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大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。私は元気です、というか多忙です。映画観る時間が取れない。なぜかといえば。 在特会が明日の日曜日の真っ昼間に新宿で臨時大会ののち国民大行進というのをやるそうでしてね。 ⇒http://www.zaitokukai.com/modules/news/article.php?storyid=322 ⇒YouTube 血沸き肉踊るのは結構なのですが、「勝手にやってろ」というわけにもいかないのが私の個人的な落とし前でして。新宿であるし。というわけで、転載です。 1月24日(日)午前11時 新宿駅南口出口です。私もいます。駆け付けたい方、あるいは在特会の言行に関心ある方は、いらしてみてください。 ■あれがヘイトクライムだ! レイシストを通すな! 1.24緊急行動 http://livingtogether.blog91.fc2.com/blog-en
まずその前に自分が「偽善者」と言われないように注意したいと思います。(12日コメント欄) いえ、そんな必要はないんじゃないでしょうか。偽善者で何が悪い、と思います。いや、偽善者は、まさに善人なのです。シブさんも言っています*1 だいたいね 日本人のなん人かが偽善者だったとしても べつに さしさわりはないじゃないか たとえばだね…ケンの母さんが偽善者だったとしても 本ものの善人とおなじことをするなら… 善人の条件をそなえてることになるだろ…… ちゃんと善いことをするなら 偽善者でも善人だし べつにふつごうはないじゃないか… なんて。 ちなみに、「善人」の本質的「偽善者」性を指摘したのが、サルトルです(cf.『聖ジュネ』)。サルトルによると、「善人」(まっとうな人々)というのは、「悪人」(たとえばジュネ)を怪物として作り出し、いわばその反作用で、自らを「善人」として作る人々、つまり「善人」にな
トヨタが73%減益に 減産、期間従業員を半減(共同通信) トヨタ自動車は6日、09年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正した。売上高が前期比12・5%減の23兆円、本業のもうけを示す営業利益は73・6%減の6000億円となる見通し。予想よりも売上高で2兆円、営業利益で1兆円減額。営業利益は米国会計基準にした98年3月期以来最低。国内の減産に伴い非正社員の削減を進める。約6000人の期間従業員を来春までに半減させる可能性がある。 ポジティヴな話題よりもネガティヴな話題の方が需要があるのですよね。「殺人事件が戦後最低を更新した~」よりも、「治安の悪化が懸念され~」の方が報道機関からも読者(視聴者)からも歓迎されますし、「日本人のモラルが低下している~」などの認識が根拠のないまま幅広く浸透するくらいですから。なるべく悲観的に、危機を煽るように語るのが日本流なのでしょう。 さて、トヨタの営業利
ある種の心理的な状態を描写して、それをひとつの概念として確立したいと思います。とりあえず、私はそれを「冷たい怒り」と名づけました。 伝統的な慣習で惰性的に続いているものに関連して起こることなので、例として社員旅行を使います。 日本では、こういう伝統を守ろうとする人たちは、「社員旅行はよい」と主張しないで「社員旅行に文句をつける奴は悪い奴だ」と主張する傾向があります。権力のある人から、繰り返しそれを受け続けると、社員旅行の好き嫌いと関係なしに、「社員旅行に文句を言えないことに対する怒り」がたまってきます。この怒りはどこに向かうかと言うと、社員旅行が好きな人ではありません。「社員旅行に文句を言うな」と言った人でもありません。「社員旅行に文句を言う人」に向かって吐き出されます。これが「冷たい怒り」です。 「冷たい怒り」を持った人に「社員旅行をやめるように訴えよう」と言うと、「社員旅行はよくない。
教育先日の「ディベート、キモい」記事に反論らしきものが来ました。2008-07-30 - きらきま 〜気楽に気ままに気の向くままに〜以下は、これへの再「応答」です。読めばすぐわかりますが「反論」ではありません(反論ですらない、と言った方が正確か)。 元エントリー[terracaoの記事のこと]では以下の理由によって"ディベート教育は行うべきではない"と主張していると解釈しました。議論の勝負をつける必要は無く勉強になれば良いので、ディベートである必要が無い二項対立で議論することは貧しい思考なので、生徒が貧しい思考になるので悪影響。オーディエンスが「きちんと理性的・客観的にものごとを判断できる合理的主体」では無い場合に、生徒の語彙の量比べになり、語彙の量比べは教育上良くない。まず結論から。というか「ちゃぶ台返し」です。私は"ディベート教育は行うべきではない"とは言っていません。個人的なルサンチ
http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20080712#p1 全体的には賛成なんだけど、ひとつの危惧はあります。 それに たいして、わたしは「あなたは自由だ。機械ではなくて、意思をもった存在だ」と いいたかったのです。 たぶんこう言われた瞬間に、余計死刑執行命令にサインするスピードがあがる人々というのがいるのです。 先日引用した文章の前ですが。 ジャック・バウアーと緊急時の倫理 http://d.hatena.ne.jp/flurry/180009#21 このことは権力者にとってのジレンマである。どうすればカーツ大佐を、彼の病理抜きに得ることが出来るだろうか?どのようにすれば人々を怪物に変えること無しに、必要な汚れ仕事をさせることが出来るだろうか? ナチスのSS長官であったハインリッヒ・ヒムラーは、これと同じジレンマに取り組んだ。ヨーロッパのユダヤ人を粛
やねごんさんの、「自由」にかんするたいへんわかりやすい記事 http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20080706#p1 に かんれんする かしょを『図解雑学サルトル』(ナツメ社) 図解雑学 サルトル (図解雑学シリーズ) 作者: 永野潤出版社/メーカー: ナツメ社発売日: 2003/08メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 145回この商品を含むブログ (44件) を見るから いんようしてみる。 ちょしゃの りょうかいのもとに漢字をへらして かきなおした。 ■(90ページ)自由と不安(1) ●がけの上のわたしには、「がけからおちる可能性(かのうせい)」がある サルトルは、にんげんの自由(じゆう)と不安(ふあん)のかんけいについて、つぎのような せつめいをする。 わたしが、たかい断崖絶壁(だんがいぜっぺき)に そった道をひとりで あるいているとしよ
漢字の すくない日本語の文章を かいていると、すぐに よみにくいという反応が かえってきます。はたして、よみやすいって どういうことだろう。きょうのテーマは、「よみやすさ」です。 日本語学/日本語教育の研究者であるシュテファン・カイザーさんの「日本語と漢字・日本人と漢字 : 日本語の表記と国内外における捉え方について」という講演が あります。これが、とても よく まとまっています。まず、これを よんでみてください。PDFで公開されています。 あるいは、つぎの文章が とても参考になります。 山口 光(やまぐち・ひかる)1987 「表意文字と表音文字」『日本語学』8月号 山田尚勇(やまだ・ひさお) 1987 「文字体系と思考形態」『日本語学』8月号、43-64 山田尚勇 1990 「文字の型と読みの速さ」『日本語学』11月号、4-29 マーシャル・アンガー「漢字とアルファベットの読み書き能力」
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