ブックマーク / number.bunshun.jp (118)

  • 「僕には、ゴールが必要だった」中田英寿が“パスの美学”を捨てた理由と“異質な覚悟”《伝説の「ユベントス戦で2ゴール」から23年》(金子達仁)

    1998年9月13日、21歳の日人フットボーラーがカルチョの国を揺るがした。世界最高峰セリエAの王者ユベントス相手に2ゴール。懐疑的なイタリア人のみならず、日人ですら予想できなかった結果を残し、自身の力を証明したのだった。あらゆる意味で常識を覆した開拓者・中田英寿とは何だったのか――。その核心に迫った『Sports Graphic Number』の記事を特別に再公開する。〈全2回の1回目/#2へ続く〉《初出:2018年9月27日発売号。肩書などはすべて当時》 かれこれ20年近い付き合いになる編集部のT君によれば、平成30年度現在のNumber編集部は、平成生まれが多数派になりつつあるのだという。 「だから、中田のペルージャでのデビューを知らない子が多いんですよ。そもそも、中田英寿って存在が当時の日にとってどんな意味を持っていたのかも」 それはそうだろう。ベルマーレ平塚から電撃的にペル

    「僕には、ゴールが必要だった」中田英寿が“パスの美学”を捨てた理由と“異質な覚悟”《伝説の「ユベントス戦で2ゴール」から23年》(金子達仁)
    lismo013
    lismo013 2021/09/13
  • 西野監督の後任が外国人でいいのか?こんなにいる日本の優秀な監督たち。(戸塚啓)

    日本代表の西野朗監督の退任が明らかになった。7月5日の帰国直後に行なわれた記者会見で、日サッカー協会の田嶋幸三会長が明言した。 田嶋会長と西野監督の間では、「結果がどうあれロシアW杯が最後」との約束が交わされていた。2大会ぶり3度目のベスト16入りは周囲を広く納得させるものだったはずだが、7月末までという当初の契約が見直されることはなかった。 ある意味では、当然かもしれない。 西野監督がヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の後任に就いたのは、技術委員長の職責の延長線上にあったと考えることができる。 昨年12月のE-1選手権で韓国に惨敗しても、3月の欧州遠征でマリとウクライナから勝利をつかめなくても、技術委員長だった西野監督は前監督のサポートを公言した。その後、田嶋会長の判断で監督交代のシナリオが慌ただしく描かれていき、消去法の論理でチームを預かることになった経緯がある。 前監督を支えきれなか

    西野監督の後任が外国人でいいのか?こんなにいる日本の優秀な監督たち。(戸塚啓)
    lismo013
    lismo013 2018/07/06
    西野監督の後任が外国人でいいのか? こんなにいる日本の優秀な監督たち。  日本代表の西野朗監督の退任が明らかになった。7月5日の帰国直後に行なわれた記者会見で、日本サッカー協会の田嶋幸三会長が明言した。
  • 福西崇史「乾、大迫と岡崎が光った」セネガル戦で見えた攻撃の新要素。(福西崇史)

    セネガル戦、価値あるドローでしたが、内容的にはむしろ勝利をもぎとれたのでは、と思うほどのいい内容でした。 常に先行される展開ながら2度追いついたのは、チームがたくましさを増した証拠だし、選手たちの中には“次の試合もやれる”という手ごたえがあるはず。前向きにとらえていいと思います。 この試合、日もセネガルも初戦で勝利して勢いがある中で、セネガルのシセ監督は入念に日の対策を練ってきました。 それはセネガルのフォーメーションに現れています。ポーランド戦では4-4-2のシステムで臨んできましたが、この日は4-3-3に変更してきた。狙いとしてはマネ、サール、ニアングの3トップが前線からプレスをかけることで、日のビルドアップに制限をかけること。そして中盤はアルフレド・ヌディアイェをアンカーに入れて、ボールを受ける香川の動きを監視しようとしました。 大迫も、乾も頼もしい! 日はミスから先制点を許

    福西崇史「乾、大迫と岡崎が光った」セネガル戦で見えた攻撃の新要素。(福西崇史)
    lismo013
    lismo013 2018/06/25
    福西崇史「乾、大迫と岡崎が光った」 セネガル戦で見えた攻撃の新要素。  セネガル戦、価値あるドローでしたが、内容的にはむしろ勝利をもぎとれたのでは、と思うほどのいい内容でした。  常に先行される展開ながら
  • 長谷部「話さなくていいことはある」監督交代劇について選手の反応は?(了戒美子)

