ブックマーク / seijotcp.hatenablog.com (12)

  • 「いじめ急増報道」とネットいじめ、および学校裏サイトについて - 荻上式BLOG

    「平成18年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について」によれば、2005年に比べて2006年のいじめ件数が6倍に跳ね上がったらしい。これは、いじめの定義が、 (1)自分より弱い者に対して一方的に、(2)身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、(3)相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。」 というものから 当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない へと変化したこと。そして「平成18年度から公立学校に加えて、国私立学校も調査」するように変化したことが大きな影響を与えている。社会的な変化を分析することも重要だが、この数値から昨年までの数値と単純に比較できるわけではないことを注意したい。さもないと、 いじめ125倍…95%は解消

    「いじめ急増報道」とネットいじめ、および学校裏サイトについて - 荻上式BLOG
    lepantoh
    lepantoh 2007/11/18
  • 成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 中川八洋+渡部昇一コンビによる『教育問題憂国本』の面白さ。

    以前、「『新しい歴史教科書を作る会』会長&名誉会長コンビが出した『ジェンダーフリー・バッシング』の面白さ」というエントリーを書きましたが、それを遥かに超えるスバラシイを先日読みました。それは、chiki が勝手にプロフェッサーNと呼んでいる中川八洋さんと、保守主義者の重鎮であり自己啓発もたくさん出している渡部昇一さんの共著、『教育を救う保守の哲学―教育思想(イデオロギー)の禍毒から日を守れ』です。 同書は、サブタイトルに「教育思想の渦毒から日を守れ」とあるように、現代日教育全般の荒廃を嘆いて処方箋を提示するという内容のです。渦毒ですよ、渦毒。以下、例によってネタとベタの違いが分かる人だけお読みください(無駄に長いです)。 書はまず「まえがき」において、中川さんが「国家」の役割について次の説明するところから始まります。 国家とは何か。祖先の栄光も艱難も成功も失敗もすべてを『

    成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 中川八洋+渡部昇一コンビによる『教育問題憂国本』の面白さ。
    lepantoh
    lepantoh 2007/02/06
    ステレオタイプな右翼思想だな……フェミニストと朝日と日教組を敵視するという点では。本当にこんなお題目を信じている人がいるのね。筑波大オワタ\(^o^)/!!
  • さかもと未明さん的保守? - 荻上式BLOG

    さかもと未明さんの「道を誤らせないために」という文章を読んでつれづれなるままに。この文章では「『戦争は駄目。喧嘩(けんか)も駄目。みんないい子』として育てられた子供たちがいとも簡単に人を殺すようになったのではないか」と語られているわけだけど、まあこの手の「えー今日は天気がいいですな」「ほんとですな」的なお約束的居酒屋談義にマジレスするものあれだから「少年犯罪データベース 異常犯罪」とかを示しておけば済むとして、以前からさかもと未明さんって、その場所に合わせて発言してるんじゃないのかと思うことしきりなので、これを機会にこぼしてみようかなと。 昨年、さかもとさんの漫画や著作を資料用に大人買いしてみたわけだけど(図書館に入らないもので)、そしてそのお陰で部屋には八木秀次さんとか林道義さんとかどちらかといえばと学会系の「保守論者」のがコンプリートされつつあって、もしこれらを捨てる前に死んだら遺物

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  • ある作家さんの奇妙な情熱。 - 荻上式BLOG

    作家であるらしい古舘真さんという方が、はてなキーワード「ジェンダーフリー」から「ジェンダーフリーとは」を削除したがっているご様子。 そんな古舘真さんのブログに「他のジェンダーフリー一派が同室着替えを推奨していたとしても不思議は無い」とか書かれていて爆笑してしまった。「一派」って。「ルパン一味」みたいなノリなのだろうか。とりあえず、「不思議はない」と憶測で物を言う前にソースを元に検討して欲しいかなーと。ちなみに古館さんによれば、chikiは「ふざけた運動家」らしいです。「運動家」とか「一派」とか、不思議な言葉遣いをする人だなあ(chikiがふざけた人間であることは間違いないですが)。 調べてみたら、古館さんはwikipediaの編集合戦にもとても熱心な模様(その1、その2)。相当まとめサイトを消したいみたい。 その一方で、「中立的立場(ジェンダーフリーだが極端な肯定派も糾弾する良識派)」とし

