相変わらずうちのチームでは論文輪読会をやってまして、先日僕が担当したのが「21世紀の相関の本命」HSIC (Hilbert-Schmidt Independence Criteria)の原論文たるこいつ↓でした。 Measuring Statistical Dependence with Hilbert-Schmidt Norms (Gretton et al., Algorithmic Learning Theory, 2005) HSICと言えば@motivic_氏の手による一昨年夏のTokyoRでの発表が一番ナイスな解説だと思います。 21世紀の手法対決 (MIC vs HSIC) 追記 HSIC関連だと鈴木先生のこれもお勧め(昔紹介したかも Bayes Independence Test - HSIC と性能を比較する- http://t.co/IMWUpB5qEu— motivi
はじめまして。そろそろ何かしら情報を発信していく必要性を感じたため、主に研究関連で、まとまったことがあれば記事にしていくことにしました。どれだけ更新出来るかは謎ですが。今回は、ノンパラベイズの基本をディリクレ過程を中心にまとめます。 機械学習におけるノンパラベイズは、出て来てから10年以上経っていることもあり、大分一般的な話題になってる気がしますが、例えばブログできちんと分かりやすく説明したものってほとんどないように思います。僕がそもそも研究系のブログをあまりチェックしないというのもあるかもしれないですが、、、。個人的には去年の夏頃からの卒論で、Tehや持橋さんなどの論文を泣きながら読みつつ理解出来なかったので、その時の気持ちを思い出しながら書いてみたいと思います。例えばディリクレ過程(以下DP)を理解しようとして論文など読むと、DPはCRPと等価であるとか、SBPと等価であるとか書いてあ
先月投稿した2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャを学ぶ道のりと代表的な実装モデルの概要を紹介しました。 今回は、前回同様、主に新卒Webエンジニア向けに、Webアプリケーションサーバとデータベースサーバ間の接続管理モデルと運用事情について紹介します。 データベース接続の永続化やコネクションプーリングとは何なのか、なぜ必要なのかといったことが主な話題です。 背景 データベース接続の永続化とはなにか データベース接続のオーバヘッド データベース接続の永続化手法 コネクションプーリングとはなにか コネクションプーリング: ドライバ型 コネクションプーリング: プロキシ型 コネクションプーリング全体について PostgreSQLとMySQL 参考資料 まとめ 背景 2015年Webサーバアーキテクチャ序論では、Webサーバアーキテクチャの話とWebアプリケーショ
デジタルトランスフォーメーションを加速する最先端AI技術群「NEC the WISE」: 最先端AI技術群 ~NEC the WISE~ | NEC 2012年頃から話題になっている,NECが提唱する異種混合学習とは一体何なのか,ということが気になって簡単に調べた. 以下の記述は,自分の理解に基づいていること,学習理論については詳しくないことを断っておく. 概要 異種混合学習技術は多種多様なデータに混在するデータ同士の関連性から、特定の規則性を自動で発見するとともに、分析するデータに応じて参照する規則を切り替えます。これにより、“単一の規則性のみを発見して、それを参照するような従来の機械学習”では分析が困難であった「規則性が変化するデータ」でも高精度な予測や異常検出が可能になります。 デジタルトランスフォーメーションを加速する最先端AI技術群「NEC the WISE」: 最先端AI技術群
The goal of this project is to develop a class of deep representation learning models. DSSM stands for Deep Structured Semantic Model, or more general, Deep Semantic Similarity Model. DSSM, developed by the MSR Deep Learning Technology Center(DLTC), is a deep neural network (DNN) modeling technique for representing text strings (sentences, queries, predicates, entity mentions, etc.) in a continuou
fluentdな人達と話していると定期的にRubyのオブジェクト生成が遅いとdisられます。 本質的にしょうがない部分もあるんですが、それにしても遅い部分も結構あるので、おもむろにperf statとperf recordを取ってみましょう。 % sudo perf stat -d ./miniruby -e'GC.disable;i=1000000;while (i-=1)>0;Hash.new;end' Performance counter stats for './miniruby -eGC.disable;i=1000000;while (i-=1)>0;Hash.new;end': 467.629812 task-clock (msec) # 0.993 CPUs utilized 19 context-switches # 0.041 K/sec 2 cpu-migratio
あなたは、FPGA上にハードウェアをかなり苦労した末、実装して、 PCのソフトウェアに比べて5倍高速に動かすことに成功しました。 この経験をリコンフィギャラブルシステム研究会で発表すれば、 高く評価をしてもらい、励ましと実装上のアドバイスをもらうことができます。 ところがあなたは、世の中の風が大変冷たいのに気づくでしょう。 「実装しただけでオリジナリティがないじゃないか」 「ハードウェアで実装したんだからソフトウェアに比べて速くなるに決まっている」 「こんなの研究じゃないよね」とか言われ、修士論文や博士論文の発表会では 他の分野の先生に猛烈にいじめられてしまいます。 あなたの挙げた成果とその意義は、他の分野の研究者に比べて決して 劣るわけではないのですが、この言われようはどうでしょう? それは、リコンフィギャラブルシステムの分野が若くて定着していないことが一つの原因です。 どちらかというと
