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ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (16)

  • エイベックスのJASRAC離脱は業界闘争よりもJASRAC対利用者の問題に発展するか - novtan別館

    久々に大きな動きがありましたね。 音楽最大手の一角、エイベックス・グループ・ホールディングスが同協会に任せていた約10万曲の管理を系列会社に移す手続きを始めた。 エイベックスがJASRAC離脱 音楽著作権、独占に風穴 :日経済新聞 これのポイントはここ。 一方、JASRACは約300万もの楽曲をそろえており、依然として放送局などが音楽を利用しやすくしている。同協会は全国の飲店やカラオケ店から使用料を徴収する強力な営業基盤も持っており、著作権者にとっても委託を続ける利点がある。 このJASRACによる音楽を利用する営業店からの使用料の徴収は現在ほぼ100%「包括契約」で行われている。これは実際色々な問題を起こしていて、例えば「JASRACに委託していないオリジナル曲」しか使わないと明言したとしても「JASRAC管理の曲」を使って営業できる「可能性」があるだけJASRACがやってきて契約を

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    langu 2015/10/16
  • 「正しい答え」が正しくないこととロジックの大事さについて - novtan別館

    ググる先生が教えてくれるのは答えだけである、という僕の知っている真実については考慮不足のところがあった。もともとこの言葉は答えに至る思考であるとか、答えが答えである理由であるとか、そういった部分のほうが大事であることを戒める言葉であるけれども、答えは答えだけでは正しくないのみならず、問いかけに対する答えが正しくても目的に対しては正しくないことはあるのだ、ということがもっと大事だった。 ネットで薬の知識を頭に詰め込んで来院される患者さんには、この、『自分が知っていること』と『自分が知っていると思っていること』の区別がついていないタイプがかなりいるようにみえます。自分がネットで仕入れた知識をありがたがるあまり、どこまでネットに載っていなくて、どこまで自分が知らないのかには無自覚な人が大半ではないでしょうか。 ネットで薬を調べまくる患者さんも、自分が何を知らないのかまでは知らない - シロクマ

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    langu 2015/04/14
  • ファスト風土の奥行きというか - novtan別館

    雑感ですが。 では、大都市圏の趣味生活にあって、ファスト風土の趣味生活に無いものは何か?「退屈」かそうでないかを分かつものは何か? 私は、趣味の奥行きだと思う。 ファスト風土には「趣味の奥行き」が無いんですよ。 - シロクマの屑籠 何をコンテンツと見なすかによって違うのかもしれないけど、かつて情報量が貧弱だったときの趣味っていうのは地方ごとに必ず「中心地」というものがあって、そこに集うことで濃い趣味活動を行うことができたんじゃないかと思うんだけど(そして東京に出て「わー、こんなにいろんなもの、ことがあるんだ!!」って思うわけだけど)、今は基礎的な情報はインターネットで手に入っちゃうし、それでまあいいか的な深く入り込まずしての満足感みたいなものが出ちゃってるんじゃないかな。 やたらXXに詳しい喫茶店のマスターが垣間見せるここにはない広がりへの憧れみたいなものって必要なくなっちゃってるじゃない

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    langu 2014/09/29
  • SI業界を目指す君達へ贈る「何故システム開発はテンパるのか」 - novtan別館

    先日学生に聞かれたんですよ。 「下流工程は大変って聞きますが、上流は楽なんですよね?」 よろしい、君はよく勉強している。でも根的に間違っている。下流工程が辛いのは、上流工程でちゃんと仕事ができなかったからだ*1。 というわけで、主に学生向きに話を単純化して語ってみます。これが普通だとか、一般的だとか言うつもりはなく、違う視点もあるかと思いますが、一つの考え方として。 SIでのシステム開発は、建設業にたとえられます。が。 顧客の希望を聞き、設計し、施工し、引き渡す。こういった工程を踏む仕事ということで、システム開発はよく建設業にたとえられます。実際に工程管理の手法なども似通っています。ところが、大抵の場合、耐震偽造をした建築物よりもシステムのほうが脆弱に仕上がります。何故でしょうか。 一つには、建物の図面を引くには建築士の資格が必要ですが、システムの設計に資格は必要ありません。 もう一つ、

