EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
前回のおさらい 前回、「せっかく会議を開いたのに結局何も決まらずに終わってしまった」というシチュエーションで多くみられる5つの準備不足について触れました。 会議の目的が不明確 参加者を厳選していない 会議の開催時間が良くない 会議会場が良くない 資料が適切ではない 「なるほど、その通りだ」と思える人もいれば、「そんなことにも気を配らなければいけないの?」と疑問に感じる人もいると思います。そこで今回は、これら準備不足の中身を掘り下げて考えてみましょう。 会議は目的によって4つに分けられる! 最初にハッキリさせておきたいのは、会議にも種類がある、ということです。OSが複数の種類に大別できるように、会議も複数に大別して考えることができます。 例えば、OSをUNIX/Windows/Linuxと3種類に分けるとき、あなたは何を基準にしてこれらがカテゴライズされたと考えるでしょうか。私なら、システム
物質メディアから情報メディアへ 情報と対置されるのは物質。MITのメディアラボ創設者・初代所長のN.ネグロポンテ教授の著書「ビーイング・デジタル―ビットの時代」では、情報の最小単位の「ビット(bit)」と物質の単位「アトム(atom)」を対立させ、違いを論じています。1995年の出版当時、将来の経済、文化、社会生活が、触って感じられる物質から、瞬時に全世界で共有できる情報を基盤にしたものに変化することを予言した書籍でした。 写真は、物質メディアから情報メディアへの変化を象徴する存在です。銀塩という分子(原子の集まり)がメディアだったのが、ビットの集まりとなりました。これは、撮影したオリジナルのことです。紙のプリントという複製品には、今でも似た技術やメディア(紙媒体)が用いられていますが、撮影直後のオリジナルがネガやポジ(スライドフィルム)から、電子ファイルに置き換わりました。これほど端的に
野球は9人ではできない〜マネジメントの必要性 野球は何人でやるものでしょうか? 9人と答える人が多いように思います。確かに野球のプレイは1チーム9人です。しかし、それ以外にも審判がいて、コーチがいて、監督がいて、と、草野球でもない限り9人で野球はできません。 システム開発も同じです。時々、プログラマーを集めればシステム開発が出来ると思っている管理者がいます。確かに給与明細のコメントを1行追加するだけならそれでできるのですが、ある程度の規模があるシステムを構築するとなると、これは、プロジェクトマネジメントが必要となります。監督や、コーチにあたる人が必要になってくるわけですね。 さて、野球では、2塁にランナーがいたとして、ライトにヒットが飛んだ場合、2塁ランナーは後ろから来る球が見えませんから、3塁コーチの指示を見て、3塁に止まるか、ホームに突撃するか判断するわけです。 システム開発でも同じよ
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