まずは安倍晋三政権の経済政策が克服しようとしてきた「15年にわたるデフレ」というフレーズが人々の心を強く捉えた背景を考えてみたい。政権交代のあった2012年末から数えて15年前というと日本経済が金融危機に見舞われた1997年末である。しかし、97年末以降の消費者物価指数(CPI)と実質国内総生産(GDP)からは「15年にわたるデフレ」に見合う事実を見いだすことは難しい。しばしば、デフレは年数パ
まずは安倍晋三政権の経済政策が克服しようとしてきた「15年にわたるデフレ」というフレーズが人々の心を強く捉えた背景を考えてみたい。政権交代のあった2012年末から数えて15年前というと日本経済が金融危機に見舞われた1997年末である。しかし、97年末以降の消費者物価指数(CPI)と実質国内総生産(GDP)からは「15年にわたるデフレ」に見合う事実を見いだすことは難しい。しばしば、デフレは年数パ
幼児教育無償化、財源めど立たず=35人学級見直し論も浮上【14衆院選】 時事通信 12月9日(火)16時58分配信 自民、公明両党が衆院選公約で教育施策の目玉と位置付ける3〜5歳児向け幼児教育の無償化。政府は2015年度以降、幼稚園や保育所に通う5歳児を持つ世帯から段階的に実現する方針だが、消費税率の引き上げ延期で税収全体が減るため、安定財源確保のめどは立っていないのが実情だ。 「私たちは子育てに頑張る家庭を応援する。幼児教育無償化を進めていく」。安倍晋三首相は9日、岩手県で行った街頭演説でこう強調した。しかしこの日も、これまでも、具体的な対象や実施時期などには言及していない。幼児教育無償化は3〜5歳の全員を対象にすると年に約7800億円、5歳児に限っても年に約2600億円も掛かる大型事業で、安請け合いはできないからだ。
日銀が追加金融緩和に踏み切った。市場関係者もマスコミも予想していなかったタイミングだ。意表を突いた緩和だっただけに円安も株高も急激に進んだが、だからといって、日銀に「してやったり」という高揚感はない。 それもそのはずだ。今回は周到に用意した追加緩和というより、景気に強気だった黒田東彦(はるひこ)総裁が追い詰められた末の決断であるからだ。 はっきり言うが、市場関係者や経済記者に今回の緩和の意味は読み解けない。なぜかといえば、これは景気対策であると同時に、消費税再引き上げをめぐる官邸との政治的駆け引きであるからだ。 まず黒田総裁はなぜ強気だったか。増税論者の総裁としては、増税決定前に緩和すれば景気悪化を認める結果になってしまう。それでは増税できないから弱気論を吐けない。増税が決まった暁には、追加緩和も迫られる。そのときに備えて緩和ダマはとっておく。それが理由だ。 日銀は景気動向だけをみて政策判
選挙戦が盛り上がっていない。民主党は戦う前から政権交代の旗を降ろしてしまった。世論調査では自民党の支持率が民主党をトリプルスコア以上で引き離している。このままなら自民、公明の与党が圧勝し、安倍晋三政権の続投は確実である。これでは有権者の関心を引かないのも当然だろう。 振り返れば、日本維新の会やみんなの党が議席を伸ばした2012年総選挙は「第3極の躍進」が焦点だった。その前の2009年総選挙は民主党が政権を奪取し「2大政党制が到来か」と思わせた。 ところが、いま第3極はばらばらで、2大政党制も望むべくもない。なぜ、こんな状態なのか。出発点は2009年の政権交代である。あのとき、多くの国民は民主党政権の誕生を熱狂的に歓迎した。 当時の民主党マニフェストをみると「官僚丸投げ政治から政治家主導の政治へ」とか「中央集権から地域主権へ」といったスローガンが並んでいる。「各省縦割りの省益から官邸主導の国
与党圧勝ムードが漂う今回の衆院選について、週刊ポスト名物企画「老人党座談会」に集った政界大物OB、村上正邦氏(元自民・82歳)、矢野絢也氏(元公明・82歳)、筆坂秀世氏(元共産・66歳)の3人が歯に衣着せず斬りまくる。 ──安倍首相の突然の解散を受けて急遽、「老人党」の皆さんに集まっていただきましたが、今回は常連メンバーの平野貞夫氏(79歳、元民主)がいません。 矢野:平野先生は生活の党からご出馬ですって? 筆坂:そうなんですよ、わははは。 矢野:笑っちゃいかんよ。 村上:本人は大真面目なんだから。 矢野:当選の暁にはお祝いでもやろうよ。 筆坂:平野さんは大真面目だから困るよな(笑い)。 矢野:まあ、小沢さん(一郎・生活の党代表)との関係もあるんでしょう。 村上:立候補のいきさつは本人から聞いているけど、つまりは小沢さんの気持ちをよくご存じで、今回の解散に際して、及ばずながら手伝おうという