PRMLの式(1.68)について 多項式による曲線フィッティングのベイズ的な扱いとして、目標変数 t の予測分布の展開式 がある。 左辺は新たな入力変数 x および学習データセット x, t を条件とした新たな目標変数 t の確率分布であり、 まさに知りたいものである。右辺はこれに対し多項式のモデルパラメータ w を考え、 確率の加法・乗法定理を矛盾無く用いる ことで導かれ、この積分は解析的に解くことができるため、 予測分布を求めることができるという寸法である。 PRML ではこの展開式に用いた 「確率の加法・乗法定理を矛盾無く用いる」ことは予測分布を求める上で重要であり、 これがベイズ的な扱いであるとしている。 しかしこの展開式は「確率の加法・乗法定理を矛盾無く用いる」だけで導出できるのであろうか。 結論から言えばNOである。 確率の加法・乗法定理とは、確率変数 x, y を連続変数とす
Redditで話題になっていたポストを訳してみた。 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかったという高校生の独白にたいしてつけられたこのちょっと長めの返信がとても的確で示唆に富んでおり、多くの人のこころをつかんでいました。私自身、勇気づけられるというか身につまされるところがあり、忘れないために翻訳をしてみました。 まずは高校生の独白から。 僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった 僕はいま高校の最終学年で、次の6月に卒業する予定です。高校の成績は、いままでずっとAを取りつづけていましたが、去年始めてBをとってしまいました。もしそのBがなければ、卒業生総代に選ばれていたでしょう。 総代にふさわしいのは自分だ、つまりクラスで本当に一番頭がいいのは自分だと思いたいです。でもこの一年で、僕にそれほどの知性はないし、僕より頭のいい人はたくさんいるんだということを思い知らされました。 また僕は、自分
無題 この文章は私の心の闇を文章化したものである。万人に好まれる読み心地の良い快適な文章ではないことを初めに警告しておく。 私は小さい頃から自分はエリートで歴史に名を残す人物になると思っていた。幼稚園の頃に既に自分は周りとは違うという意識があった。小学校では天才だと色々な人から言われた。有名な中高一貫校を出てT大学に入った。大学院での研究では同期よりも先輩よりもimpact factorの高い雑誌に論文が掲載された。これまでの研究室の歴史の中で自分の論文が一番高いimpact factorだった。しかし、自分だから当然の結果だと思っていた。そのときは、挫折などは凡人が感じるものだと心の底から信じきっていた。 雲行きが怪しくなったのは、某財団から奨学金を獲得して海外に留学してからだった。奨学金も特に苦労せずに獲得できたため、海外のLabで自分が研究すれば2年ほどでCellやNature、Sc
『卒業論文は努力賞でもよい,修士論文はうまくいかなかった内容でもまあよい,しかし,博士論文には努力賞はない.失敗したものや説得力のないものはダメ.』これは,小生が論文審査に設けている大雑把な基準である. ・・・と書き始めてしまったので,編集委員の意に反して真面目な文章になりそうだ.研究観ならまだしも,結婚観とか,子供は何人いるか,果ては女の子のくどき方まで,居酒屋で話すような柔らかい話をさせようとしたけらいがあるが,今回は許されよ.おじさんも年を取ってきた. ちなみに,物理的に許す限り,子供は多ければ多い方がいいんじゃないでしょうか.今の世の中,たくさん生んだが故に育たないという話は聞かない.多難な人類の未来も彼らが切り開くのだから切り開く彼らが存在しなければ未来の人類も存在しない.5歳ともなればもう全く別の人間,彼の人生は彼のものである.子離れの方が大きな課題である. 諸君の中には
こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。 こんな記事を読みました。 igcn.hateblo.jp ※2016/1/10 コメントでのご指摘を受け、VB、PHP、Pythonを追加 アラフォーになってから、プログラミングに挑戦する。素晴らしいです。僕なんて最近新しいことほとんど始めてません。 ただ、上記記事のiGCNさんが「明確な目標はない」と言われていますが、これはちょっと気になりました。 自分の場合は例えばiPhoneアプリを作りたいとか、Webサービスを立ち上げたいとかの明確な目標があるわけではない。目標があれば、それに適した言語を選択すれば良いのだが。転職目的でもないから、求人の多寡なども参考にはならない。 というのも、プログラミングは目的無しに漠然と始めるとほとんどの人は途中で飽きて投げ出す可能性が高いです。 Webサービスを作るでもスマホアプリを作るでもなんでもいいです
Resources¶ Build steps¶ https://github.com/Jonathan2251/lbd/blob/master/README.md Book example code¶ The example code lbdex.tar.gz is available in: http://jonathan2251.github.io/lbd/lbdex.tar.gz Alternate formats¶ The book is also available in the following formats: PDF ePub Presentation files¶ What this book do Search this website¶ Search Page
Introduction¶ This document describes techniques for writing compiler backends that convert the LLVM Intermediate Representation (IR) to code for a specified machine or other languages. Code intended for a specific machine can take the form of either assembly code or binary code (usable for a JIT compiler). The backend of LLVM features a target-independent code generator that may create output for
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く