    長谷部誠はどんな質問にも真摯に答える選手である。彼の「話さなくていいこと」という判断には信頼感がある。 ハリルホジッチの日本代表監督解任発表から1週間がたった。 話題性は大きく、皮肉なことにここ数年で初めてスポーツ専門以外のメディアなど、広く一般から興味を持たれたのではないだろうか。また、日サッカー協会の田嶋幸三会長の説明もどこかあいまいで腑に落ちないところがあり、それが連日の論客たちによる議論を誘発したようにも見える。 色々とまくし立てながらも、ハリル解任には賛成、ただタイミングは遅い、西野朗新監督には賛否両論というのが大方の意見のようだ。 解任発表を受けて主将・長谷部誠は「選手の責任、主将である自身の責任」を強調した。だが、1つ気になるやりとりがあった。田嶋会長は記者会見で「最終的にコミュニケーションや信頼関係の問題がマリ戦、ウクライナ戦のあとに出てきてしまった」と話している。 この

    長谷部「話さなくていいことはある」監督交代劇について選手の反応は?(了戒美子)
    lismo013
    lismo013 2018/04/20
    長谷部「話さなくていいことはある」 監督交代劇について選手の反応は?  ハリルホジッチの日本代表監督解任発表から1週間がたった。  話題性は大きく、皮肉なことにここ数年で初めてスポーツ専門以外のメディアな
  • 中田英寿が語った代表監督交代劇。「僕が考える日本らしいサッカーとは」(鈴木忠平)

    第2期を迎えたNumber Sports Business College、その最初の講師は中田英寿氏だ。サッカー日本代表を初めてのワールドカップ出場に導き、イタリア・セリエAで優勝も経験したが、引退後はサッカーの現場から離れている。現役時代から独自の道を行くカリスマがビジネスをどう語るか。固唾を呑む受講者に、冒頭から中田氏らしい言葉で答えた。 「今でもビジネスには一切、興味ないです。自分が面白いと思うことをやるために環境を整えないといけない。ビジネスもその一部なんです。サッカーをやっていた時も走るのが嫌いだったけど、走らなければ勝てないし、走れれば有利になる。ビジネスもそれと同じなんです」 引退後は多くの選手が指導者を目指すが、中田氏はプレーすることと、指導者になることは別だと考えた。そこに人生観が表れている。 「僕はずっと好きなことをやってきた人生なんです。自分が好きじゃないことは1つ

    中田英寿が語った代表監督交代劇。「僕が考える日本らしいサッカーとは」(鈴木忠平)
    lismo013
    lismo013 2018/04/16
    中田英寿が語った代表監督交代劇。 「僕が考える日本らしいサッカーとは」 posted2018/04/13 16:00 NSBC第2期の第1回講師として参加した中田英寿氏。ビジネスにサッカーに、縦横無尽に語った。  第2期を迎えたNumber Sports Business C
  • 時機を逸した監督交代の唯一の価値、日本人指揮官で戦うということ。(戸塚啓)

    日本代表が揺れている。4月9日、日サッカー協会はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任を発表した。彼が連れてきた3人の外国人スタッフもチームを離れる。 ロシアW杯の初戦まで、すでに2カ月しかない。W杯優勝を射程とするドイツ、ブラジル、スペインといった強国はもちろん、日がグループリーグで対戦するコロンビアらの3カ国も、すでにしっかりとチームを固めている。 世界の強国を追いかける立場にありながら、W杯への準備を振り出しに戻すかのような監督交代は、率直に言って恥ずべきことである。日サッカー協会の失態だ。 ハリルホジッチ監督を代えたのが悪いのではない。明らかに時機を逸していることに問題がある。 解任に至る経緯を説明した記者会見で、日サッカー協会の田嶋幸三会長は「選手とのコミュニケーションと信頼関係が薄れている」ことを理由にあげた。しかし、ハリルホジッチ監督と選手との間には、サッカーの方向性に

    時機を逸した監督交代の唯一の価値、日本人指揮官で戦うということ。(戸塚啓)
    lismo013
    lismo013 2018/04/10
    時機を逸した監督交代の唯一の価値、 日本人指揮官で戦うということ。  日本代表が揺れている。4月9日、日本サッカー協会はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任を発表した。彼が連れてきた3人の外国人スタッフもチ
  • 鹿島・三竿健斗の指標であり続ける土肥洋一からのロシアW杯への金言。(池田博一)