一年ぶりのチャンネル桜。高度な議論で、(おひとり抜かして)かなりかみ合った議論と処方箋を提起しています。ぜひご覧ください。 パネリスト: 青木泰樹(東海大学非常勤講師) 宍戸駿太郎(筑波大学名誉教授・国際大学名誉教授) 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長) 田中秀臣(上武大学教授) 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員) 野口旭(専修大学教授) 司会:水島総 ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/1416562495 http://www.nicovideo.jp/watch/1416562516 http://www.nicovideo.jp/watch/1416562516 youtube動画 https://www.youtube.com/watch?v=LgMiqgExbAQ https://www.youtube.com/wa
最近、若者を中心に訪れている「声優ブーム」。「ラブライブ!」など多くの人気アニメに出演する一方で、音楽活動も並行して行う声優の南條愛乃(よしの)さんに、声優を志したきっかけや仕事の魅力を聞いた。 「授業の発表も恥ずかしくてできないような引っ込み思案。声優になれば、そんな自分を変えられるのかな、と思っていました」 「CANAAN(カナン)」の大沢マリア役など底抜けに明るい女子から、「ラブライブ!」の絢瀬絵里役といったクールな女子まで幅広い役柄を演じる南條さんだが、子供の頃はかなり内気だったという。 もともとアニメ好きだったこともあり、意を決して中学2年のときにオーディションを受け、合格。平成18年のデビュー後、「ロボティクス・ノーツ」「じょしらく」などのアニメに出演し、透明感のある声質や高い演技力で人気を集めてきた。 一方で、音楽ユニット「fripSide(フリップサイド)」のボーカルを務め
最近発表された新聞各紙の選挙予測は、自民党が300議席を超える勢いとなっている。また、yahooがやっている選挙予測は面白い。「Yahoo!検索」データから得票数の推定するものだ。投票率50%台前半でも、自民党300議席と予測されている。 お灸をすえる党首がいない どうも、これだけ、いろいろなソースで300議席という予測結果なので、そうなる公算が高い。 筆者の1ヵ月前の予測では270議席程度なので、その後、自民党の投票する人が加速しているようだ。 こうした動きは、政治学でバンドワゴン効果と呼ばれる。時流に乗る、勝ち馬に乗るという有権者の行動だ。 バンドワゴン効果の逆に、アンダードッグ効果というものもある。いわゆる判官贔屓である。しばしば、1996年の衆院選、2000年の衆院選がその典型と言われている。安倍首相も、自民党の楽勝ムードを戒め、1996年の衆院選をあげて、楽勝の報道が出たが結果と
産経新聞社は6日付で「木村前社長処遇 なぜ二転三転」の記事を掲載しました。この記事中にある江川紹子氏のコメントは、朝日新聞社の木村伊量前社長の顧問就任辞退が判明する前に取材した内容に、その後の江川氏のツイッターの内容を反映させ、江川氏の承諾を得ずに作成したものでした。本来なら、顧問就任辞退が判明した後に、江川氏に再取材をした上で、記事にしなければなりませんでした。 今回、外部から指摘があり、事実関係を調査した結果、記事を取り消すとともに、紙面でおわびする必要があると判断しました。ご迷惑をおかけした江川氏、関係者と読者の皆様におわびいたします。
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