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ブックマーク / wsp.sponichi.co.jp (13)

  • 小さな誤解│スポニチワールドサッカープラス

    小さな誤解 2010年11月24日 どうして負けた試合のときだけ、記者の数が多いのか? 浦和レッズのフィンケ監督が記者会見で問いかけたという。僕は現場にいなかったので、どういう経緯でフィンケ監督がこういう話をしたのか、そのときの雰囲気がどうだったのか、そもそもこれがニュースとして取り上げられるのはなぜなのか、その点は見当がつかない。ただ、フィンケ監督と取材陣との関係があまり上手くいっていないのだな、ということは想像できる。 外国人監督と日のメディアの間には、ときどき行き違いが生じる。その人のパーソナリティーにもよるのだが、お互いの誤解が根的な原因であることも少なくない。 ジェフ千葉や日本代表を率いていたイビチャ・オシム監督は、母国ではメディアから敵意のこもった質問を浴びせられていた。そのせいで、メディアへの警戒心が強かったようだ。あるとき、「なぜ、この選手を起用したのですか?」とい

    law
    law 2010/11/25
    読んで見て頭から?が出た。何が言いたいのだろう?話のすり替え?なのかなあ、それにしてはすり替わってないし。通訳が原因の小さな誤解程度ではない根っこの部分の問題から目を逸らしたがっているのかな?
  • W杯躍進でJ途中流出加速する皮肉【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス

    W杯躍進でJ途中流出加速する皮肉 【金子達仁】2010年07月16日 仮にW杯で代表チームが惨敗するようなことがあれば、Jリーグの観客動員は間違いなく影響を受ける。日サッカーの危機を叫ぶ声も出てくる。だが、それでも問題はないとわたしは考えていた。 W杯の時期のみ、サッカーに熱狂する人たちがいる一方で、週末ごとの試合、自分たちの愛するチームの戦いぶりに一喜一憂する人たちの数は、間違いなく以前より増えている。長野県では、JFLに昇格した松山雅を支援する地元銀行に、今年だけで100億円を超える預金が集まった。日本代表の惨敗は、いわゆる浮遊層を遠ざける結果になるかもしれない。けれども、核は揺らがない。それどころか、確実に太くなってきてもいる。だから、日本代表が負けても大丈夫だと思っていた。 事態は、予想とは正反対の方向に進んでいる。 決勝トーナメント進出を果たしたことで、再開してしばらくの間、

  • この勝利を手放しで喜んでいいのか【山内雄司】│スポニチワールドサッカープラス

    この勝利を手放しで喜んでいいのか 【山内雄司】2010年06月16日 田のゴールに興奮した。カメルーンの反撃には「もちこたえてくれ」と神にもすがる思いだった。終了の笛に「よっしゃ」とガッツポーズした。 だが、それは私の日人としての血が能的にそうさせただけであり、勝点3奪取の喜びも瞬間的なものでしかなかった。ほどなく襲ってきたのは、言い様のない虚しさと不安。日当に求められたのは、果たしてこの勝利なのか。 『ここまでのところ最大の番狂わせ』と報じた海外紙もあったそうだが、だとしたらそれは日ではなく、カメルーンが演じたものだ。どこから観てもカメルーンはヘボかった。「不屈のライオン」どころか、「不憫な」あるいは「不遜の亀」だった。 ルグエン監督との不仲が噂されるエマナやカメニ、A・ソングといった主力がスタメン落ちし、代役は代表初選出や経験不足の選手たち。運動量も連携も、球際の厳しさ

  • [風間八宏] サッカーの怖さ知るのもいい経験【ニッポン原論】│スポニチワールドサッカープラス

    [風間八宏] サッカーの怖さ知るのもいい経験 【ニッポン原論】2010年04月08日 【CL CSKAモスクワ0-1インテル・ミラノ】早い段階で失点したことで、田にとっては難しい試合になってしまった。攻め上がっても守備のシステムが形成されているし、想定した以上に大きい1点になった。 失点はバックパスを奪われたことが発端だが、あのレベルでは当然のように狙われる。これまではミスにならなかったプレーがミスになる。それも、欧州CLという舞台に立ったから分かること。サッカーの怖さを知ったのもいい経験だ。 枠をとらえられなかった2のFKは人工芝の影響が出た。天然芝と違い、人工芝はセットしたボールが浮いていない。左足首を痛めていた影響もあるだろうが、これまでと同じように蹴ったため正面で叩けなかった。 反省点はあるものの、全体的には落ち着いていた。第1戦は厳しいマークに苦しめられたが、第2戦は無駄に

