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2008年3月30日のブックマーク (3件)

  • 国を愛するとはどういうことなのか - 内田樹の研究室

    レヴィナス『困難な自由』の再校が続いている。 ようやく半分ほど終わる。あと二日あれば、終わる。 夏前にはになるだろう。 あまりに内容がタイトなので、読んでいてこめかみがきりきりしてくる。 鈴木邦男『失敗の愛国心』を読む。 これは理論社が出している『よりみちパン!セ』という中学生向き図書シリーズのうちの一つである。ちくまの「プリマー新書」みたいなものらしい。 私も執筆を頼まれている(たしか天皇制についてだったような気がするけれど、違うかもしれない)。 「以下続刊」のところに名前が出ていた。 西原理恵子/リリー・フランキー/叶恭子/安野モモヨ/杉作J太郎/内田樹/中沢新一・・・というふうに著者名が並んでいる。なかなか意欲的なラインナップである。 鈴木さんのを読むのは初めてである。 読み始めたら、面白くて最後まで一気に読んでしまった。 そのの中で鈴木さんは以前長崎市長テロ事件のあと『朝まで

  • 2.6兆円の財源確保よりも大切なこと : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2008年03月28日10:34 2.6兆円の財源確保よりも大切なこと カテゴリ kinkiboy Comment(0)Trackback(2) 道路族と財務省、国土交通省の言いなりとしか思えない、また世論とはかけ離れた道路特定財源の維持を押し通そうとしていた福田総理も、ついに高まる世論の反発と民主党の強硬な姿勢に押されたかたちで09年度からの一般財源化を踏くめた譲歩案を発表されていました。なぜもっと早く決断できなかったのかという思いでニュースを見ました。 しかし、おひとりでの会見とは寂しい限りで、これが今の官邸の実態を物語っているように感じます。もはやチームは存在しなく、自民党の中も分裂しており、やはり早期解散して民意を問うことが、政治の安定化をはかるためにも必要かと痛感します。 ところで、福田総理の会見に対してはマスコミ各社が、まるで大政翼賛会のように一斉に民主党に妥協をするように主張

    law
    law 2008/03/30
  • 「民間であれば破綻」? (Dead Letter Blog)

    大阪府を始めとして、財政赤字に苦しむ地方自治体について「民間であれば破綻している」と言われることが多い。「一私企業ならばとっくに倒産しているはずのところを、行政機関ということで存続を許されている」、「公務員・公的行政機関はある種の特権を持っている」というわけだ。 もちろんそれは間違っている。 行政機関というのは要するに「誰かがやらなくてはならないこと」をしている機関のことである。仮にある自治体が消滅したとしても、その仕事自体は結局「誰かがやらなくてはならない」のである。市場原理の中で存在する民間企業はそうではない。民間企業が潰れるのは畢竟「その企業が提供するサービス(仕事)が不要とされたから」である。行政機関が潰れないのは誰かが与えた既得権でも特権でもない。民間と異なり、「誰かがやらなくてはならない」仕事だからなくならないだけの話である。 例えば夕張市では行政機関の提供するサービスが縮小す

    law
    law 2008/03/30