    フィジカルとテクニックを兼備する三竿健斗はハリルホジッチ監督の好みのタイプでもあるはず。運命の発表まであと2カ月だ。 ときに指針となる言葉に出会うことがある。 鹿島アントラーズの三竿健斗にとっての“それ”は、高校3年の夏。ブラジル・ワールドカップ終了直後の2014年7月のことだった。 当時、東京ヴェルディユースに所属していた三竿は、グラウンドの脇で練習を眺めていた。手には松葉杖。試合で足首をケガして1カ月半のリハビリ期間中だった。ブラジルW杯を見て、何となしに「いつか自分もあの舞台に立ちたいな」。そう思ってはいたものの、ピッチに立つことすらできない状況にあった。 ボールを蹴りたい、サッカーがしたい、試合をしたい。はやる気持ちを抑えながら一緒に練習を見ていたのは、当時育成GKコーチを務めていた土肥洋一だった。そのとき何気なく掛けられた言葉が、長く三竿の胸に残る言葉となった。 「次のロシアW杯

    鹿島・三竿健斗の指標であり続ける土肥洋一からのロシアW杯への金言。(池田博一)
    lismo013
    lismo013 2018/04/06
    鹿島・三竿健斗の指標であり続ける 土肥洋一からのロシアW杯への金言。 posted2018/04/05 11:00 フィジカルとテクニックを兼備する三竿健斗はハリルホジッチ監督の好みのタイプでもあるはず。運命の発表まであと2カ月だ。
  • 柴崎岳、独占ロングインタビュー。「スペインで磨いたものを代表で」(豊福晋)

    レアルから2得点の名刺をひっさげ、スペインに渡って1年が経った。 体調不良、昇格争い、移籍、代表復帰、バルサ戦のゴール、そして負傷離脱。 「キャリアで最も濃い1年」を人が振り返る。日本代表3月シリーズに招集の柴崎。 Number947号(2018年3月1日発売)より、特別に掲載します! 柴崎岳の目の前に、かつてテレビで目にした選手たちがいた。 2月のカンプノウ。メッシが、なんとか1点を奪おうとドリブルを仕掛けてくる。スアレスはいつものようにファウルぎりぎりの攻防をくり返している。 柴崎は走った。ブスケッツに激しくぶつかり、デンベレのドリブルを倒れこみながらクリアした。飛び出したテア・シュテゲンの頭上を狙ったロングシュートは枠を外れ、空を見あげて悔しがった。 プロ2年目、カンプノウの3階席で。 ピッチに立った時、数年前のことを思い出した。 プロ2年目。カンプノウの3階席から試合を見たことが

    柴崎岳、独占ロングインタビュー。「スペインで磨いたものを代表で」(豊福晋)
    lismo013
    lismo013 2018/03/19
    いいね!(^_^)
  • 蜷川実花が撮るパラリンピアンの美。「スポーツ写真に新しい角度を」(山内宏泰)

    国内外で絶大な人気を誇る写真家が、パラスポーツの世界に乗り出した。 フリーマガジン『GO Journal』創刊。そこに込められた狙いを語り尽くした。 Number938号(2017年10月26日発売)から写真とともに全文掲載します! 小さいころから、スポーツはからっきしだった。体育の授業も休みがち。今も運動といえば、 「撮影でいつも身体を目いっぱい動かしているから、それで充分かなと自分に言い聞かせてますね……」 そんな写真家・蜷川実花が、パラリンピックやパラアスリートをテーマにしたフリーマガジン『GO Journal』をつくることとなった。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事を務めているので、その関連の仕事かと思えばそうではない。日財団パラリンピックサポートセンターからの、蜷川個人への依頼が始まりだった。聞けば、パラリンピックを盛り上げるメディアを立ち上げてほしいという。

    蜷川実花が撮るパラリンピアンの美。「スポーツ写真に新しい角度を」(山内宏泰)
    lismo013
    lismo013 2018/03/09
  • 平昌パラリンピックの見どころは?金メダル候補も続々、日本の超人達。(松原孝臣)

    連日繰り広げられた熱戦の余韻もまだ覚めない中、3月9日からは平昌パラリンピックが始まる。 冬季パラリンピックは今回から6競技が行われるが、その中でも日選手の活躍に期待が集まるのが、アルペンスキーだ。 アルペンスキーは、ダウンヒル、スーパージャイアントスラロームの高速系、ジャイアントスラローム、スラロームの技術系、そしてスーパーコンビの5種目が実施される。 男女別に、それぞれ立位(立って滑る)、座位(チェアスキーを利用して座って滑る)、視覚障がい(前方を滑るガイドのサポートを受けて滑る)の3つのカテゴリーに分けられる。順位は、実際のタイムに障がいの程度に応じて設定されている係数を掛けた「計算タイム」で決まる。 種目にもよるが、時速130キロ近くにも達し、「雪上のF1」と言われることもある迫力、その中でどこまで攻めていけるか、まさに成否は紙一重。そんなスリルあふれる競技であるアルペンスキーの

