明日の言葉(その22) いままで生きてきて、自分の刺激としたり糧としたりしてきた言葉があります。それを少しずつ紹介していきます。 ボクがまだ20代のころのことだ。 ボクがいた広告クリエイティブ部門(広告制作部門)に新しい室長がやってきた。 200人くらいを統べる上司である。 しかも、まったく違う部門からの横滑りで、ボクたちからするといわゆる「門外漢」かつ「ド素人」、クリエイティブの仕事や現場の実際を理解しているとは思えない。 なんちゅう人事だよ・・・。 みんな、その人事に対しての疑念と不信と怒りを隠さず、新室長に対しても警戒を解かなかった。現場を何もわかっていないヒトが組織をぐじゃぐじゃにしちゃうことはよくあることだ。 変なことしたらタダじゃ置かない! そんな空気が蔓延していた。 つまり、新室長は超アウェイの環境に異動してきたのである。 ある日。 その室長を迎えての初の「定例室会」みたいな
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