オンライン学習プラットフォーム「Udemy」で学ぶことができる「ソフトウェア開発におけるマネジメントスキル」関連の講座を特集して紹介します。この記事を参考に講座を選んでみてください。
ITエンジニアは,厳しい納期を守るために,徹夜や長時間労働を強いられることが多い。こうした過重労働が原因で病気になったり万一死亡した場合,どんな補償を得ることができるのだろうか。 1990年5月に,銀行のオンライン・システム開発プロジェクトでリーダーを務めていた33才のSEが,自宅で脳幹部出血により死亡した。「過労死」と考えた両親と妻は,SEが所属していたソフト会社であるシステムコンサルタントを相手取って,損害賠償請求訴訟を起こした。 この裁判で,両親と妻は次のような事実を指摘した。 (1)SEは,79年に入社して以来労働時間が年平均約3000時間にも上る恒常的な過重労働を続けていた。死亡直前3カ月間は1カ月当たり約270~300時間,死亡直前1週間の労働時間は73時間25分と特に過重だった。 (2)プロジェト・リーダーに就任してから死亡するまでの1年間は,極めて困難な内容のプロジェクトの
システム開発の世界では「下流工程よりも上流工程に時間をかけろ」という言葉をよく耳にする。これは本当に正しいのだろうか。 「要件定義や設計などの上流工程に資源を集中的に投入し,この段階でバグの芽を摘んでおくことで,コーディングやデバッグ,テストといった下流工程の負担を軽減すると同時に,予想外の手戻り作業を撲滅する。そうすれば,開発期間を短縮できるだけでなく,品質の向上にもつながる」。これが冒頭の言葉の意味するところである。 確かに,デバッグやテストの段階で,設計や要件定義のフェーズまでさかのぼる重大なバグが検出された場合,スケジュールの大幅な見直しを迫られる。ところが,プロジェクトの終盤になってカットオーバーを遅らせるのは現実問題として難しいので,結局デバッグやテストのフェーズが突貫工事になってしまう。そうなると,焦りと疲労が災いしてメンバーがミスを犯しやすくなり,泥沼状態に陥る。これでは,
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