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ブックマーク / syakkin-dama.hatenablog.com (11)

  • 雑談の技術について、キャッチボールが楽しめない僕らのためのお話① - 発達障害就労日誌

    雑談が苦手だ そういう人は多いと思います。ADHD傾向の人あるいはASD傾向の人にはそれぞれの苦手さがあるでしょう。僕はADHD傾向の「衝動的に喋ってしまう、喋りだしたら止まらない」といかにもASD的な「理屈重視、感情・共感の軽視」の両方を併せ持っておりまして、「雑談」にずっと苦労してきました。というのも、ツイッターの僕を見ていると容易にわかると思うのですが、僕が気持ちよく喋っていると気づいたら「独演会」になってるんですよね・・・。もちろん「独演会」をやった結果、その場にいた皆さんが「いい話を聞けた」と認識してくれれば問題はないんですが、実際のところそう上手くもいかないのが現実でして。しかも、相手の感情への共感性も薄いので、まぁあまり良い結果にはならないことが多かったです。 ADHD傾向の強い方、特に多動性と衝動性の前に出ているタイプの人にありがちなことですが「喋りだしたら止まらない」これ

    雑談の技術について、キャッチボールが楽しめない僕らのためのお話① - 発達障害就労日誌
  • 生活保護と賃貸物件の闇の話 - 発達障害就労日誌

    不動産ネコチャンが帰って来ました 不動産ネコチャンが長い旅から帰って来て、情報を語り始めました。不動産ネコチャンはとても賢いネコチャンで、不動産業界を旅しては時々帰って来て、真偽不明の情報を置いて帰ります。そういうわけで、今日のお話は全てネコチャンのお話なので真偽は確定出来ません。多分にネコチャンの予測が含まれています。そういうわけで、そういう見方もできるかもしれない、程度のお話として読んでいただければと思います。 生活保護に関して、僕は「使う必要があるなら即座に使うべきだし、それは権利だ」という考え方を持っていまして、そりゃ税金払って暮らしてきたんだから生存がヤバくなった時には利用させてもらうだろ、というプリミティブな考え方しかない。だから、制度批判みたいなものをあまりする気はありません。 おうちがない さて、生活保護を取るとなった時には色々な条件があります。その一つとして、住居の費用が

    生活保護と賃貸物件の闇の話 - 発達障害就労日誌
  • 発達障害は個性なのか、それとも単なる障害なのか - 発達障害就労日誌

    多動力 堀江さんが「多動力」というを出すみたいですね。ガンガン動く多動最高、のような内容であるようで、流石ホリエモンだなぁと思いながら眺めていたんですが、ホリエモンの下位互換のような人生を送っている僕としてもなんというか思うところがあります。というか、堀江さんやっぱり多動傾向あったんですね。まぁ、そうだろうなーという納得感はありますけど。 僕は堀江さんがわりと好きです。性格から体型から衝動的な物言い、多動的な動きまで共感がありますし、流石上位バージョンは違うと思います。しかし、僕自身が多動や衝動性の強さという発達障害のあれで得をしてきたかなぁと考えてみると、大変微妙なところで。 目次が出てますが、わかるっちゃわかる。という感じですね。そういうところは確かにあるかもしれない。多動傾向の全く無い人が参考にするのはすごく良いと思います。こういう考え方を取り込むことは実際役に立つ場合も多いでしょ

    発達障害は個性なのか、それとも単なる障害なのか - 発達障害就労日誌
  • 発達障害の子ども、というか僕は親にどうして欲しかったのかの話。 - 発達障害就労日誌

    ちょっと今日は重たい話です はい、まぁこういう話題も書こうかなーって思うんですよ。で、僕はといえばまぁ親との関係は「悪い」の一語に尽きるわけですけど、まぁ最近になって僕も結婚とかそういうあれが出てきたし社会に出て大分経ったし、まぁそれなりの距離感を保って人間同士うまいことやっていきましょうね、そういう空気が出てきまして。 で、僕の親は多分母親が(自覚のない)発達障害、それもADHDASD両方の傾向を僕以上に強く持ってるなぁという感じがするんですが、「あんた発達障害だよ」って言ったところでもう六十代にも入ろうとする人がそうそう認知できるわけもなく、普通にそのままになってます。強烈な躁も持ってる人なのでまぁキツそうだなぁと思っているわけですが、これも多分親子二代で二次障害やってるんだろうなぁという悲しいあれですね。 で、僕の父親はほぼ完全な定型発達者でしかも極めて社交的な人で、「発達障害