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    langu 2014/07/16
  • 巨大システムのコストのかかり方の異常性について - novtan別館

    あああああああもうやだこんな仕事やだ… 単純な話、20くらいの部署の人間が2時間の打ち合わせに出たら40人/時間ってことは大体5人日、1人月100万として25万コストが掛かるわけですよ。誰かが決めてあとよろしくってやればいいだけの話を影響調査とか見積もりとかやっていると平気で50人月すなわち5000万円とかがすっ飛んでいく世界なんですよ。で、なんだかディスクが足りないから減らすように検討しろとか言って1億円くらい検討の工数で吹っ飛んでいくんだけどそれならディスク買ったほうが安いわけですよ。コスト削減って言って削減されているように見えるコストってこの先の工数の先いなんですよ。死ぬ。 CPUパワーが足りないから方式変えようなんて検討するのは元のがよっぽどタコいならともかく大抵の場合CPU買ったほうが安いんですよ。そりゃね、ある程度こじんまりしていて影響度合いが最初から図れるようなシステムだっ

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    langu 2014/07/16
  • SEが諦める時 - novtan別館

    まあアレですよアレ。犠牲になるってやつ。 ガタイがでかすぎるとさ、どうしてもしわ寄せが来る部分はありますよね。しわ寄せの結果何が起こるか。 「全体のスケジュールは1年なんだけどお前ら半年ね。当然来月始まる結合試験が完了するまでには合流してもらうから!」 なんてことが。 いやそれ無理ですから… なんでここまで始まらなかったのかってお前らがグダグダ検討してたからじゃねーかこっちはずっと今すぐ決めないと間に合うわけ無いって半年前から言い続けてただろ。 みたいな。 フィクションです。 自分がコントロール出来ないところで物事が決まって、コントロールできるフェーズまで来た時点ではすでに手遅れなんだけど、責任だけ押し付けられそうになる、というのはどんな仕事でもある話だと思いますけど、机上の空論を2年もこねくり回した挙句現実的な解ってそれ俺らが最初から言ってたやつじゃん2年前に始めてりゃよかったじゃんあと

    SEが諦める時 - novtan別館
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    langu 2014/07/16
  • 銀行「技術者が足りなくて死にそうなの!助けて…」俺ら「単価上げろよ」 - novtan別館

    なんかのギャグですかね? IT技術者がいない みずほ不安の「2020年問題」 :日経済新聞 みずほのシステム更改の予算感についてはもしかしたらアベノミクスによって大幅に増額を強いられるかもしれませな。その分業で稼げる気がするけど。 まあそれ以前の問題で みずほ銀向けのシステム開発とは、基幹システムの統合作業のこと。みずほ銀は当初、2016年春の作業完了を目指していたが、作業に万全を期すため、2月になって計画を1年間ほど延期する方針を決めた。一見、開発スケジュールに余裕ができたようにみえるが、この幹部は心配している。 余裕ねーよwwww どうもここ数ヶ月で技術者の単価が急上昇している気配があります。リーマン・ショックからこのかた、銀行のシステム案件(銀行に限らずではあるけど特に)は「単価低減」要請との戦いと言っても過言ではない世界でした。現場では「単価下げたらクズしか残んないよ」という懸

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    langu 2014/04/22
  • 日本の右傾化と排斥の行方 - novtan別館

    社会というのは小さくなればなるほど排斥的行為を正当化できる性格を持っている。極端な話、自由とかプライバシーというのが究極のそれなんだけど、このレベルにおいても「正しくあらねばならない」と圧力がかかることはままある。生き方を制限することへの憎悪と同じ口が他者の内心を批判するということがあるのを僕は不思議に思うけれども、いずれにしても最後の砦は個である。 縛られることを忌避して核家族ばかりと化した社会がそれが故に自由を奪われる羽目になっているような現状において、結局のところ何かについて自由であることは何かについて不自由であることを受け入れたことによって得られる結果でしか無いことを実感している人は多いだろう。 ともあれ、自由の真実に気がついてしまった人々が耐えられなくなりつつあることを利用しているのが今の政権である、という見方をすることは出来なく無いだろう。ここでの右傾化とはすなわち自由を売り渡

