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ブックマーク / chakichaki.hatenablog.com (10)

  • 新書の並べ方 - 本屋のほんき

    とある店舗から新書の並べ方についての質問があった。お客様から「適当に並んでいてわけがわからん」とクレームを頂戴したのだとか。「どうやって並べたらいいのでしょうか…?タイトルで五十音順とかがいいのでしょうか?」って、おいおい、まともな書店員のしてくる質問じゃねーぞ、と思いつつ「とりあえず出版社別にわけて、そのあと番号順に並べるのが正解です。どこの店でもそうしてます、とっとと並べかえなさい」と回答したのだが、はたして当にそれでよかったのだろうか、といまさらながらちょっと考えた。 昨今の新書ブームで新書の前年比が150%を超えていたりするのだが、ロングセラーの売上が跳ね上がったという実感は全く無い。一部の化け物みたいに売れるメガヒット作を除けば、1タイトルあたりの売上は昔から変わっていない気がするのである。「ゾウの時間ネズミの時間」の売上が新書ブームだからと言って爆発的に伸びただろうか?全然変

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  • 勝手に本屋ミシュラン #56 宮脇書店総本店 - 本屋のほんね

    日は宮脇カルチャースペースあらため宮脇書店総店です。かつて日最大面積を誇った世界的にも非常にユニークかつワンダーなこの書店については、以前勝手に屋ミシュラン#43でもとりあげましたが、紀伊国屋書店に対抗するために宮脇グループ総力を結集し、ある意味世界最強の書店に改装したので再度とりあげることにいたします。新しいお店のキャッチコピーは「のテーマパーク」。そもそも神社が店内に建ってたりするワンダーな書店だったので、あれ以上どのようにテーマパーク化するのか、この目で確かめないといけないではないですか。 というわけで高松にやって来ました。宮脇総店のシンボルと言えばやはり屋上にそびえたつ「」のマークの観覧車。タクシーの運転手さんにも「観覧車のある屋さんにお願いします」というだけで通じます。この観覧車、紀伊国屋書店に対抗するために屋上に観覧車を作るべし、という実に不思議な経営センスをお

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  • ■ - 本屋のほんき

    今日は時間がないのでただの感想文。しかもマンガ。 もやしもん(4) (イブニングKC) 作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/22メディア: コミック購入: 9人 クリック: 72回この商品を含むブログ (386件) を見る何が面白いのかうまく説明できないマンガをほめるのは難しいなぁ…。淡々と続くへんな日常、いやそれも違うか。大学マンガとしては「動物のお医者さん」以来の傑作であることは間違いなし。評価A−金魚屋古書店 4 (IKKI COMICS) 作者: 芳崎せいむ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/11/30メディア: コミック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (84件) を見る芳崎せいむは、だんだんと話の作り方がうまくなってきていて、出納帳のころより今のほうが面白いですね。でも編よりもひそかに私が楽しみにしているのが巻末に載

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    lapis25
    lapis25 2007/01/10
    テレキネシス・金魚屋
  • 本屋のほんね - 出版社共同で1つの文庫レーベル

    ちょと面白い話を聞きました。噂によると、複数の出版社が共同で一つのレーベルの文庫を出そうという企画が進められているのだとか。通常、文庫と言うのは、新潮社だったら新潮文庫、角川書店だったら角川文庫というように、一つのレーベルは一つの出版社から刊行されるのが普通なのですが、今回の話はA社B社C社があわせて「ABC文庫」というのをたちあげて、A社からもB社からもC社からもABC文庫が発売されるという企画なのだそうです。ふむふむ、今まであまり聞いたことの無い斬新な企画です。 これが実現すると、大手版元による文庫市場の寡占化が崩れる可能性があるという意味で、ちょと興味深い企画です。例えば中堅版元のA社は、自社で文庫レーベルを持っていないが故に、単行でヒットを飛ばしてもそれを文庫化して継続的にコンテンツを販売することができず、泣く泣く30万程度のはした金で大手版元に文庫化権を売らなければならなかった

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    lapis25
    lapis25 2006/12/26
  • ■ - 本屋のほんき

    在日の地図 ~大韓棄民国物語 作者: 山野車輪出版社/メーカー: 海王社発売日: 2006/10/24メディア: 単行 クリック: 36回この商品を含むブログ (25件) を見る日各地に点在するコリアンタウンを訪問して、その発生した歴史的経緯を説明しつつ、「嫌韓流」的な切り口で在日朝鮮・韓国人をバッサリ斬り捨てる。ちょっと感じ悪いです。 私は幼い頃、宝塚の伊子志という武庫川沿いの町に住んでいたのですが、そこにも集落がありました。いつも赤いものをいっぱい道端に並べて干していて(今思うとそれは唐辛子なんだけど)子ども心に不思議なところだと思っていたものです。親からは「用が無ければあそこにはあまり近づいちゃいけません」と言われてましたが、仲のいい友達がいたので完璧に無視ってました。今思えば、親もひどいことを言ってます。 結構このは、私にも馴染みの深い場所(鶴橋とか会下山公園とか源平町とか

