2006年、イラクのアルファルージャで、軍用の金属探知機を膝に乗せ、テトリスをプレイする米海兵隊の兵士。(PHOTOGRAPH BY TOBY MORRIS, ZUMA PRESS/ALAMY STOCK PHOTO) 1980年代に世界的ベストセラーになったコンピューターゲームの「テトリス」を、メンタルヘルスの改善に役立てる研究が進められている。具体的には、テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。 世界24カ国で実施した調査によると、人が死ぬところを見たり、愛する人が突然亡くなったり、命が脅かされたりする事故に遭ったりするなどのトラウマ体験があると報告した人の割合は70%を超えていた。だが、その後に睡眠障害や
鬱で何事にも関心が向かず日々の生きる目的がなかったとき、出会ってはいけないゲームに触れてしまった。 クレーンゲーム。どのゲームセンターにも置いてあるプライズ機だ。 メンタルをやって狂い始めていた人生が、一気に崩れた瞬間だった。 30代、SES、鬱病。 満足に仕事もこなせていないので、もう中途市場で私を拾う会社は存在しないだろう。 今の会社に置いてもらっているだけでも奇跡だが。 2023年3月、心の拠り所だったソシャゲであるアイドルマスターシンデレラガールズが終了した。 それが直接的な原因かどうかは不明だが、その頃から明確に体調が悪化した。 仕事はできない。集中ができない。もちろん資格勉強なんてできない。 余暇を過ごすアテもない。ハマっていたゲームも漫画も、集中が続かない。 何もできない。 起きて、仕事をするフリをして、飯を食って、寝る。 生きている理由がない。 コンビニで飯を買っているとき
ゲームプレーヤーを精神疾患にするディストピア――久里浜医療センター「ゲーム障害の有病率5.1%」論文のからくり 井出草平 社会学 社会 エグゼクティブ・サマリ 久里浜医療センターの樋口進氏らのグループが発表した論文から、ゲーム障害を過剰診断していく方針が読み取れる。この論文は厚労省・文科省の政策にも影響があると考えられ、ゲーム好きの健康な子どもや若者たちが、精神疾患とレッテルを貼られ精神科病棟に入れられる未来も現実味を帯びてきた。 先日、ゲーム障害の有病率調査が久里浜医療センターによって発表された。【注1】英語論文として発表されたため、まだ一般には知られていないが、専門家の間ではかなり話題になっている。というのも、久里浜医療センターはゲーム障害でない人を診断しようとしているのではないか、と、いわゆる過剰診断を懸念する声が湧き上がっているからである。 本稿では、久里浜医療センターの研究を紹介
任天堂のNintendo Switch向けフィットネスアドベンチャーゲーム『リングフィット アドベンチャー』について、本作のプレイによって慢性腰痛の痛みを緩和する効果が認められたとする論文が発表されていたことが明らかになり、注目を集めているようだ。 『リングフィット アドベンチャー』は、フィットネスをテーマにした体感ゲームだ。身体の各部位の動きを検知できる専用周辺機器リングコンと、レッグバンドに装着したJoy-Conを使って楽しむ。プレイヤーはファンタジー世界を冒険しながら、専門家の監修を受けたさまざまなフィットネスプログラムに挑戦。家の中で本格的な運動ができるとして人気を博し、一時期品薄状態が続いたことでも知られる。 今回明らかになった論文は、千葉大学医学部の研究チームにより今年4月に発表された。近年は、Exergaming(テレビゲームを使ったエクササイズ)による治療効果についての研究
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が世界規模で進行している中、感染拡大を防ごうとする各国では国境封鎖などの対策がとられていますが、パンデミックの際には人間の予期せぬ行動によって感染が拡大してしまうケースもあります。そんな新しいウイルスが広まる中で起きる人々の予測不可能な行動について、世界一プレイヤーが多いMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)で過去に発生した「死の伝染病のパンデミック」から、ヒントが得られるかもしれないと研究者が主張しています。 The researchers who once studied WoW's Corrupted Blood plague are now fighting the coronavirus | PC Gamer https://www.pcgamer.com/the-researchers-who-once-stud
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く