日本を代表する外食産業企業である「すかいらーくグループ」は、数十億件におよぶPOSデータをリアルタイムで分析する基盤をAmazon Web Services (以下、AWS)のデータウェアハウス(DWH)サービスであるRedshift上に構築した。あらゆる点で型破りな事例の裏側について、マーケティング部と情報システム部の2人に聞いた。 施策の変更でキャンペーンの利益が4倍増 「ガスト」や「バーミヤン」「ジョナサン」など年間4億人が利用するファミリーレストランを手がけるすかいらーくグループ。日本国内に3000店舗を展開する同社がクラウドベースのデータ分析基盤を構築したというニュースは、業界に大きなインパクトを与えている。しかも、AWSの中でも新しいサービスであるRedshiftや利用者の評価が高いTableauの採用、相談から1ヶ月での構築・運用、そして年間4億人分という膨大なデータ規模など
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