デザインの仕事に携わっていれば一度は経験するであろう仕事がロゴデザインです。ロゴ(ロゴタイプ)は、対象となる企業やサービスを抽象的もしくは直接的なメッセージを盛り込んだ文字をビジュアル化して表現したものです。見たときのインパクトを求められることもあれば、汎用性、柔軟性が必要とされる場合もあり、デザインの課題も予め設けられていますが、同時にそれがロゴデザインの面白さといえるでしょう。 ロゴデザインのコツは、ひたすらスケッチをするところにあります。筆者も学生の頃、ロゴデザインのクラスを受講したことがありますが、ひとつの課題に対して最低50のアイデアをスケッチすることが条件となっていました。ここでいうスケッチは、サムネイルのような小さいものでよいので次々とアイデアを描いていくプロセスを指します。この段階ではあまりディテールには拘らず、まるでおもちゃ箱をひっくり返すかのようにアイディアを思いのまま
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