歩行者天国となり、多くの人でにぎわう四条通(2023年7月15日午後7時22分、京都市内で)=川崎公太撮影 京都・祇園祭で 山鉾(やまほこ)ごとに販売される授与品「厄よけちまき」がインターネットで転売されるケースが相次いでいる。発売直後から100本以上が出品され、山鉾を巡行する各町の関係者は「信仰の対象でもあるのに……」と頭を悩ませている。 【写真】長刀鉾の「厄よけちまき」 ちまきは、 藁(わら)や 笹(ささ)などで作られたお守りで、玄関に飾ると災厄を避けられるとされる。宵山期間(14~16日)を中心に各山鉾町が1本1000円程度で販売。34基の山鉾がある山鉾町で10万本以上作られ人気の山鉾では早々に売り切れる。