「ファイナルファンタジー」(以下FF)シリーズにおける初の実写ドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」を企画・プロデュースしている渋谷恒一氏。もともと渋谷氏は映画会社の日活に所属し、福田雄一監督の初長編映画『大洗にも星はふるなり』なども手掛けてきた人物でもあった。しかし、本ドラマを作ろうと思い立った時には、彼は映画・ドラマ業界とは全く関係ない職種に就いていた。彼の挑戦は、まさしくゼロからのスタートだった。 【画像】大杉漣に千葉雄大が驚愕…!?ゲーム画面あり「光のお父さん」劇中ショット 以前は日活の編成部長を務めていた渋谷氏。今では福田組としておなじみのムロツヨシや佐藤二朗を、福田監督と相談し起用したというエピソードも持つ。だが紆余曲折の末編成部長からはずれ、さらに大病を患ったことから「いつ死ぬかもしれない状況で、このままここにいていいのだろうか。新しいことを何か始めたい」と日活