まれてくる」などと言って、この世界に戻ってくることはあり得ません。 ま

    『仏陀再誕』は成り立たない - ひじる日々
  • 『仏陀再誕』は弥勒(未来仏)とも無関係。楳図かずおは天才。 - ひじる日々

    菩薩は必ず出家して「成仏」する ついに公開された映画『仏陀再誕』ですが、「釈迦牟尼仏陀が再誕する」という主張があまりにも無理筋であることに気づいたらしい某教団は、最近、しきりに「再誕の仏陀は未来仏、つまり弥勒仏陀の下生である」ということをほのめかしています。 教団関係者が執筆していると思われる wikipedia 記事には唐突に、 過去七仏、仏陀再誕の言い伝えがある、インドのアジャンター村の石窟寺院の第17窟に、未来仏を含めた「八仏」が描かれている。 として、写真が貼り付けられています。写真の右端に王族の装束を着た未来仏が描かれていることを取り上げて、インドの仏教遺跡は「スーツを着た仏陀の出現を予言していた」と強調したいようです。でもこれは、仏教美術のイコノロジーへの無知から来た誤解に過ぎません。 未来仏として受記されているという弥勒(マイトレーヤ、メッティヤ)は、仏典によれば現在トゥシタ

    『仏陀再誕』は弥勒(未来仏)とも無関係。楳図かずおは天才。 - ひじる日々
    laislanopira
    laislanopira 2009/10/21
    "弥勒菩薩は、人類が自業自得で招いたハルマゲドン的な危機を乗り越えてから...その寿命を極限まで延ばせるほどに安定した社会を構築した後、それでも避けられない「無常」を人類に教えるための「教師」として現れる"
  • アメリカ下院の仏教徒議員(オバマ就任演説における「仏教スルー」を嘆く) - ひじる日々

    辛口の政治評論家でさえ感嘆した。オバマ大統領が就任式で見せた、「宗教と政治」の料理の仕方はあまりにも鮮やかだった。 という書き出しで始まる石紀美子氏の記事、オバマの見事な宗教対策  JBpress(日ビジネスプレス)が面白い。記事のポイントは、 1月18日の記念イベントから20日の大統領就任式まで、以下の3人の宗教家が公式に祈りを捧げた。 リック・ウォーレン牧師(キリスト教福音派) ジーン・ロビンソン主教(米国聖公会) ジョセフ・ローリー牧師(統一メソジスト教会) 非常に乱暴なくくり方をすると「極右」と「ゲイ」と「黒人」の宗教家が祈祷に選ばれたことになる。特にウォーレン牧師とロビンソン主教の人選は賛否両論で、大きな論争を巻き起こした。 この人選の妙についての解説にあるのだが、3ページ目において、オバマが就任式演説で仕掛けたサプライズ(アメリカ人にとっては)が明かされる。 そして極めつけは

    アメリカ下院の仏教徒議員(オバマ就任演説における「仏教スルー」を嘆く) - ひじる日々
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