大阪市の松井一郎市長は3日、新型コロナウイルスの感染急増に伴い、政府の情報共有システムへの登録作業が遅れ、1月下旬から2月初旬にかけて1日当たり最大3千人程度を新規感染者数に反映できていなかったと明らかにした。反映できなかったのは8日間で計1万2700件に上る。保健所の処理能力を超過した感染者数の発生が主な原因。6日までに登録を終える予定だとしている。 【イラスト】マスク有無で15分会話した場合の感染確率 システムは、感染者の情報を共有する「HER―SYS(ハーシス)」。市の発表によると、感染者の把握は医療機関による入力か、ファクスによる届け出で対応するが、ファクスでの届け出が多く、対応しきれなくなった。一時的なシステムの不具合も影響したという。 重症化リスクが高い感染者については、個別に対応し、入力作業の遅れによる影響はなかったとしている。 松井氏は記者団に「応援職員を確保して通常の倍の
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