不思議な図書館とベック君 ベック君は図書館にいた。 本を探していたが、何の本かを思い出せない。 ふらふらと本棚の間をすり抜けていく。 不思議なことに、いくつかの本棚で同じ本が並べられていた。 ベック君:誰だ、ちゃんと元の位置に戻してない奴は! ベック君は本を取りだし、元あった位置に戻そうと、 あたりの本棚の分類名を確認した ベック君:あれ、オオハシ部長の本棚?ラシタさんの本棚?なんだこれ? ベック君が思案しているその時「トトトトトトっ」と何か足下で走る音が聞こえた。あたりを見渡すと、一匹のハムスターが壁に向かって走っている。明らかに変な点をあげるとするとハムスターはタキシードとシルクハットを着用し、2速歩行で走っていた。 ハムスター:大変だ大変だ!お茶会に遅れてしまう! ベック君:(しゃべった!まじで??しかも、なんであのハムスタータキシードとかきてるの?) ハムスターは壁際で立ち止まった