"ベンチャーで成功している経営者はどんな人?""成功している起業家に共通していることは?""どんな人が起業家に向いている?"ベンチャーや起業家という言葉を耳にした時には、誰もが一度は想起する疑問である。当然このような質問に対して普遍的な解はない。それゆえ色々と研究や分析がなされ、成功特性みたいなものがまことしやかに語られている。ただ、筆者がこの10年間シリコンバレーで出会った起業家、中でも、『
新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。 インキュベーションの虚と実 今、アメリカでは“スタートアップ”と呼ばれる、ベンチャー企業が次々と生まれている。なぜなら、そうした勢いある起業家たちを育てる土壌が整っており、インキュベーターも多く、なにより、チャレンジを支援する仕組みが存在するか
追記・変更点 5/15 13時 コロプラを追記し、23社に。 5/15 17時 メタップス、オーシャンズ、テラモーターズ、Aimign、ユビキタスエンターテイメントを追記し28社に。nanapiの経営者の特徴を「ライブドアに1億で売却」に変更。「直近1年半」を厳密に「2010年11月以降」としました。クーポン系ビジネスの調達ネタなどを避ける意味合いもあります。 皆様のご協力、誠に感謝しております。 最近、1億円規模の資金調達のニュースが何社か飛び交い、これから億単位のラウンドを狙って資金調達に動いているスタートアップも多くなるであろうことから「1億円以上の資金調達」ネタはホットなトピックです。ちなみに昨年9月に私はTech Waveにこういう記事を寄稿しています。 日本に必要なのは1億円単位で出資する「Series B特化型ファンド」 既に先にWantedlyの仲さんが1億以上の資金調達を
Paul Graham / 青木靖 訳 2005年3月 (このエッセイはハーバードコンピュータ協会での講演を元にしている。) 成功するスタートアップを作るには3つのことが必要になる。優れた人たちと始めること、顧客が実際に欲しがるものを作ること、可能な限りわずかの金しか使わないこと。失敗するスタートアップのほとんどは、これらのうちのどれかをやり損ねたために失敗している。この3つをちゃんとやったスタートアップはたぶん成功するだろう。 そしてこれは、考えてみればわくわくさせられることだ。何しろ3つとも実行可能なことだからだ。困難ではあるが、実行可能だ。そしてスタートアップが成功すれば、創業者は通常金持ちになる。それはつまり金持ちになるということもまた、実行可能ということだ。困難ではあるが、実行可能なのだ。 スタートアップについて伝えたいメッセージが1つあるとしたら、これがそうだ。スタートアップに
こんにちは、磯崎哲也です。日本のベンチャービジネスを取り巻く環境は、統計だけを見ると、どんどん悪化しているように見えます。 例えば、財団法人 ベンチャーエンタープライズセンターという団体が毎年まとめている「ベンチャービジネスの回顧と展望」の2010年の要約版(pdf)によると、日本のベンチャーキャピタルが投資する金額や社数は、毎年どんどん減っています。 2010年3月期には、ついに投資する企業は1000社を切り、投資金額も1000億円を切ってしまいました。2011年3月期は、もっと落ち込んでいるかも知れません。 「世界に冠たるベンチャー企業を作ってやるぞ!」という闘志に燃えている人は、この数字を見て、「えっ、もしかして今って、ベンチャーを起業するには向いてない時期なの?」と思われるかも知れません。 しかし、ちょっと待ってください。 みなさんがベンチャー企業を作るとして、その事業のために、
こんにちは、磯崎哲也です。先日、某イベントで「うちは投資契約結びませんから」(キリッ)とおっしゃる投資家(インキュベーター)の方がいらっしゃって「おっ」と思いました。 (昨今、「インキュベーター」と「契約」するのを怖がる人が多いから、http://www.yomiuri.co.jp/job/entrepreneurship/isozaki/20110531-OYT8T00567.htmというわけでもないと思いますが・・・(笑)) 確かに、例えば学生やサラリーマンからベンチャーを始めた人の中には、契約慣れしていない人もいるので、いきなり複雑な投資契約を見せられたら、頭もこんがらがるし、いろいろな義務を負わされるのではないかと、不安な気持ちになるかも知れません。 「『まどか☆マギカ』で考える『インキュベーター』の役割」の回でも申し上げたように、ベンチャー側の理解度が低いのをいいことに不利な契
フェイスブック 若き天才の野望 にも、Western Technology Investmentという会社が出て来て、コンピュータを担保にした上で「10パーセントから13パーセント」という高利で、フェイスブックに貸付けをしていました。 しかも、イケてる企業と見るや、株式等のエクイティ性の投資をしたがるそぶりも見せます。 (実際、このWTIは、フェイスブックの株式への転換権を手にすることに成功し、今後フェイスブックが上場すると、かなり巨額のキャピタルゲインを得ることになりそうです。) また、先日、シリコンバレーの有名なインキュベーター「Y Combinator」でも、インキュベーションしている各社に、ロシアの投資家Yuri Milnerとそのファンドから、無条件に15万ドルの投資が「convertible note」で行われる、という報道がありました。 (TechCrunchの1月の記事「Y
