村上陽一郎・元日本学術会議「科学基礎論」研連委員長「昔の日本学術会議は特定の政党に支配されていた。自民党政権が正常化させた」「今回の件で、学問の自由を奪われた人は一人もいません」~ネットの反応「これはマスコミが仲良くスルーする事案」 学術会議問題は「学問の自由」が論点であるべきなのか? ─ 村上陽一郎 日本学術会議次期会員の推薦候補の一部を内閣が任命しなかった事について、出発点から、「学問の自由の侵害」と捉え、糾弾するのが新聞輿論のようです。 一部の学者や識者層も、その立場で動こうとしているようです。 しかし、客観的に見れば、この主張は全く的外れであることは明瞭で、間違いの根本は「現在の」日本学術会議に対して広がっている幻想、あるいは故意の曲解にあります。 日本学術会議はもともとは、戦後、総理府の管轄で発足しましたが、戦後という状況下で総理府の管轄力は弱く、七期も連続して務めたF氏を中心に