    平昌パラリンピックの見どころは?金メダル候補も続々、日本の超人達。(松原孝臣)
    lismo013
    lismo013 2018/03/09
  • 藤田俊哉が本田圭佑に聞いたこと。「今回がおそらく最後のW杯に」(藤田俊哉)

    パチューカ移籍後、コンスタントにプレーしている田圭佑。今年に入ってもこれまでリーグ戦すべてに先発出場を果たしている。メキシコリーグでいまのパフォーマンスが続いていけば、W杯の日本代表メンバーに彼の名前を見つけられるだろう。 シーズン終盤は疲労の蓄積もあり、コンディションの維持は難しくなるものだ。しかし、パチューカでのトレーニングは充実しているようだし、結果が伴うプレーを続けている時は心身両面で充実するため、その心配はない。そもそも好調時は瞬時のプレー判断に迷いがなく、ケガのリスクが少ないものだ。 基的には、最初にひらめいたプレーこそが一番良い結果を生む。これはドリブル、パス、キープのジャッジが良いということだ。そして常にボールを前に持ち出すイメージを持てば、その分相手にプレッシャーを与え、優位性を保てる。自ずとプレーの成功率が上がる、というわけだ。いまの田はそんな状況にあると考えてい

    藤田俊哉が本田圭佑に聞いたこと。「今回がおそらく最後のW杯に」(藤田俊哉)
    lismo013
    lismo013 2018/03/05
  • 太田雄貴が平昌五輪で考えたこと。マイナー競技“好循環”の作り方。(太田雄貴)

    2017年夏、日フェンシング協会会長に就任した太田雄貴。  11月のワールドカップ東京大会(高円宮杯)と12月の全日選手権で前年比10倍以上の観客を集め、LEDパネル導入などメディアを巻き込んでの話題作りにも成功。2020年に向けて、フェンシングをよりメジャーにしていくための取り組みは好スタートを切った、といっていいだろう。 しかし、年が明けてしばらくは、大きな試合もなく、さらなるアピールをしていく機会は限られる。 だからこそ、若き会長は活動指針を常に頭に置きながら、次なる手を打つべく、積極的に世界と向き合っている。 やはり「選手の活躍がすべて」です。 平昌五輪でのチームジャパンは、過去最高のメダル数を獲得し、大成功を収めた、といっていいでしょう。日頃の練習の成果を発揮した選手たちには大きな拍手を送りたいと思います。 そして、大会を通じて、改めて感じたことが一つあります。 「選手の活躍

    太田雄貴が平昌五輪で考えたこと。マイナー競技“好循環”の作り方。(太田雄貴)
    lismo013
    lismo013 2018/03/01
  • 26年目のJリーグは攻めてナンボ!?キーワードは「カウンタープレス」。(北條聡)

    Jリーグカンファレンスにも、攻撃的なサッカーを主導する監督たちが揃った。「引いた者勝ち」の時代は終わったのだ。 まさに群雄割拠――。 それが四半世紀を迎えたJリーグの「現在地」だろうか。実際、今シーズンも一寸先は闇の戦国模様。J1の優勝争いにしても、J2の昇格争いにしても、絶対的な命が見えてこない。 J1なら5、6チームくらいに覇権を狙うチャンスがありそうだ。バイエルン1強のブンデスリーガ(ドイツ)やレアル・マドリーとバルセロナの両横綱が君臨するリーガ・エスパニョーラ(スペイン)みたいな「バレバレ」のリーグでは味わえない、サプライズ含みの面白さがある。 何しろ、J1に昇格したばかりのクラブがいきなりリーグ制覇をやってのけることもあるくらいだ。実際、過去10年で2回もあった。2011年の柏レイソルと2014年のガンバ大阪である。 ちなみに、昨シーズンも昇格組のセレッソ大阪が天皇杯とルヴァン

    26年目のJリーグは攻めてナンボ!?キーワードは「カウンタープレス」。(北條聡)
    lismo013
    lismo013 2018/02/23
  • “つたない英語”が高木美帆を変えた。オランダ人コーチが支えた銀メダル。(矢内由美子)

