米運輸大手フェデックスの貨物機(2018年8月6日撮影、資料写真)。(c)JOEL SAGET / AFP 【6月25日 AFP】米運輸大手フェデックス(FedEx)は24日、貿易摩擦や制裁措置の拡大を背景にした米政府の輸出入規制のために配送業者たちが「理不尽な負担」を強いられているとして、米政府を提訴した。 貿易戦争で真っ向から対立する米中は、互いに数千億ドル規模の輸出品に対する追加関税の発動応酬を展開。さらに米国は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の製品を米国市場から締め出し、同社による米国の技術利用を制限しようともくろんでいる。 こうした中、フェデックスは24日の提訴発表声明で、米国政府の輸出入規制によって、自社物流網を経由する貨物数百万個を毎日監視するという「理不尽な負担」を強いられていると訴えた。監視を怠れば多額の罰金が科されるという。 フェデックスは、