(※この記事は緊急事態宣言前の2021年4月頃に取材したものです) 「初ガツオ」の旬は3~5月と言われています。 脂のノリがいいのは秋の「戻りガツオ」ですが、年を取ると脂が控えめな初ガツオのほうがおいしく感じます。 というわけで旬の初ガツオを刺身とたたきで食べたい! しかし、居酒屋の時短営業や酒類の提供禁止などが続くなか、仕事が終わった時刻に居酒屋での飲み食いができなくなってしまいました。 頼りになるのはスーパーマーケット。カツオの柵(さく)を買って、家でおいしく食べるしかない。幸いカツオの柵は価格も控えめでお財布にもやさしい。 そこで、魚のプロにスーパーのカツオをおいしく食べるための助言を仰ぐことにしました。 初ガツオは色がいいから「目で食え」 向かったのは、筆者が20年以上にわたって、とびきりおいしいカツオをいただいている地元・沼袋の居酒屋「大衆酒場 萬両」。 ▲東京都中野区の沼袋にあ