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    langu 2014/03/23
  • みずほ銀行のマルチベンダー化について解説する - novtan別館

    はてブではすでにボロクソ言われてますね。フラグ立ちまくりと。ちょっとこれは解説せねばなるまいか… 以下はすべてとある人からの伝聞です。伝聞なんだってば。 みずほ銀行が次期システムの開発をマルチベンダー体制で進めることが日経コンピュータの取材で判明した。富士通、日立製作所、日IBM、NTTデータの4社に分割発注する。 [スクープ]みずほの次期システムはマルチベンダー、4社に分割発注 | 日経 xTECH(クロステック) 周知の話だけすると、現行システムにおいては 勘定系(ホスト)…富士通 営業店端末システム…富士通 インターネットチャネル(ダイレクトバンキング)…IBM 情報系システム…IBM 周辺系(中継系)…IBM 外部接続系…日立 コーポレート銀行勘定系…日立 等々、すでにここに出てきているベンダーがマルチベンダーの状態で仕事をしている。また、ここ重要なところだと思うけれども、ベンダ

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    langu 2014/02/28
  • みずほ銀行のシステム、これからが正念場 - novtan別館

    なんだか今回のシステム統合のからみで信用売残が沢山あったという話を聞いて金曜日に信用買いしていればよかったと思った今日このごろです。 色々取り沙汰されていますが、正直今回のはなんでこんなに騒いだかというのが疑問な程度の話ではあります。 すでに報道があるように、これから正念場の次期システム開発があります。予定している時期に間に合うのか疑問ではありますが。ここで過去の経緯を少し振り返ってみましょう。 2002年 3行統合 もはや前の3行とは?と聞いて言えない人も多いのではないかと思われますが、第一勧業銀行、富士銀行、日興業銀行が合併して、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行になりました。顧客は前者はリテール口座と中小企業中心、後者は大企業中心となります。第一勧業銀行ってのは昔第一銀行と日勧業銀行が合併してできた銀行で、当時から両行の出身者の仲が悪いことで有名でしたw第一は財閥との合併で痛い目

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    langu 2014/02/27
  • ブクマカーのリテラシーのレベル感が最近怖い感じだがこれはお仕事ブクマのせいかもしれないと思い直した - novtan別館

    まずはこれを見てくれ ツバを飲み込むのさえ辛い「イガイガした喉の痛み」を少しでも和らげる方法 | Linomy[リノミー] よく訓練されたはてなブクマカーであれば即座に「ニセ科学」「宣伝乙」「メディア名乗る資格ねーぞクソが」と罵倒が並ぶレベルであります。しかしながら、実際のブクマコメントの半数くらいは違う。 はてなブックマーク - ツバを飲み込むのさえ辛い「イガイガした喉の痛み」を少しでも和らげる方法 | Linomy[リノミー] 「やってみよう」「初めて知った」「良い情報」「喉の痛み」とポジティブ評価やお役立ちネタ認定的なコメントが並ぶ。 TopHatenarによると、購読者0である。そりゃそうだ。RSSないもんな…しかし、月一万ブクマをたたき出している。 一昔前と違うのは、この手のは大量の無言ブクマと訓練されたブクマカーの罵倒あるいは罵倒タグしかなかったのに最近はコメント率が異常に高い

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    langu 2013/11/06
  • 見積もりと設計の間の高い高い壁 - novtan別館

    この元増田は他の業界のものも含めて設計をお願いしたことって多分無いと思うんだよ。 家の場合だったら、普通は設計図と各パーツの詳細見積りで初めて契約だろうが。 見積りの根拠出してくれっていったら、金くれって言われたよ その設計図は増田が事細かに出した要望を元に一から作ったものなの?って話。 つまり、出来合いのものを適当に組み合わせたものには設計料は掛からないし、そうじゃないものには設計料が掛かるってだけの話ですね。 当然だけど、システムの設計もただではない。大まかな流れを示すと以下な感じ。ちょっと適当。 ・発注元に(ちゃんとした)システム部がある場合 要求仕様を作成し、それに基づいた提案をシステム会社に依頼する。この時点で要件がある程度はっきりしている場合、概要設計を元にした詳細見積もりが可能。出来合いのものを流用できるような要件であれば精度は高く、そうでなければ概算部分が生じる(要件定義フ