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    lapis25 2006/12/08
    伊孑志.近所だ
  • 本屋のほんね 2006-10-26 暴れん坊本屋さん(3)

    暴れん坊屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3) 作者: 久世番子出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/10/25メディア: コミック購入: 5人 クリック: 11回この商品を含むブログ (153件) を見るこれが最終巻だなんて何ともったいない…。書店コミックとしては過去最高の傑作で、最終話まで面白さのレベルが落ちることはありませんでした。すごいです。 折丁の話とかは私も知らんかった話で勉強にもなりましたし、あまりドラマのないような毎日の書店風景も、プロの手にかかるとこんなにも面白おかしい読み物になってしまうのですね、とかなり感動いたしました。ウチの店にも来て欲しかったです…。 でも最初の「プロパガンダ屋さん」とか読むと、当に今どこの書店でも人不足で死にそうになってるんだなと実感します。これからの時代は、究極に人がいなくても運営できる仕組みを持った書店か、あるいは、

    本屋のほんね 2006-10-26 暴れん坊本屋さん(3)
  • ■ - 本屋のほんき

    アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫) 作者: 古川日出男出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/01メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 209回この商品を含むブログ (208件) を見るアラビアの夜の種族 II (角川文庫) 作者: 古川日出男,片岡忠彦出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/07/22メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 27回この商品を含むブログ (136件) を見るアラビアの夜の種族 III (角川文庫) 作者: 古川日出男,片岡忠彦出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2006/07/22メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 33回この商品を含むブログ (136件) を見る噂には聞いていましたが、これほどとは。こんなには滅多に出会えない。古川日出男という驚異的な才能に恐れ入った。おそらく今年はこのより面

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    lapis25 2006/08/17
    アラビアの夜の種族/古川日出男
  • 誠品書店 敦南店 - 本屋のほんき

    勝手に屋ミシュランも50回目になりました。今回は50回目を記念して台北の書店特集です。今をさかのぼること7年前の1999年、台北に革命的な書店がオープンしました。繁華街の中心に24時間営業のカフェ付の三層の大型書店が出現したのです。台湾を一気に書店先進国に押し上げ、国民に誠品スタイルという文化を定着させ、今や台北を代表する名所にもなってしまった誠品書店敦南店について何を今さらなのですが、やっぱりいい書店なので、屋ミシュランからこの店は外せませんでした。誠品書店は現在約50店舗をやっている台湾で最大の売上を誇るチェーン店ですが、この敦南店は店機能をもった別格のお店なのです。今日はこの店をレポートします。 誠品の敦南店は1Fが銀行になっていて、書店の体は2Fにあります。早速エスカレーターで2Fにあがります。 まず目に飛び込んでくるのはカフェ。入口にいきなりブックアンドカフェです。調度品

    誠品書店 敦南店 - 本屋のほんき
  • 本屋のほんね 新世紀書店--自分でつくる本屋のカタチ

    新世紀書店--自分でつくる屋のカタチ 作者: 北尾トロ,高野麻結子出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2005/04/15メディア: 単行購入: 4人 クリック: 26回この商品を含むブログ (14件) を見る予想外に面白かったこの一冊。三部構成になっていて、一つ目が表題にもなっている2年前に渋谷のパルコに出店していた新世紀書店の実況レポート。二つ目はそこでおこなわれたトークセッションのイベント。三つ目がイギリスにある「の町」ヘイ・オン・ワイに関するレポートです。 実は表題になっている新世紀書店自体に関しては、ただの「屋ごっこ」で見るべきものは何もないのですが、トークセッションが非常に面白いのです。ダヴィンチの横里編集長の話もとてもよかったのですが、特に大阪屋の鎌垣さんの話がすばらしい。これを読むだけでもこのを買った価値はありました。前から思っていたのですが、ネット場で情報発

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    lapis25 2006/05/11
  • 本屋のほんね-ビブロスが破産申請

    うわちゃー…。 ■ ビブロスが破産申請 更新日: 2006/04/05 関係先に通知 ㈱ビブロスは4月5日、東京地方裁判所民事第20部に破産申立を行ったことを取次など関係先に通知した。破産管財人は功記総合法律事務所(03-6226-0632)の田川淳一弁護士。同社は1988年(昭63)設立、資金は5220万円、社員84人。ボーイズラブ系を中心とした雑誌、書籍、CD-ROMなどを発行している。山裕昭社長は3月末で破産申請した碧天舎の社長でもある

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    lapis25 2006/04/06
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