【動画(予告編)】大阪市西成区の釜ケ崎。地元出身のラッパー、SHINGO★西成さんに案内してもらった。本編は記事の後半に 「日雇い労働者のまち」として知られる大阪市西成区の釜ケ崎は、かつて「暴動のまち」だった。 1960年代~2000年代にかけ、24回の暴動が繰り返された。 「何度も全国ニュースで釜ケ崎の暴動が報じられ、不幸にもこの一帯が怖いまちという誤ったイメージをもたれてしまった」 今年の9月16日。かつて暴動で襲撃された交番の跡に立ち、漫画家のありむら潜さん(72)がこう語りかけた。 ありむらさんは、釜ケ崎の歴史や、釜ケ崎近くの繁華街「新世界」の魅力を体感する「新今宮スタディツアー」のガイド役だ。 約1時間のツアーでは、簡易宿所や福祉マンションが集まる釜ケ崎を歩き、暴動の背景を学んでもらう。 ありむらさんは、ツアーの参加者に「(暴動によって)釜ケ崎とその周辺の住民の間で分断や対立が起