24日に開かれた自民党のスポーツ立国調査会の会合では、出席者から、日本大学側の対応をめぐり、「日大の上層部と監督が一体となっており、大学の自浄作用は期待できない」、「私学助成という公的資金が投入されている以上、ガバナンスが必要だ」といった批判や指摘が相次ぎました。 また、「国としてスポーツの問題を調査したり報告を受けたりする機関を作り、一本化して対応する必要がある」という意見も出されました。
2018/05/24(Thu) 日大アメフト問題の陰で由々しき問題が進行している。(CatWalkより転載) 日大アメフト問題が炎上するその陰で、あるいはそれ以上に深刻な問題がひそかに進行している。 発端は5月17日付「日刊ゲンダイ」紙上の以下の記事である。 要するに森友問題のスクープを出し、さらにこの問題に現在進行形で関わっているNHK記者のとつぜんの考査室への左遷。 これには何らかの大きな力が働いているのではないかとの憶測をもとに書かれた記事である。 もしこの記事に書かれていることが事実であるとするなら、言論統制事案とも考えられ、マスメディアのみならず私のように言葉を編む人間にとっても深刻な問題であり、さらに言えばメディアの言葉を享受している一般市民にとって、ある意味で日大アメフト問題以上に大きな問題であると言える。 そしてこの「日刊ゲンダイ」の記事はネットで拡散し、岩上安身氏、望月衣
法政大学の田中優子総長は5月16日、大学ホームページ上で「自由で闊達な言論・表現空間を創造します」と声明を発表した。声明では、 「昨今、専門的知見にもとづき社会的発言をおこなう本学の研究者たちに対する、検証や根拠の提示のない非難や、恫喝や圧力と受け取れる言動が度重ねて起きています」 「その中には、冷静に事実と向き合って社会を分析し、根拠にもとづいて対応策を吟味すべき立場にある国会議員による言動も含まれます」 と説明。現状に強く抗議した。 「適切な反証なく圧力によって言論をねじふせるようなことは許されない」 大学ホームページに掲載された声明文 声明にある「国会議員による言動」とは、自民党の杉田水脈衆院議員や橋本岳衆院議員らを指すと思われる。杉田議員は4月下旬、安倍政権に批判的な立場を取る法政大学の山口二郎教授が「6億円弱の科研費を受け取っている」と指摘。山口教授はこれに対し、4月29日の東京
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先日、「『正しく』よりも『やさしく』ありたい、そのためのメモ」で、うつ病ブロガーさん(Aさん)がブログを削除した経緯について書きましたが、中途半端な書き方だったかもしれません。 彼女が匿名掲示板で父親の個人情報を晒され、ブログ削除に追い込まれたことは、私にとって衝撃でした。 もし自分が同じことをされたら、衝動的な自殺に走ってしまうかもしれません。 彼女にとって、ブログは自らを表現し承認される場、他者とつながる大切な場であり、それを奪う権利はだれにもありません。 しかし私は、彼女を批判する記事を書いたことのあるブロガーさん(Bさん)とも知り合いのため、どの視点からこの記事を書こうかかなり悩みました。 (掲示板でAさんを攻撃していたのはBさんではないと信じています) Bさんのことを除いても、掲示板でAさんを攻撃していた人たちは、リアルで苦しい思いをしていたりAさんよりも病んでいたりするのではと
日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関連して、本学(日本体育大学:にっぽんたいいくだいがく)アメリカンフットボール部及び学生に対して、誤った誹謗・中傷を含め、多くの御意見やお問い合わせを戴いております。 本学学生が安心して学生生活を送れるよう、御理解願います。 なお、本学としても、このようなことがないよう、その指導に努めてまいります。 日本体育大学広報課 〒158-8508 東京都世田谷区深沢7-1-1 TEL:03-5706-0900(代表) FAX:03-5706-0912 〒227-0033 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1221-1 TEL:045-963-7900(代表) FAX:045-963-7903
アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で、日大選手が関学大選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、被害者の父で大阪市議の奥野康俊さんは24日、自身のフェイスブックを更新し、日大に対する怒りをあらわにした。 奥野さんは「指導者2人に対して、体の震えが止まりません。市議会維新代表にも伝えておりますが、私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了をもって大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません。残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向きあう覚悟です」とコメントした。 日大は23日、午後8時ごろから東京都内で緊急記者会見を開き、内田正人前監督が「私からの指示ではございません。ただ、スタートからゴールまで私の責任だと思っている」と説明した。緊急会見には、日大の宮川泰介選手に指示をしたとされる井上奨コーチの2人が出席。井上コーチは定期戦前日
Published 2018/05/23 16:30 (JST) Updated 2018/12/06 14:57 (JST) これは典型的な「ダークペダゴジー」ではないか。アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で、悪質な反則行為をしたとされる日大選手の記者会見を見て、そう思った。ここで「したとされる」と書く理由は後で述べる。 ペダゴジーは「教育」や「教育学」のこと。そこにダークが付くから「闇の教育」といった意味だ。もともとはドイツの評論家の造語で、ドイツ語を直訳すれば「黒い教育」となる。 「ダークペダゴジー」として紹介している教育社会学者の山本宏樹さんによれば「暴力・服従・うそ・賞罰・欲求充足の禁止・条件付き愛情・操作・監視・屈辱などを用いたしつけ、教育」を指す。 日大側は「指示」を認めていないが、選手の陳述書の説明によれば、事態は次のような経過をたどった。 まず監督やコーチ
週刊文春が23日発売号で悪質タックルの内田監督コメントを暴露前記事(悪質タックル問題で逃げる日大広報部の不可解~日大の今後をシミュレーションしてみた)で日大広報部の対応について「火に油を注ぐどころか、ガソリン缶を背負って飛び込むも同然な支離滅裂な対応」と書きました。 そして本日23日、この日大悪質タックル問題で、取材3件(いずれも石渡が取材を受ける側、うち1件は電話取材)を終え、自宅に帰ると、まさかまさかの日大会見。 23日発売の週刊文春で、試合終了直後の記者会見について反則を示唆する内容を掲載。さらに音声データも公表予定(24日朝)。 あまりにも批判が強く、世論に圧されたこともあってか、緊急会見となりました。 私もネットで見ていましたが、結果的には「火に油を注いでガソリン缶を背負って飛び込み、さらに火薬を追加投入」という史上最悪の記者会見となってしまいました。 繰り返しますが、日大と日大
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