  • 本田圭佑の快挙【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    田圭佑の快挙 【西部謙司】2010年03月17日 CSKAモスクワがUEFAチャンピオンズリーグのベスト8に進出した。田圭佑は先発出場して1ゴール1アシストの活躍、日人選手のベスト8進出は初めてだ。 第1戦に続いて1トップ下のポジションでプレーした田は、的確なパスやキープで攻撃の流れを作り、スローインをつないで1アシスト。セビージャに同点にされた後、FKから強烈な変化をつけたシュートで決勝点をゲットした。シュートはGKの正面に飛んでいるが、急激な変化に戸惑ったGKの手を弾いてゴール上部に突き刺さっている。 日本代表にとっても、田はもはや不可欠な存在になったのではないか。代表チームでの活躍ではなく、CLでの活躍によって。 中村俊輔、小野伸二、稲潤一の欧州帰国組が活躍している。それぞれ素晴らしい才能の持ち主であり、彼らのプレーがJリーグで見られるのは楽しい。ただ、彼らは欧州で出

  • 肉体酷使のアマ守る「大人」がいない【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス

    肉体酷使のアマ守る「大人」がいない 【金子達仁】2009年08月28日 あるプロ野球評論家の方がポツリと一言。 「負けろ、負けてくれって思ってるでしょうね。スカウトの人たちは」 花巻東、菊池雄星投手のことである。甲子園で勝ち進んでいけば連投になる。連投になれば故障の可能性が出てくる。プロにとっても期待の大器。できることならば、無事に高校野球を終えてほしい……ということらしい。 プロとアマチュア。どちらの肉体がより完成されているか。どちらの肉体が酷使に耐えうるか。答えは決まっている。 では、日人の肉体は、欧米人に比べると格段にタフなのか。欧米人であればとても乗り切れないような試練を、いとも簡単に乗り切ってしまう運動能力があるのか。これも、答えは決まっている。 ならば、なぜなのか。 多くの日人は、この春、WBCに沸いた。投手の肩を守るため、プロの、メジャーの投手の肩を守るための投球制限が

    law
    law 2009/08/29
    正論。私が甲子園を見るようになってからずーっと言われてるけど改善される余地がありませんねー。悲しくなる。
  • ボールを見ない【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    ボールを見ない 【西部謙司】2009年06月18日 オーストラリア戦は力負けだった。ともに主力を欠いたゲームながら、プレースタイルはどちらも変わっていない。オーストラリアは守備の固さとコンタクトプレーの強さ、高さが武器だ。日はパスワークとセットプレーが長所である。今回はオーストラリアが日を上回った。 W杯に向けて日の課題は山積みだが、何しろもっと長所であるパスワークのレベルを上げないと苦しい。07年のアジアカップではボールポゼッションでオーストラリアを圧倒してゴール前に釘付けにした。それでも結果はドローなのだ。2月のホームゲーム(0-0)も似たようなものだった。今回のような支配率では負けて当然である。 比べるのはおこがましいが、ボールポゼッションをベースにしたスタイルのスペインとは大きな差を感じる。 スペインのパスワークは、ハンドボールやバスケットボールのようだ。手でやっている

  • 稲本の仕事【海外通信員】│スポニチワールドサッカープラス

    仕事海外通信員】2009年05月13日 ここに来て、稲潤一がおもしろくなってきた。 フランクフルトに所属する稲は今季17試合に出場。5月9日(土)には、アウェーゲームのハノーファー戦に先発出場した。 この日のフランクフルトのフォーメーションは4ー1ー4ー1。4バックの前に稲がワンボランチで入り、その前にMFが4人、右からマハダビキア、フィンク、マイヤー、コルクマズ、1トップにフェニンという形だった。稲仕事は中盤の底で余って、相手の攻撃を寸断することがメインだった。 「基的にはあそこのポジションで。仕事としてはトップ下に選手を置くチームが多いので、その選手を止める。あとはつなぎの起点になれるように」 稲はこの仕事をほぼ完璧に遂行した。前半7回、後半6回と次々と相手のボールをカットし続けた。ハノーファーのトップ下のポジションに入っていたのは、元オランダ代表のブル

  • 秋春制は日程の問題【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    秋春制は日程の問題 【西部謙司】2009年03月26日 Jリーグが秋春へのシーズン移行案を却下するだろうと予想し、前回のコラムでは継続して議論すべきだと書いた。そうしたら、当に日協会のほうで検討グループを立ち上げるという。もちろん、僕は賛成である。だが、「(積雪対策の設備投資に)当にそんなに金がかかるのか」という犬飼会長の発言を聞くかぎり、ピント外れの感は否めない。秋春制実現へ検討するなら、焦点は日程調整しかないからだ。 秋春制のメリットとデメリットを整理してみよう。最大のメリットは試合のパフォーマンスが向上することだ。春と秋に試合をすることについては、誰も異論はない。しかし秋と春だけでは日程を消化できないから、夏にやるか冬なのかという点でJリーグとJFAで意見が分かれている。しかし、寒いのと暑いのでどちらがいい試合になる可能性が高いかといえば寒いほうだ。これはほとんど議論の余地がな

