広島県福山市北本庄、市立女子短大生活学科の2年生5人が、JR福山駅周辺の商店街を散策し、気に入った食堂や居酒屋、雑貨店などを紹介する地図をそれぞれ手描きで作成し、10日、同短大で発表した。 発表会には、市内の商店主9人も参加、若者の集う商店街作りに向けて学生と意見を交わした。 2005年度に始まった同短大と福山商工会議所の連携事業。学生が地域のにぎわいづくりを考える機会にするのと同時に、商店主も若い世代の意見を経営のヒントに結びつけようと実施している。 各学生は、駅周辺の25店ずつを選び、A3判の地図に紹介文と場所を記した。発表では、「面白い店がたくさんあってびっくりした」と評価する意見が出る一方で、「店に明るさが足りず、入りにくい」「(商店街には)飲食以外では行かない」などの厳しい指摘もあった。 商店主たちは「高齢化が進み、若い心をつかめなくなっているのかも」と反省。「何があれば町