    両手を挙げながら表彰台に跳び乗った。メダルを狙うという覚悟で五輪の大舞台に臨み、そして、メダルを獲った。十分に晴れがましい笑顔だった。 江陵オリンピックオーバルで行なわれたスピードスケート女子1500m。高木美帆(日体大助手)が銀メダルを勝ち取った。 15歳で出た2010年バンクーバー五輪では、銀メダルに輝いた女子チームパシュートの一員でありながら、準々決勝から決勝までの3レースで一度も出番がなく、1人だけメダルを授与されなかった。小平奈緒、田畑真紀、穂積雅子から、表彰式の後にそっとメダルをかけてもらうと、あどけなさの残る顔を少しゆがめ、複雑さの混じる笑みを浮かべた。 それから8年。どん底から這い上がった少女は、いつしか闘うアスリートの顔になっていた。 「もうちょっと行けたんじゃないかな? って」 「率直には、掲示板で2番という結果を見たときは、メダルを取れたといううれしさがあった。でも、

    “つたない英語”が高木美帆を変えた。オランダ人コーチが支えた銀メダル。(矢内由美子)
    lismo013
    lismo013 2018/02/13
  • 葛西でも「気持ちがひるんじゃう」。平昌ジャンプ台は、やはり酷すぎる。(松原孝臣)

    2月10日に行なわれたノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル決勝は、平昌五輪のジャンプ競技が過酷であることをあらためて実感させた。 日は小林陵侑が7位入賞を果たし、伊東大貴が20位、葛西紀明は21位、そして今シーズン、ワールドカップ優勝など急成長を遂げた小林潤志郎は2目に進めずに31位という結果に終わった。 意外な結果は、日人選手のみばかりではなかった。 例えば小林潤志郎の前に飛んだポーランドのダヴィド・クバキも同じように失速し、88mの92.0点で35位とやはり2目に進めずに終わっている。 波乱含みの試合となった要因は、風にあった。 「どこのジャンプ台より運、不運が大きい」 葛西は試合を振り返る中で、こんな言葉をもらした。 「ワールドカップなら中止だろう、と心の片隅で思いました」 葛西に限らず、ランディングエリアでも「オリンピックじゃなかったら中止になってもおかしくないよね

    葛西でも「気持ちがひるんじゃう」。平昌ジャンプ台は、やはり酷すぎる。(松原孝臣)
    lismo013
    lismo013 2018/02/13
  • 内田篤人に帰国を決断させた“流れ”。「動けるうちに好きな鹿島へ帰る」(寺野典子)

    「もともと、僕は絶対に海外でプレーしたいとか、そういうタイプの選手じゃなかった。でも、周りの信頼する人たちがみんな『行ったほうがいい』というから、じゃあ『一度行ってみるか』という感じでドイツへ行った。 そのときから“鹿島へは帰ろう”と思っていた。30歳で迎えるシャルケとの契約満了(2018年夏)での帰国を考えていたから、それが半年早くなっただけのこと。だから鹿島へ戻ってこられたのは、当にうれしい」 1月5日、取材の席で会った内田篤人の笑顔に曇りはなかった。 「ドイツで、ひとつのクラブにずっと長くいるつもりもなかった。でも、いいスタジアムでサッカーができることを楽しめて、2度も契約を延長してもらい、結果的には当初のイメージよりも長くヨーロッパでプレーできた。流れに身を任せた的な感じかな。そんな感じです。ふわふわっと」 マガト監督、ドラクスラーが面倒を見てくれた。 内田は、欧州でのプレーを目

    内田篤人に帰国を決断させた“流れ”。「動けるうちに好きな鹿島へ帰る」(寺野典子)
    lismo013
    lismo013 2018/01/25
  • 長野五輪の施設が大幅赤字で休止。3種目の運命、そして東京は大丈夫?(松原孝臣)

    12月下旬から1月上旬にかけて、リュージュ、スケルトン、ボブスレーの全日選手権が長野市の「ボブスレー・リュージュパーク(スパイラル)」で相次いで開催された。 実はスパイラルでの開催は、これが最後となる。今シーズンをもって、施設が休止となるからだ。 問題はスパイラルが国内で唯一の、これらの競技の施設であることだ。来シーズンの全日選手権の開催は未定だが、ただ1つの競技施設が失われることで、全日選手権そのものもなくなる可能性も十分にある。リュージュについてはコースがないわけではないが、国際規格には合致していない。 どの競技でも、国内最高の大会は全日選手権である。それがなくなる危機、そして1998年の長野五輪のボブスレー・リュージュ会場でもあったスパイラルの休止は、競技の厳しい将来を予想させる。 冬季競技の施設は、維持に大きなお金がかかる。 スパイラルの休止が決まったのは、昨年4月4日のこ

