オリヴィエ・メシアン・エディション(25CD) 20世紀フランスの作曲家、オリヴィエ・メシアンは、豊かな色彩を持つオーケストラ作品によってよく知られています。一方でメシアンは、神学者ならではのカトリシズムを感じさせる作品を数多く書いたことでも有名で、60年以上も教会オルガニストとして活躍、高度な即興演奏と宗教音楽の作曲もおこなっていました。メシアンはまた、鳥の声にも絶大な関心を持ち、鳥類学者として世界中の鳥の声を採譜して作品に取り込み、また、「リズムの創作家」と自ら称し、インドやギリシャなどのさまざまなリズムを研究、作品にも反映させてユニークな世界を構築しています。 この25枚組ボックスは、EMI、Erato、Teldecの3つのレーベルで制作された、自作自演も含む、メシアンの代表作品をまとめたBOXです。 メシアンの2度目の妻で、彼の作品の良き理解者であったイヴォンヌ・ロリオによるピアノ