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    lepantoh
    lepantoh 2006/11/24
    ツッコミ芸は確かに生産性がないんだけど、これはすごいなー
  • 気になるあの方。 - 荻上式BLOG

    id:Kodakanaさんのところで「千葉県市川市の条例が危ない」という記事が紹介されています。まぁこの条例に反対か賛成かはさておき、chiki的に気になるのはそれに対する林道義さんのコメント。 千葉県市川市の快挙に応援を ──フェミ条例への抜的改正案提出 ! 11月13日に市川市の市議会に、現行のフェミ的「男女平等基条例」に代わる「男女共同参画社会基条例案」が保守系議員によって提出された。 新条例案では現行の「男女平等社会の実現の障害となる性別役割分担意識がいまだ根強く残っており」といったフェミ的「前文」がすべて削除されている。また「男女の実質的平等を実現するため」という文章も削除されている。 代わって新条例案には、「男女がその特性を生かし、必要に応じて適切に役割分担しつつ、互いが対等の立場で協力し、補完し合って……」とか、「男女が男らしさ、女らしさを否定することなく」「専業主婦を

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  • 今日のリンク - 荻上式BLOG

    ◆「蓮實重彦インタビュー──リアルタイム批評のすすめvol.1」 蓮實重彦さんのインタビューです。 ◆「報告:三橋順子氏講演会」 三橋順子さんの講演会のレポです。 ◆「いかなる反動の嵐の時代にも」 教育法に関する高橋哲哉さんのアピールです。 ◆「サントリー学芸賞事件+九州大学論文博士審査にまつわる疑惑」 伊藤剛さんの、サントリー学芸賞に関するエントリーです。 ◆「創価学会が公式サイトでマンガを公開中。Webコミック 『うちの兄貴は学会員』」 とりあえず、続きが気になります。 ◆「女性・若者・学生を探せ 内閣府やらせマニュアル 」 ◆「「民」を偽装した教育関係者の大量動員が判明した」 ◆「教育法改正 タウンミーティングやらせの全貌」 ◆「タウンミーティングやらせ質問案、文科省元室長が作成」 ◆「教育再生会議も、再チャレンジTMもやらせ? そして教基法の単独採決は、ウソにはならないのか

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  • 「統計のウソを見破るカギ」の実践例。 - 荻上式BLOG

    林道義『家族の復権』をなんとなく読んでみた。瀬口典子さんが「『科学的』保守派言説を斬る! 生物人類学の視点から見た性差論争」で批判していた澤口俊之さんの主張をそのままひっぱってきて、特にモンゴロイドはネオテニー化が進んでいる(その分進化が進んでいるということらしい)のだから「しつけ」がなおのこと重要であると論じていたり、以前疑問を抱いたスウェーデンへのディスが掲載されていたりと、色々すごいなーと思って読んでいたら、次のような記述を発見して、全米、というか全細胞が震撼した。 「母性神話」とか「三歳児神話」という言葉で否定されてきた母性についても、若い女性のあいだに健全な母性感覚が戻ってきていると感じられる。たとえば、私の授業を受けている女子学生を対象に、次のようなアンケート調査をしてみた(二〇〇一年末に実地)。 応じたのは計235名。以下のような結果を得た(複数回答は不可、「その他」「無回答

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  • 『永遠の法』を観てきました(笑)/ついでに手相占いの件も簡単レポ。 - 荻上式BLOG

    『永遠の法』という、ベストセラーが映画化した話題の超大作(なんちゃって)を、友人にチケットをもらったので観にいきました。まずはあらすじを。 【あらすじ】(東映HPより) 近未来。科学技術の最先端を学んでいる高校生・隆太(高2)は、同じ科学技術研究部の研究仲間パトリック(イギリス人の同級生)、ロベルト(ブラジル人の同級生)と共に、夏休みを利用してアメリカを訪れていた。そこでニューヨークの街角でシャーマン(霊媒師)の老女に偶然出会い、謎のメッセージを伝えられる。それは、発明王・エジソンが生前に研究していたという「霊界通信機」の設計方程式だった。 帰国後、隆太のガールフレンドである夕子も加わって、隆太の家の離れに作った秘密実験室に4人で霊界通信機を作り始める。実験をすすめるうちに、ついに霊界通信機から歌声が聞こえてきた。その声の主は私はエジソンだという。声は“危機”を訴えるが、途中で通信が途絶え