  • 高温多湿でのサッカーこそが異常【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス

    高温多湿でのサッカーこそが異常 【金子達仁】2009年03月19日 史上最悪のW杯はどの大会か。わたしの答えは決まっている。94年W杯米国大会が最悪だった。なぜか。サッカーをプレーするにはあまりにも暑すぎたからである。あの大会は、アジア勢の健闘が光った大会でもあったが、見方を変えれば、殺人的な暑さが欧州勢をボロボロにしてしまった大会だった。なにしろ、ピッチ上の温度が50度近くに及ぶことさえあったのだから。 暑さは、サッカーの質を低下させる。間違いなく、それも大幅に低下させる。2002年のW杯日韓大会が質として決して高いものにはならなかった原因のひとつにも、暑さが関係しているとわたしは思う。実際、日の気候に辟易(へきえき)とし、オフレコの場で「二度と日ではプレーしたくない」と漏らした選手も少なくない。 では、寒さは質を落とすだろうか。 そんなことはない。 では、日の寒さは世界的にも屈指

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    law 2009/03/19
    問題は気温じゃなくて降雪。あとヨーロッパがどうだからってのは一つの指標ではあるけれど、日本は日本だし。
  • 欧米を見れば「秋春制」不可能ではない【金子達仁】│スポニチワールドサッカープラス

    欧米を見れば「秋春制」不可能ではない 【金子達仁】2008年12月04日 Jリーグのシーズン移行論議が再燃している。2日に行われた検討プロジェクトでは、出席したJ12チームのうち、9チームから反対の声が上がった。「降雪地域では不可能」「メリットがない」といった理由が反対の根拠となっていたようだ。 確かに、シーズンが秋開幕の春閉幕というスケジュールになれば、札幌、仙台、山形、新潟といったチームはインフラの整備に莫大(ばくだい)な資金が必要になってくる。現状を鑑(かんが)みた場合、シーズン移行に反対する気持ちは理解できる。 だが、不可能ではない。 もし札幌で冬にサッカーをやるのが不可能だというのであれば、アメフトのNFLもかなりのチームが現在のカレンダーではやっていけないということになる。Jリーグでは不可能で、NFLでは可能になっている理由はひとつ、資金の有無である。ならば、冬だから不可能だ

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    law 2009/03/06
    分からないではない意見なんだけど、雪祭りでガクッと。道民としてはうわーってなる。
  • もし、自分がマチャラ監督だったら【西部謙司】│スポニチワールドサッカープラス

    もし、自分がマチャラ監督だったら 【西部謙司】2008年09月03日 いよいよワールドカップ最終予選が始まる。緒戦の相手は3次予選でも対戦しているバーレーンだ。 ここで相手の立場になって考えてみよう。自分がバーレーンの監督だったら、日とどう戦うだろうか。以下、もし僕がマチャラ監督だったら…。 最も警戒すべきはセットプレーだ。遠藤、中村俊の正確なキックと中澤、闘莉王の高さは十分に注意しなければならない。3次予選では封じることができたが、なるべくファウルしないことが肝心。とくに相手が背を向けているときには当たりに行かないこと。日のアタッカーには、それほど突破力も決定力もないので慌てる必要はない。 日はサイドバックのオーバーラップからの攻撃を得意としているが、中央に高さのあるストライカーがいないので、ニアポストを重点的にケアしておけば決定機にはなりにくい。日のロークロスが“ストライク”

  • 日本人だけがわからないマリーシアの意味【戸塚啓】│スポニチワールドサッカープラス

    人だけがわからないマリーシアの意味 【戸塚啓】2006年09月21日 日本代表の中東遠征を取材したあと、そのままイタリアへ行ってきた。ちょうどセリエAが開幕するタイミングで、翌週からはチャンピオンズリーグも開幕ということで、まとまった数のゲームを観戦してきた。 もっとも今回は試合観戦ではなく選手の取材がメインだった。各国代表クラスにインタビューをしてきたのだが、そのなかでカカー(ブラジル代表)がこんなことを話していた。「W杯ドイツ大会の日本代表に足りなかったものは?」という質問の答えである。 「いい意味での悪さを持たないといけないと思うんですね。そこがちょっと、足らなかったような気がしますね」 マリーシアという言葉で紹介されている「いい意味での悪さ」を、日人選手から感じるのは難しい。中東で2試合を戦った代表チームには、まったくと言っていいほどマリーシアがなかった。 では、マリーシ

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    law 2006/09/21
    難しくて理解できない。でも、これを理解できる人が増えれば日本も強くなるような気がする。
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