新春ドラマ『人生最高の贈りもの』を観ました。 泣けました、熱い涙がボロボロと流れました。 結婚して教師の夫 ( 向井理 ) と信州・安曇野に住むゆり子 ( 石原さとみ ) が、突然大きなスーツケースを持って実家に帰ってきた。 父・笹井亮介 ( 寺尾聰 ) は、娘夫婦に何かあったのかと問いただす。 「別になにもありません。何かないと帰ってきちゃいけませんか?」 「なんか、アレですね、綺麗なんですね、部屋んなか。 なんか、感じ悪い。」 「なんで綺麗だと感じ悪いんだ。」 「何これ、やだ。厭らしい」 「厭らしい?」 「誰か、いるんですね」 「誰かって?」 「娘に言わせるんですか」 「はっ? どういう意味だ」 「ここで、毎日料理を作っている女の人です」 鬼子母神の裏手に佇む小さな洋館に、元大学講師の翻訳家・笹井は暮らしている。 妻に先立たれ一人暮らしとなった今は、家事も料理も完璧にこなすようになった