    発達障害の子ども、というか僕は親にどうして欲しかったのかの話。 - 発達障害就労日誌
  • 決断のコストと先送りの問題の話 - 発達障害就労日誌

    決断してますか? 人生色々ありますので皆さんも大体厳しい感じで生きてると思うんですけど、日々を生きていくうえで最近非常にキツいなぁと思うものがあって、「決断」なんですよね。いくつかの選択肢があってそのうちひとつを選ぶという人生において避けては通れないあれは、非常に厳しい。 経営をやっている時なんかは毎日が決断の連続で、この判断トチってたらアウトの可能性もあるなぁ、なんてのが日常だったので改めて考えることもなく、ウォーって叫びながら決断を繰り返してきたわけなんですけど。そういう戦場フェイズも終わって新しい生活をしていると、当に「決断」というのはエネルギーのいる作業だなぁと改めて思うわけです。 で、会社経営の話からまずすると、僕は「決断をする」人間と「決断に必要な情報を収集する人間」は可能な限り分けるべきだと思っていて、しかも情報収集をする人間は決断に対して予断を持たず、ただひたすらに情報を

    決断のコストと先送りの問題の話 - 発達障害就労日誌
  • 何もしてないのに人間関係が壊れた、見えない通貨の話。 - 発達障害就労日誌

    何もしてないのに人間関係が壊れた そういうことはよくありますね。このブログは発達障害者が上手いこと立ち回って、なんとか定型発達者社会の中で生き延びていく術を模索するブログなのですが、その前提として非常に難しい概念があると思います。「自分の何が原因でネガティブなことが発生するのか」という点ですね。これがわかれば対策は打てる、でも「おまえのそういうところが悪い」と直截的に教えてくれる人間というのはあまりいないのが現実的なところで。 「どんな人間関係に入り込んでも中長期的には必ず破綻する」という人生を歩んでいる方は多いと思います。まぁ、永続する人間関係なんてものはそれほどはないので、これは誰でもある程度はあることだと思うんですが、それにしても破綻が発生する頻度が高すぎる。そういう問題を抱えている方は少なくないですよね。 僕自身もわりとそういう人でした。同一の人間関係に長期間居座ることはかなり難し

    何もしてないのに人間関係が壊れた、見えない通貨の話。 - 発達障害就労日誌
  • 就職活動の話。自己分析をトチると死にます。(死にました) - 発達障害就労日誌

    就職活動が始まりましたね なんか3月1日から企業の採用活動が始まるという話を聞きました。2018卒の皆さんの最後の戦争が始まるわけですね。皆さんは戦っていますか? なんか色々あったけど、とりあえずこのブログはなるべく皆様のお役に立たせてもらうのがモットーですので、就職活動の話を書いていこうと思います。そういうわけで、僕は就職活動がわりと大成功した組です。学歴や経歴、能力を考えても「よく入れたな」という場所になんとか滑り込みました。しかし、その大成功はその先の大失敗への見事な布石だったわけですが。(人生はえてしてそういうものです。そもそも成功していなかったという解釈も正しいと思います) 「とにかく採用される」「後のことはどうでもいい、とにかく椅子を奪い取る」に最適化した就職活動戦法というものは、少なくとも僕の中ではあります。僕はその方法に特化して内定をもぎ取りました。でも、現在思い返してみる

