吉川英治の「三国志」(kindle版)を久々に読むと「常に死ぬ覚悟ができている男」「自分の命を軽視している人間」をあらゆる場面で繰り返し最大限に称揚していて、本当にあきれる。戦前のある時期の常識では「あっさり死んでみせることのできる人間」がすなわち最高の人格者だったわけなのかな。
私もそのまんまRTしましたよ。 白饅頭とか青眼鏡とか、この種の逆張りの関節技を決めてみせることでネットの片隅で凱歌をあげてる人たちに一定の需要があることは、まあわからないでもないのですが、なさけないのは、活字の世界の人間が、この種… https://t.co/k7oleCSmyp
「命がけで表現に取り組む者だけが、本当の表現の自由を手に入れられる」みたいなマッチョイズムが、心の底から大嫌いなので、「生半可な気持ちで原稿を書き飛ばしていたり、思いつきで絵を描いてる人間にも等しく保障されているのが表現の自由ってやつなんだぜ」と言い張ることにしている。
SNSの普及は「仲間同士でツルむことによって際限なく党派性を強めて行く党派的なバカ」を視覚化している一方で、「対立する両派をたしなめてさえいれば高貴な中立性を保てると思い込んでいる底なしのバカ」を量産していたりもする。
IT成金のみなさんが振り回しているネオリベ思想(市場原理主義と結果能力主義とコスパ至上主義)は、つまるところ優生学思想ならびに社会ダーウィニズムとほどんどまったく同じもので、両者の立ち位置は2センチぐらいしか離れていないと思う。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く