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    lepantoh
    lepantoh 2006/10/03
    手相の人についていくのは怖いのに、よく出来るなぁ
  • 小谷野敦さんがちょっと変だ(追記アリ〜終了)。 - 荻上式BLOG

    chikiがお手伝いした『バックラッシュ!』に、小谷野敦さんがmixiとamazon書評をお書きになったようです。この件についてはMacskaさんが既に書いていますが、議論の流れの中で私も言及されているようなので、簡単にレスポンスさせていただこうと思います。 小谷野さんがお書きになった書評は次のとおり(二重括弧部分は、後に加えられたもの)。 ひどいだ。上野千鶴子は「トランスジェンダー」というのは事後的に性別が変わったと思っているのか? 宮台真司は「宮崎哲弥が、ジェンダーフリーフォビアの連中は、俺たちはもてないのに学校ではセックスの話ばかりというので吹き上がっていると喝破した」と書いているが、宮崎は「ジェンダーフリーフォビア」の話ではなく、中学高校の男の子たちの不満の声に触れただけ。 小山エミは、アメリカでも100人くらい、事後的にジェンダーが変わった例がある、と、小谷野敦の「だいたい

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  • 成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― - 「福島瑞穂の迷言」という都市伝説について(事務所コメント付)

    突然ですが、皆さんは次のようなコピペを目にしたことがありますか? 何年か前の「朝まで生テレビ」での再現。 その日のテーマは「警察官の拳銃使用について」。 司会の田原総一郎と福島瑞穂の会話。 福島「警察官の拳銃使用は絶対反対。犯罪者と言えども 人権はある訳ですしぃ〜、犯人には傷一つ付けてはいけない。 例え凶器を持った凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」 田原「そんな事して、警察官が殺されたら?」 福島「それは警察官の職務ですしぃ〜〜」 (「ええっ〜」と言う驚きの声がスタジオ中に響き渡る) その声にまずいと思ったか福島が続ける。 福島「それに犯人がそんなに抵抗するんだったら無理して逮捕する 必要は無いと思うんですよぉ〜、逃がしても良い訳ですしぃ〜」 田原「じゃっ、逃がした犯人が別の所でまた人を殺したら?」 福島「それはそれで別の問題ですしぃ〜」 (他のパネリストの「おい、おいっ」と

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    lepantoh 2006/06/06
  • 「勉強」ってなんのこと? - 荻上式BLOG

    「大学教員の日常・非日常」さんの、「大学は何をするところだっけ?」というエントリーを読んで頭を抱えました。以下に率直に批判をしますが、BLOG主の「フラスコ」さんに個人的な憤りをぶつけるつもりはなく、認識に誤りがあったら指摘してくだされば幸いです。批判の前に、私は「大学は市場のためだけのものではない」「大学は大学が準備した「勉強」だけを学生にこなさせるものではない」というスタンスであることを明示しておきます。 主な批判対象は、フラスコさんの次の3つの発言に要約されます。 1.「勉強が好きでも得意でもないのに、大学に来るということが信じられません。」 2.「少子化で労働力が少なくなるというのに、こんなのを4年間も大学に置いといても時間のムダ」 3.「教員が研究する姿を見せ、その一端を紹介し、あとは学生が這いずり登ってくればいい」 批判のポイントを簡単に言うと、フラスコさんの「あるべき大学像」

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    lepantoh 2006/02/06
    >特に「文学部」の場合、例え勉強が好きで入学したとしてもほとんど就職と関係ない。教員を目指し這いずり登ろうとしてもポストがない。出口なしの状態で知人の大学院生も何人か自殺している。
  • 成城トランスカレッジ! - 大学改革と監視社会 キャンパスでチラシを配ってたら牢屋に入れられた件について

    2006年2月4日18時から、「早稲田大学ビラ撒き逮捕」をめぐるシンポジウム「大学改革と監視社会」が行われました。その模様をレポします。「署名を募集」しているようなので、読んで共感できる発言があったりしたらそちらもどうぞ。 シンポジウムの参加者は、パネリストとして、文芸評論家の絓秀実(すが秀実)さん、評論家の武井昭夫さん、憲法学者の笹沼弘志さん、社会学者の入江公康さん。発言者として、映画監督の井土紀州さん、文芸評論家の池田雄一さん、映画学研究者の木村建哉さん、ライターの松沢呉一さん、司会に音楽団体「太陽肛門スパパーン」主宰者の花咲政之輔さん。すがさんからのメールでシンポジウムを知り、chikiが学生時代に映画学を教わっていた木村さんも発言されるとのことで足を運ぶことにしました。 【開演前のエピソード】 会場入りする時、会場の前で叫びながら中に入ろうとする男性と、それを止めようとするスタッフ

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    lepantoh 2006/02/05
    彼らは文学部生ではない、てか早稲田の学生ではないらしいですがなぜ文学部キャンパスでまいているのでしょうか。謎です。文学部の死滅はそうなんだけど、自分の中では結びつかない。
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