韓国艦艇によりレーダーが照射されたと見られる問題について、はからずもその当事者となってしまった、P-1哨戒機を擁する厚木基地第3航空隊。そもそもどのようなところなのか、司令に話を聞きました。 掲げるは「精強」! 海自第3航空隊 「潜水艦○○撃沈」 一歩、建物内部に入ったそこには、おびただしい数の「潜水艦撃沈戦果(演習による)」が掲げられていました(○○は実在する自衛隊の潜水艦名)。ここは2018年12月に発生した、韓国海軍駆逐艦が海自P-1哨戒機に対し火器管制レーダーを照射したと見られる件において、まさにその当事者となったP-1哨戒機を運用する、海上自衛隊厚木基地(神奈川県)第4航空群第3航空隊。12月上旬、筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)は偶然にも、第3航空隊を取材していました。 拡大画像 海上自衛隊厚木基地 第3航空隊の藤澤司令(写真中)と隊員たち。背後はP-1哨戒機(2018年12