フランス・シェルブールの港付近で、日本向けのMOX燃料輸送に抗議するグリーンピース(2021年9月8日撮影)。(c)Sameer Al-DOUMY / AFP 【9月8日 AFP】(写真追加)日本向けの使用済み核燃料から取り出したプルトニウムで作る「MOX燃料」が7日夜、フランス北部シェルブール(Cherbourg)港に運ばれた。環境監視団体グリーンピース(Greenpeace)が明らかにした。 AFPのフォトグラファーは8日未明、シェルブールアンコタンタン(Cherbourg-en-Cotentin)で貨物が通過するのを確認した。現場は厳重な警備が敷かれていた。 グリーンピースや反核団体は、貨物の通過点で抗議デモを行った。 グリーンピースは、MOX燃料は「極めて危険な物資」であり、輸出を許可すべきではないと主張している。 使用済み燃料には、再利用できるウランやプルトニウムが残っており、再