書くことは考えることだ。 随分前に読んだ本の冒頭の一言が、ずっと印象に残っている*1。──うん、そのとおりだと思う。ほんまそれ。振り返ってみればブログを書き始める前、モバゲーやmixiなどで独りよがりの長文を書き殴っていた頃から、自分にとって“書くことは考えること”だったように思う。 より正確に言い換えるなら、「書くことでしか考えることができない」となるかもしれない。僕には、自分が何を考えているのかがわからない……いや、もちろん「頭空っぽのパッパラパーで過ごしてます!」というわけではございません。たぶん。あれこれ考えながら生活できている……とは思います。きっと。人並みには。 ただ、「自分の思考をまとめるにあたっては、『書く』という方法が一番適している」という実感がある。黙り込んでひたすら思索に耽ったり、他人との対話によって自身の考えをまとめたりするのではなく、原稿用紙やメモ帳や画面に向かっ
![まさに今、「書く」ことに苦しんでいる人の助けとなる本『ライティングの哲学』 - ぐるりみち。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d41777b68fe8b5ca9aaa1e85341ca6b7baca9bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fo%2Fornith%2F20210926%2F20210926231125.jpg)