「どうすれば、自分たちのコンテンツが広くシェアされるか」――。これはソーシャルメディアを活用するマーケティング担当者の大きな悩みの一つだろう。企業にとってソーシャルメディアの持つ“拡散効果”は大きな魅力であり、マーケティング戦略に活用する理由でもあるはずだ。 では、実際どのようなコンテンツがシェアされているのだろう。香港のイベント企画会社ブランデッドがインドネシア、シンガポール、韓国、中国、香港、日本の六つの国と地域で実施した調査によると、その傾向はアジアの中でも国ごとに大きく異なっているようだ。 この調査では、ソーシャルメディア上に公開されているコンテンツを「情報や知識など有益になるコンテンツ」、「エンターテイメント性の高い面白いコンテンツ」、「極論あるいは先端的で議論を呼ぶコンテンツ」、「感動するコンテンツ」、「慈善活動もしくは政治的な話題のコンテンツ」の五つに分類し、調査対象国ごとに