COVID-19が始まったころには、SNSではPCR抑制論が猖獗を極めた。PCRを行っても偽陽性で真の診断には結びつかない、希望者が押し寄せて医療崩壊する、云々。 私はその論調に乗らなかったが、べつに手柄だというわけではなく、単に幸運だっただけだ。患者数が極めて少ないときの検査は陽性的中率が低い云々の、ベイズ推定の知識を披露して喝采をあびたいという誘惑を、当時感じた記憶はある。それをやらなかったのは、白状してしまえば、単に大勢に先を越されておっくうになったからだけであった。 ベイズ推定について熟知していたわけではない。ベイズ推定については医学部の講義は1コマ、卒後には基礎的な総説でときどき復習した程度の、臨床医の知識としてはありきたりな程度だ。それらの知識においては、検討する臨床検査の内容はブラックボックスだった。感度と特異度は全ての臨床検査においてトレードオフの関係にあり、感度と特異度が
「向こう向いたままで!」 成田空港「PCRセンター」の検体採取のデモンストレーション=2020年11月、千葉県成田市【時事通信社】 PCR検査というのは、防護服にマスク、フェイスシールドの完全防備の医療スタッフが、鼻や喉からサンプルを採取してくれるものだと思っていた。1月のある日、都内にある一般クリニックで私を迎えたのも、そんな姿で準備したスタッフ2人だった。 2日前から喉が痛む風邪の初期症状があった。熱を測ると37度ちょうど。だが、倦怠(けんたい)感もなければ、味覚や嗅覚の異常もない。とはいえ、風邪を引くとせきが止まらなくなる「せきぜんそく」を持っていたから、肺炎には警戒していた。それに、仕事で人に会わなければならない用件もある。新型コロナウイルスに感染していたとしたら、私個人の問題ではない。東京都発熱相談センターに問い合わせると、対応できるこのクリニックを紹介され、PCR検査を受けるこ
2020年12月14日 朝から空咳、軽い咳が出る。 熱を測ると38℃ まずいな、 テレワーク終わりで寝る。娘と妻には「パパのいる部屋には来ないように」「家の中でもマスクしといて」と言って寝る。 夕方前、熱が39℃に上がる。妻が私の主治医に電話、熱だけなら横になって少し様子を見て欲しいと言われる。 パルスオキシメーター、指にはめて体内酸素濃度を測定する機器。2018年、大阪で舞台の最中苦しくなり、死にかけた事がある。急性肺炎による急性心不全。ここで初めてパルスオキシメーターという機器を知る。毎日何回もこれで酸素数を測っていた。 「これ自分でも買った方がいいですかね?」と聞いたら「素人の人は必要ないですよ」とおばさんの看護師さんは言った。
福山哲郎幹事長は28日、記者会見を開き、前日に逝去された羽田雄一郎参院議員の検死結果、行動履歴について報告しました。福山幹事長は哀悼の意を表したうえで、羽田議員とともに20年以上国会で歩んで来たことを振り返り、「羽田雄一郎さんの訃報の報告をしなくてはいけないのは痛恨の極み。もう一度政権を目指そうと言っていた大きな友人であり、同志を失い、本当に残念に思う」と悼みました。(写真は10月2日の党参議院議員総会であいさつする羽田雄一郎参議院幹事長=中央) 福山幹事長は、東京都監察医務院の検死の結果、羽田議員が新型コロナウイルスに感染していたことが判明したと報告しました。 検死報告書によると、死亡日時は令和2年12月27日午後4時34分。死亡した所は東京都文京区本郷7丁目3番1号。施設の名称は東京大学医学部付属病院。死亡の原因、直接死因は新型コロナウイルス感染症。発病または受傷から死亡までの期間は不
皮肉なもんだな。検査否定をテレビで吹聴していた人間が自主的に検査を受け結果がわかっていて、行政により濃厚接触者と指定された人間は検査待ちで検査出来ていなかったとは。 https://t.co/zDUEpTTw5g
岩田健太郎教授は「検体採取はPPE着用なので、激楽にはなりません」と言いますが、医師会雑誌には「慣れれば一度にたくさん採取出来て楽です」みたいな、実際にドライブスルー検査をやっている医師の見解が載っていましたけど。岩田教授はPCR検査の検体採取をやったことがないのでしょうか。
医療崩壊を招くの、偽陽性が大量に出るの、ドライブスルーに百害ありだのと、PCR検査拡大に反対しまくっていた「かながわコロナ通信」の誤りを、神奈川県医師会が認めて消去。あれに触発された誤った世論が、どれほどコロナ対策を歪めたことか。… https://t.co/WbwPFAmfFB
[佐藤正久]韓国は感染症に対する危機意識がかなり高いんです。MARSでの教訓もあるので、今回非常に感染症に対する感度、これが高い為に備蓄を含めて、あるいは態勢含めてやはり速いんです。そういう部分がやっぱり、今回我々としての、韓国の良い所は見習わないといけない。後で議論になるいろんな、PCRセンターを含めて韓国は一月からもうやってるんです。今、四月でしょ?で、もう三ヶ月の差があるんです。そのぐらい最初から危機感が高い。 * [竹内友佳]本庶さんは新型コロナウイルスとの戦いが今どういった状況にあるとご覧になっていますでしょうか。 [本庶佑]今仰ったこと、特に佐藤さんが仰ったことはその通りでね、韓国からは大変に見習うことが多いと思いますし、自衛隊、厚労省、こういったとこの連携とか、そういうことはやはりこういう場合にですね、政治家だけでなかなか判断できないから、やはり医療関係の専門家、基礎としてサ
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19と略記)は現在なお全世界で猖獗を極めており、一部の国や地域を除いてなお収束する様子を見せていない。残念なことに、本邦でも。その一日も早い終息を祈るのは言うまでもないことだが、本稿ではCOVID-19をめぐるひとつの奇妙な争点について現在思うことを書いておこうと思う。 PCRについてである。 現在、新型コロナウイルスを検出する有力な手段として全世界で行われている手法だが、なぜか本邦では「過剰なPCRをすべきではない」という論が根強く語られている。各国事情を網羅しているわけでもないが、このような論調がドミナントである国は、少なくともいわゆる先進国の中では珍しいのではないかと思う。しかも奇妙なことに、まだ国内的にはCOVID-19の流行が顕著でもなかった2月上旬ごろにはすでにこのような論が語られはじめ、今に至るまでその傾向は続いている。 筆者個人とし
数日前にファイナンシャル・タイムズの翻訳を載せるまで、しばらくブログを書いていませんでした。 黒川検事定年延長の件で何か書かねば思っているうちに、コロナ禍が始まってしまったわけで。 個人的には、この騒ぎが始まったとき、正直、私も甘く見ておりました。 私の知り合いの複数の医療関係の方も、当初、問題がここまで深刻になると思っていた方はほとんどいませんでした。インフルだってたくさん死んでるんだから、マスコミ騒ぎすぎ、的な、アレですね。 そういう意味では、いまになって、WHOの当初の対応ガー、中国の最初の対応ガー、トランプの最初の対応ガー、と、叩かれていますが、正直、ある程度は、仕方なかったかと思います。 なんといっても、2009年、大騒ぎしたメキシコ豚インフル(註:現在は、流行性疾患に、特定の国名や動物名をつけることは禁じられていますが、当時はこの名前で人口に膾炙していましたし、H1N1 flu
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く