『NYダウETF』(シンプレクス) ――日本の取引時間に東証でNYダウの売買が可能に。外国人がETFを売買する際の税務リスクを避けるため、指数採用銘柄組み入れの外国籍ファンドに投資する運用形態を採用。配当金の30%源泉税は還付されず、国内源泉税との二重課税状態が残る。 シンプレクス・アセット・マネジメント(以下、シンプレクスAM)が運用する『NYダウETF(1679)』<正式名称:「Simple−X NYダウ・ジョーンズ・インデック上場投信」>が、2009年12月10日に東証に上場する。海外先進国の株価指数連動型のETFは国内初登場。NYダウを日本時間に東証で、円で売買できることになる。売買単位は10口で、最低売買代金は当初10万円程度の見込み。信用取引も可能だ。運用コストとなる信託報酬は実質年0.6075%程度(税込み、注1)。決算は年1回(12月)で組み入れ株式の配当金を原資にした分配