中国が開発した道路をまたぐバス。このバスは1階部分がぽっかり空いており、車の渋滞を解消するという画期的なものだった。 昨年ミニチュアが作られ、つい今月2日には300メートルのテスト走行を行った。1台300人を輸送できるという夢のようなこのバス。このバスの規格にあった道路の整備などインフラを整える必要もあるが、渋滞が30%も緩和され、総工費は地下鉄の5分の1だという。 バスの名前は『トランジット・エレベーテッド・バス(TEB)』で、中国のマスコミが大々的に報道し世界中が取り上げた。 しかしこのバスが不法投資資金を集めるための詐欺だったことが発覚。中国メディアの取材の結果、退職高齢者の退職金を狙った詐欺だったことが明らかになった。中国メディアは「公共バスは道路条件上実現化する可能性はない」「まだSNSを介して詐欺を狙っている」と伝えている。