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    langu 2013/10/04
  • 金子勇とWinnyの功罪 - novtan別館

    曲がりなりにもIT系の端くれとして、耳に入ってくる話がかなりこの件で埋まっている。天才プログラマーとしての彼を惜しむ声は多い。僕も彼の才能には敬意を表し、また、その早逝を惜しむ。残念だ。しかし、天才プログラマーとしての彼を無条件で褒め称える声が多いことに違和感を覚えるため(もっとも、こういうときに、個人的な交友関係がある人はプラス方面を評価するのが礼儀というものなのかもしれないが、しがらみのない人間として)、これを機会にWinnyとは何だったかを簡単にではあるが振り返っておきたい。 分散型P2Pとして、匿名性をウリに登場したWinnyの背景には、当時社会問題にもなった、WinMXによる著作権侵害行為が摘発され始めていたということは確実にある。それは、Winnyを生み出した金子氏が2ちゃんねるダウンロード板(当時、WinMXなどの交換情報などであふれていた、違法な著作物入手を意図している人た

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    langu 2013/07/08
  • インターネットが都会と地方の格差を鮮明にする - novtan別館

    都会・地方論も定期的な盛り上がりを見せますね。 都心住まいの価値とは何か - よそ行きの妄想 地方都市という地獄 あるいは関東圏の「私が住んでるところは田舎だよ(笑」が如何に残酷かについて - mizchi log http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/01/15/143959 んで、ここに述べられていることについては(両親の実家に滞在はするののの)都会生まれ都会育ちの僕としては特に言えることはないかな。ただ、いわゆる「都会」についても30年前のそれとはコミュニティの有り様も大きく変わっているし、そこに「ある」ものが増えている。まあいいや。 でね、Webの果たしている最も大きな変革というのが、時間と距離を超越したコミュニケーションだ、というのは何度か繰り返しエントリにしている持論。でもそれが必ずしもポジティブな変革だったのか、とい

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    langu 2013/01/17
  • 銀行SEの現在 - novtan別館

    もう2007年といえば5年前のことになってしまう。時のたつのは早いものです。 当時の増田のエントリが何故か今頃盛り上がっていて、その結果それに言及した僕のエントリも盛り上がっているようなのですが、5年前の状況というのはさすがに古かろう、ということでちょっとアップデートしてみたいと思います。 参考: IT業界で無事にいたいなら銀行に関わるな 銀行SE…かわいそうです… - novtan別館 ここ最近の銀行システムの大きなトピックというのは三菱統合UFJ銀行のDAY2(システム完全統合)と、みずほ銀行の3.11後の大障害とそれに伴う銀行の統合・システム刷新でしょう。 特に後者は銀行システムの停止が社会に与える影響が如何に大きいものかということを体現してくれました。 なんどかリークもされているからここだけの話をすると、みずほ銀行はいわゆる第三次オンラインをちゃんとやらなかった建て増しシステムであ

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    langu 2012/11/15
  • 吐かせのプロが社会にもたらす秩序と混乱 - novtan別館

    今回の乗っ取り脅迫書き込み事件はコンピュータ犯罪に対する警察力の未熟さを明らかにしただけではなく、もっと重大で重要な問題をわれわれの目の前に提示してくれた。 取り調べの可視化については相当抵抗があったというのはみなさんの記憶に新しいことだろう。その理由がスムーズな取り調べの阻害とかそういうものではなく、冤罪者を作る手口の開示を避けるためだったということがはっきりしたわけだ。 自白をさせることそのものは、悪いこととは言えない。きちんと捜査され、最後の決め手が犯人の自白によるものである事件は沢山あるだろう。しかし、その裏で、やってもいないことを自白させられる。 人間がこんな簡単に自分がやってないことを自白するという事実は警察にとっても恐怖を与える結果なのではないか。なにしろ彼らは確信を持って犯人にうたわせ、それをもとに有罪に持ち込むのである。自白を取ると言うのは勲章であり、その撃墜数を誇るもの

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