    長野五輪の施設が大幅赤字で休止。3種目の運命、そして東京は大丈夫?(松原孝臣)
    lismo013
    lismo013 2018/01/24
  • 水谷1強時代終焉と張本智和の異能。変化に適応した者だけ生き残る卓球界。(川嶋弘文(Rallys編集部))

    21日まで行われた今年の全日卓球選手権で14歳の張智和が最年少での優勝を果たした。 決勝で張と戦った水谷隼は、大会で12年連続で決勝進出し、うち9回の優勝実績を持つ男子卓球界の第一人者。 その水谷に「今日の彼の力が100%なのであれば、僕は何回やっても勝てないだろう。他の日選手も誰も勝てない」「中国選手並みに強い」「張が出て来る前に沢山優勝しておいて良かった」と言わしめるほど、張は圧倒的な強さを見せた。 張智和はなぜ強いのか? 水谷は張の成長スピードの速さについて「一番は人の努力」「エリートアカデミーでコーチ、練習相手、フィジカルトレーナーがいる最高の環境でトレーニングできていることも大きい」と試合後の会見でコメントした。 「特にバックハンドは世界トップクラス」「中国の若手で最も期待されている樊振東(ファン・ジェンドン、世界ランク2位)のよう」と話すように、決勝でも張

    水谷1強時代終焉と張本智和の異能。変化に適応した者だけ生き残る卓球界。(川嶋弘文(Rallys編集部))
    lismo013
    lismo013 2018/01/24
  • 内田篤人の帰還と、小笠原満男。昨年冬に語った「鹿島の血の継承」。(西川結城)

    内田篤人、そのスマートな佇まいとは裏腹に、鹿島仕込みの勝利への執念は誰よりも深い。小笠原の魂を継ぐ存在となるのか。 内田篤人が、鹿島アントラーズに戻ってきた。 約7年半ぶりのJリーグ復帰。2015年以降、長らく膝のケガに苦しみ満足なプレーができていないのは周知の事実だ。ロシアW杯まであと約半年となったいま、日本代表復帰も見据え、最後の望みをかける思いもあるのかもしれない。 普段、私は内田の取材をしていない。彼と仲の良い選手を何人か取材していることもあり、内田とは現場などでは顔見知りだったが、選手と記者の関係で密に会話することはそれまでなかった。 昨年はじめ、初めて内田が当時所属していたシャルケの練習場を訪れた。いつもの雑誌や新聞記事の作成ではない、個人的に掲げたあるテーマについて複数の選手に取材する中で、彼にも話をぶつけたのだった。 記者として目の前に現れた私に、内田は初めキョトンとしてい

    内田篤人の帰還と、小笠原満男。昨年冬に語った「鹿島の血の継承」。(西川結城)
    lismo013
    lismo013 2018/01/09
    いいね!(^_^)
  • 高卒1年目18歳にして鹿島の切り札。安部裕葵が持つ「柔軟性ある芯」。(安藤隆人)

    鹿島アントラーズのルーキー・安部裕葵には「男の流儀」がある。 今年、瀬戸内高校から鹿島に入団した安部は、川崎フロンターレとの優勝争いを繰り広げているチームにおいて、ルーキーながら出番を掴み、キレのあるドリブルと相手を嘲笑うようなトリッキーなパスで、途中出場から流れを変える存在として重宝されている。 一方で、1999年1月28日生まれの彼は、次のU-20W杯を目指すU-18日本代表の対象年齢でもあるため、11月4日から8日までモンゴルで開催されていたAFC U-19選手権予選にU-18日本代表の一員として参加。コンディション面を考慮して、出場時間こそ短かったが、第2戦のシンガポール戦、最終戦のタイ戦に途中出場し、3連勝で来年のAFC U-19選手権出場権を手にした。 プロ1年目でいきなり鹿島の注目選手になった18歳。 鹿島に年代別代表にと、これからの彼はより忙しくなることは必至で、さらに注目

    高卒1年目18歳にして鹿島の切り札。安部裕葵が持つ「柔軟性ある芯」。(安藤隆人)
    lismo013
    lismo013 2017/11/18