    就職活動の話。自己分析をトチると死にます。(死にました) - 発達障害就労日誌
  • 残業禁止は強者のルールなのでは、という話。 - 発達障害就労日誌

    dennou-kurage.hatenablog.com ウァァ! 「もう文これだけでいいんじゃね?大体通じるんじゃね?」という気がしましたが、僕は書きます。上に引用したエントリはまぁ、正しいと思うんですよ。そう思う。当に思うよ。みんなスパっと働いてスパっと帰宅する。そして家に帰ってシェスタする。そういう世界が美しいと思う。当に思う。僕もそうしたい。そうしたいんだ…。(パソコンの前で「記事を書く」画面を睨んで2時間が経過しようとしています) 僕がかつて勤めていた職場の雰囲気もこれでした。その昔は常に残業カーニバルが開催され、人々は踊って暮らしていたそうです。でも、ある日マッキンゼーって額に刺青した部族がやってきて全てを蹂躙したとのことです。それ以来、残業は罪となり、罪は塩の柱となりました。祭りはこのように終わったのです。 で、まぁ長い前置きだったんですけど、要するに僕が言いたいのはこ

    残業禁止は強者のルールなのでは、という話。 - 発達障害就労日誌
  • 弊社のFAXが混み合っておりまして-社会と茶道の話 - 発達障害就労日誌

    FAXの送信を忘れていました 今日は疲れたのでタラっとした話です。 借金玉さん、今日もお仕事だったんですよ。そりゃもうモリモリと働いていたわけです。それでですね、他社さんから「アレのデータFAXで流してくれや」と言われてですね、「わかり、ダイレクトで流すんでよろ」みたいに返したんですけど、まぁやっぱり残念な人なので綺麗さっぱり忘れて仕事してまして。その後 「すいません、株式会社~の~ですが、借金玉さんご在席ですか?」 という電話が鳴ったわけです。この時点でピキーンですよ。完璧に忘れとった。2時間放置しとった。そんな切迫した案件ってわけでもないので激おこというわけではないだろうけど、やっぱりお願いされてたことを放置してたわけで。「申し訳ございません」の「も」まで口に出たわけですよ。 「大変申し訳ございません。弊社のFAXが大変混み合っておりまして、現在まだデータが受信出来ておりません。お手数

    弊社のFAXが混み合っておりまして-社会と茶道の話 - 発達障害就労日誌
  • 僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌

    さて、いよいよ新卒の皆さんもXデイが近づいて来ましたね 2月も半ばを過ぎました。このブログが始まってもう半月以上が過ぎたわけです。早いものですね。さて、新卒の皆さん、残った猶予時間も少なくなってきましたね。思い残すことはありませんか?十分にモラトリアムを満喫しましたか?泣いても笑ってもあと一ヶ月と少しです。悔いを残さないようにやりたいことをやってください。 僕も、3月に向けて新卒向けの「生存手引き書」シリーズを完結させる予定です。それに向けて、僕の失敗談を少し書き連ねて行こうと思います。 僕のキャリアは文句のつけようのないホワイト企業から始まりました。もちろんそれなりの激務感がゼロだったわけではありませんが、一般的な水準から見れば給与は高く、休みは多かったと思います。福利厚生はこれ以上ない水準で揃っており、教育環境は極めて高いレベルで完備され、正しく文句なしの職場でした。大学4年生の2月の

    僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌
  • 残念な新卒のための生存手引書(実践編応用1 くそヤバイ時の乗り切り方) - 発達障害就労日誌

    ガン詰めが発生しました。 始まりましたね。番です。あなたはやらかしてしまった。あるいは、多少のやらかしが積みあがってついに発火点に達してしまった。個室に呼び出されるパターンか、あるいは自席でモリモリ詰められるパターンかはわかりませんが、とにかく「詰め」という概念があなたにふりかかって来てしまった。 叱責のために上司、あるいは先輩が時間を取るというのは結構ヤバい事態です。この場合、想定されるパターンは二つしかありません。一つが「時間をかけて言って聞かせよう」という時間をとってくれているパターンか、「一回こいつを徹底的にシバかなければ収まりがつかん」というお気持ちが発生しているかです。そして、人間というのは残念なので自分が現在このどちらの気持ちなのかを判別することは通常出来ません。 逆に言えばあなたがこれから取る態度次第で「こいつをとにかくシバキ殺す」になるか、あるいは「じっくり話して聞かせ

    残念な新卒のための生存手引書(実践編応用1 くそヤバイ時の乗り切り方) - 発達障害就労日誌
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