ST海賊団、会戦す 時は19世紀初頭。 カリブ海に浮かぶ名もなき小島の沖合500mにその船はいた。 船の名前は「STマリア号」 オオハシ船長率いるST海賊団の旗艦である。 STマリア号の船出から2週間。 すでに新鮮な食料は底をついていた。 ラシタ航海士がたてた航海計画は嵐という想定内のアクシデントによって最悪のパターンであるプランCへとシフトしていた。 ベック君:あの島で食料を調達できなければ、しばらく肉の塩漬けしかないから、死ぬ気で狩りしてきてね。 ごりゅ殿:りょーかい。メンドウだけど、腹減るのはもっとやだからね。 ラシタ航海士:たしかあの島にはフルーツが・・ ラシタ航海士が説明を始めたその瞬間、轟音と共にSTマリア号に大きな衝撃が走った。 オオハシ船長:敵襲だ!全員第一種戦闘配備につけ! オオハシ船長の号令の元、全員が持ち場につく。ベック君は戦闘能力に乏しいため、見張り台に上ってラシタ