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ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (2)

  • 現代アートは感じるものか? - mmpoloの日記

    高階秀爾『ニッポン現代アート』(講談社)の書評で、原田マハが「現代アートとは、わかるものではなく、感じるものだ」と言っている(朝日新聞、2013年6月23日)。そうだろうか。原田は書く。 少し前に、現代アートの美術館を女性雑誌の編集者とともに訪れた。その人は、「恥ずかしい限りですが、私、現代アートというのがよくわからなくて……」と正直に打ち明けた。私は答えた、「わからなくて当然ですよ、私だってわからないんですから」と。 私も、かつて現代アートを「わかろう」と努めた時期がある。次々に登場する最先端の表現を、ある種の類型や流派に当てはめて、「多分、こういうことだろう」と結論してみたりもした。しかし、ようやく「わかった」のは、現代アートとは、わかるものではなく、感じるものだということだった。 編集者の言葉を「正直に打ち明けた」と引くのは変だろう。それはさておき、現代アートが分からないということに

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  • 底の見えない美術不況 - mmpoloの日記

    ギャラリーアポロの秋山修さんが発行する月刊紙「APOLLOMEDIATE」の1月号が届いた。「覚悟する時」と題されて、テーマは底の見えない絵画不況だ。 (前略)あのサブプライムローンの問題から、突然に世界の様相が変わってしまった。刻一刻と不況の波が押し寄せてきて、我々美術業界も昨年(2008年)の9月以降、急速にマーケットが冷え込んできた。 ぼくの実感から言うと、9月から12月の3か月で、相場は半分以下に落ちたような気がする。簡単に言うと、100万円だったものが40万円ぐらいで、やっと取引されているという状態だ。 バブル崩壊直後は10分の1に落ち込んだ経験がある。実際当時5,500万で買っていたビュッフェの油絵を600万で叩き売った経験がある。それならバブル崩壊直後より、まだマシじゃないかと言う人が居るだろうが、これが素人の考え。実体としてはバブル崩壊直後より今はもっと悪くて、どこにも出口

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