for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up [東京 11日 ロイター] 企業年金連絡協議会の相島英雄会長は11日、米国発の金融危機の影響で年金の運用が悪化していることを受け、年金基金はこれまで行ってきた分散投資の効果を見直し、分散投資の意味を再考する必要があるとの見方を示した。 世界的な株安や円高などで年金基金は厳しい運用環境に直面している。相島会長は、都内で行われたグローバル・ペンション・シンポジウムで「年金基金にとっては、今までやってきた分散が効いていたのか、投資が的確だったのか見直すチャンスになる」と語った。インフレ対応として株式では素材銘柄、為替では資源国通貨に投資していたケースを挙げ「投資手法としては異なっていてもリターンの源泉が重複してい