日本最古の認証パートナーの サンブリッジがSalesforce を活用したDXを推進します 見込客獲得から商談管理カスタマーサクセスまで 一気貫通でサポートします 製品・サービス一覧へ ・プロジェクト管理を行いたい ・問い合わせ工数を削減したい ・予約管理業務を最適化したい 長年のSalesforceの導入や開発、他ツールとの 連携などの実績をもとに、お客様の課題に向き合い 最適なクラウドサービスを提案します お客様の課題から探す 従業員との信頼関係を強化し、 ビジネスの再成長を促す Salesforce Employee Service ニューノーマルの時代の新しい働き方に対応した 従業員エンゲージメント促進ソリューション サービスページをみる
CROSS.COOPには様々な起業家がいます。 この企画はインタビューを通して、その起業家が何を考え、何を思い、CROSS.COOPでビジネスをされているのかをご紹介できればと思いスタートすることに致しました。 毎号、3回に分けての連載形式でお届け致します。 ここ数年、シリコンバレーを初めとしたスタートアップ業界では大分一般化したそうなのですが、ベンチャー企業が資金調達をする際に、特にエンジェル投資家から資金調達を得るようなシードラウンドでは「Convertible Notes」という形態で資金調達を行っているらしいです。 「notes」自体は直訳すると中期債や手形ということになりますが、この場合は転換ローンといったところでしょうか。 転換社債(Convertible Bond)に近いですが社債という有価証券ではなく、あくまで契約の世界である貸付という形を取っています。 日本でも金融機関が
近藤さんは、シリコンバレーで世界に通用するサービスを作ろうとした。 英語圏向けのサービスを。 サービスは一人では開発できない。 一緒に開発してくれる優秀なエンジニアが必要だ。 近藤さんに言われたとおり実装するだけの、イエスマンエンジニアではだめだ。 仕様の細部まで親身になって話し合いながら一緒に開発していく、企画センスも兼ね備えた頭の切れるギークが欲しいところだろう。 英語圏向けのサービスを開発するのだから、当然、英語圏の空気の読めるエンジニアが望ましい。 そこで近藤さんは、現地でそういう人材を採用しようとしたのではないか。 しかし、シリコンバレーでそういう優秀なエンジニアを採用するには、いくつもの問題をクリアしなければならない。 まず、具体的なWebサービスの企画が必要だ。 いくらシリコンバレーのギークたちが、梅田望夫さんのいうようにお互い褒めあい、陽気にオプティミズムを貫いている人たち
このままブログを書いていたことなど忘れてしまいそうな今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。 さて、昨今シリコンバレーでは「エンジェル投資バブル」が起こっております。やっとサイトができました、2−3人でやってます、というくらいのベンチャーの企業価値があがるあがる、どんどんあがる。屋根まであがる。 主にインターネットベンチャーの世界での話ですが。 具体的に言うと、上記で言ったようなできたばかりのベンチャーの「リーズナブルな企業価値」は、去年の頭くらいまでは、(pre moneyで)$2 million前後くらいが相場だったのが、今は$4 million。$8 millionなんてのもザラにあるという状態。 TechCrunchのMichael Arringtonは$4 millionが限界的高さで今やそれを超えつつある、と今朝書いてましたが、ふふふ、$4 millionはもはや「リーズナブル
スタートアップがやるべきことは多い。サービスの企画や開発は当然だが、ファイナンス(資金調達や資本政策)も重要となる。銀行などから資金を借り入れるしかなかった時代から、株式を活用してリスクの低い資金を調達できるようになった現在。しかし、そのノウハウを得る機会は少ないのが現状だ。 8月12日に開催されたイベント「CEO・CFOのためのベンチャーファイナンス」では、公認会計士で税理士の磯崎哲也氏がスタートアップのファイナンスについて講演した。ここでは同氏が語った10の留意すべき事項を紹介する。 1:雰囲気で投資するわけではない 数年前には数千億円あった日本の投融資額は、現在年間1000億円を切っている。一方、米国では四半期に50億ドル(4000億円)から70億ドル(5600億円)の投融資がなされる。年間で考えるとその差は20倍ほどになる。 単純に金額だけで比較すると、日本が厳しい状況にも見えるが
Paul Graham / 青木靖 訳 2006年10月 最近やった講演の後のQ&Aで、スタートアップを失敗させるのは何かという質問をした人がいた。その場に立ったまま何秒か呆然としていた後、それが一種のひっかけ問題なことに気付いた。これはスタートアップを成功させるのは何かという質問と等価なのだ——失敗の原因となることをすべて避けるようにすれば、成功することができる——そしてこれはその場で答えるにはあまりに大きな問だった。 後になって、私はこの問題をそういう方向から見るのも有効かもしれないと思うようになった。すべきでないことをすべて並べたリストがあれば、それをただ逆にするだけで成功へのレシピに変えることができる。そしてこの形のリストの方が、実践する上で使いやすいかもしれない。やらなければならないことをいつも頭に入れておくよりは、何かやってはいけないことをしているときにそれと気付くというほうが
軒先ビジネス 軒先ビジネスは、だれでも簡単にお店が開けるサービスです。あなたの「いつか叶えたい夢」を今すぐ叶えるお手伝いをします。いつか自分のお店を持ちたい、お教室を開きたい、というあなたの夢、今すぐ実現させませんか?軒先ビジネスは、あなたのビジネスの最初の一歩を応援します。 軒先パーキング 軒先パーキングは、社会問題を解決する新たな駐車場のシェアシステムです。お目当ての施設の駐車場は大混雑、道路も大渋滞。一方で近隣の月極駐車場や住宅の駐車場は空いている・・・そんな世の中のミスマッチを解決するのが軒先パーキングです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く